表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/48

第36話 波の悪戯

映画に行った日から数日後


俺は山岸さんと天宮駅で待ち合わせをしていた。

そう、今日は海!


「おはよー☆暑いねー!」


山岸さんは麦わら帽子に白いワンピース、貝殻の着いたサンダル姿でキラキラとした笑顔を浮かべて現れた。


「お、おはよう!」


山岸さん、本当にどんな服も似合うんだな。

いつもとはまた違った服装に思わず見とれてしまった。


「じゃあ行こうか☆」


俺たちは電車に乗って海を目指した。

電車で1時間ほど移動すると目的地に到着した。


夏の日差しが眩しく、水面がキラキラと光っている海を見て山岸さんははしゃいでいた。


「じゃあとりあえず着替えよっか☆」


「そうだね!」


俺たちは更衣室に向かった。

山岸さんの水着って、あの時、ネットで買ってたやつだよな。

俺は期待に胸を膨らませた。


数分後、着替え終わった山岸さんが更衣室から出てきた。

山岸さんは白いビキニに身を包み、その姿は夏の日差しに映えていた。


「じゃーん☆どうかなー?」


「うん、すごく似合ってる…か、可愛いよ…」


俺は想像以上の迫力に圧倒され、目のやり場に困った。

あまりにも可愛すぎる山岸さんを直視できなかった。


「あー!悠真照れてるー!wでも、嬉しい!ありがと☆」


その時、山岸さんのお腹が鳴り、山岸さんは慌ててお腹をおさえてチラッと俺の方を見た。


「先にご飯食べよっか?」


「うん///ごめん…」


照れてる山岸さん、めちゃくちゃ可愛い。


俺たちは海辺のレストランで昼食をとりながら、海の景色を楽しんだ。山岸さんの笑顔が、海風に揺れるパラソルの下でさらに輝いて見えた。


食事の後は、パラソルを借りて浜辺で話をした。

それにしても山岸さんの水着姿は何度見ても慣れない。


「あ、ボール持ってきたから海で遊ぼっか☆」


そんな提案をしてきた山岸さんはとても可愛らしかった。


「うん!いいよ!」


俺たちはボールを持って少しだけ深いところまで海に入った。


「ねえ悠真は海好き?」


「うーん、どうだろう…考えたことない!」


「何それwじゃあ、今日はー?」


そんなの最高に楽しいに決まってる。

俺が口を開こうとした、その時


「きゃー!」


突然の波が山岸さんに襲いかかり、山岸さんが溺れかけた。


俺はすぐに山岸さんの手を取り、力強く引き寄せた。


「山岸さん、大丈夫?」


山岸さんは驚きながらも、俺に抱きつき安心した表情を浮かべた。


「ごめん、ありがとう…」


その瞬間、距離が一気に縮まった気がした。

山岸さんの体温を感じながら、ゆっくりと浜辺に戻った。


「大丈夫?怪我はない?」


「うん。大丈夫。ありがとう。」


心臓の鼓動がまだ速い中、海の静けさを楽しんだ。


「悠真、すごくカッコよかったよ!」


「いや、急だったから俺も必死で…でも何もなくて良かった。」


俺は山岸さんの言葉に戸惑いながらも、そう答えた。


「あ、ボール!」


二人で海を見つめると、かなり遠くにスイカ柄のビーチボールを見つけた。


「あー、あれはもう取れないねーw」


「そうだね…」


安心し切ったせいか、二人で顔を見て笑い合った。


しばらくして日が沈み始めた。


「見て悠真!夕陽が綺麗ー!」


「本当だね!」


沈んでいく夕日が水面に反射し、少し目線を上げると空が段々と青くなり星空が輝いていた。


「ねえ悠真。この景色、この前見た映画の最後に似てない?」


「確かにこんな感じだったね!」


映画では最後、二人は結ばれたんだよな。

現実、そんなに上手くいかないよな…ってか、また始まってもないか。


「あの、山岸さん!もしの話だよ?もしも、、、」


その時、山岸さんのお腹が再び鳴った。


「悠真、ごめん…お腹すいちゃった///」


「そ、そうだね!ご飯食べに行こうか!」


少しだけ肌寒い潮風に打たれながら俺たちは更衣室に向かった。


「悠真、さっき何か言おうとしてた?」


「あ、あー、何だっけ?忘れちゃったから思い出したら言うよ!」


今更、恥ずかしくて言える訳ない。

告白はしばらく無理そうだ。


今回ばかりは山岸さんの空腹に助けられたのかもしれない。


着替えた後は山岸さんの希望で地元に戻ってから食事をすることになった。どうしても行きたいところがあるらしい。


帰りの電車の中、二人とも疲れ切っていて会話がいつもより少なく感じた。


いつの間にか、うたた寝してしまったらしく目を覚まし、慌てて山岸さんの方を見ると、山岸さんは俺に寄りかかって寝ていた。


山岸さんの寝顔はとても可愛くて天使のようだった。

その時、山岸さんが小さな声で何かを呟いた。


「…ま、だ…すき…」


寝言のようだったがうまく聞き取れなかった。


その時、車内アナウンスが流れた。


「次は天宮駅ー天宮駅ー、お出口は右側です。」


アナウンスの音で山岸さんは目を覚ました。


「あれ?あ、電車か、悠真おはよー!」


山岸さんは寝ぼけてながらニコッと笑った。


電車を降りた後、向かった場所はラーメン屋だった。


「行きたいところってここ?」


「うん☆ラーメン屋さんあんまり行ったことなくて!」


こうして、夕食はラーメンに決定した。

初投稿の作品になります。

社会人をやりながらの投稿なので不定期になりますが、最後まで書き上げられるように頑張ります。


いつかは書籍化やアニメ化なんて夢も見ていますが、素人なので温かいご意見だけでなく、厳しい意見もいただけると嬉しいです!


オリジナル作品ではありますが、その時に見ている漫画やアニメに影響されてしまうこともあると思います。すみません…


これから一生懸命書いていくので、読んでみて少しでも続きが気になったらブックマークや評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ