小説やエッセイの数表記は【算用数字】か【漢数字】かどちらがいいのか。
よければ最後までお読みください!必ず参考になります!
はじめましての方ははじめまして!どうも小町レンと申します!
今回は小説の数表記について、何が正しいのかを考えていこうと思います!
突然ですが、小説の数表記って悩んだことありますか?
私は今、異世界小説を執筆させていただいているのですが、この数表記についてとても悩まされていました。
例えば、小説の中で、「ここって615階じゃん!」と、算用数字で打つとします。しかし、同じ小説で出てくる慣用句や四字熟語などでは「つまり一石二鳥って訳か……!」や「一つ提案がある」など、漢数字で打つことが多いでしょう。十人十色を10人10色とか見栄え悪いですもんね……
そこで、小説では算用数字を使うべきか漢数字を使うべきか、私が沢山の執筆者さんから聞いた内容を個人的にまとめてみようと思います!
なお、このエッセイは絶対に正しいというわけではないので、あくまでも参考としてお読みください。
そもそも、小説の数表気について特に決まっていることはありません。だから悩むんですけどね(笑)
最初に漢数字にしたほうが見栄えがいいものを例として紹介します。
_______________________________
例
大きな数字の単位(万や億など)
言葉としてある専門用語(正三角形や一時的になど)
慣用句やことわざ(一石二鳥や十人十色、石の上にも三年など)
漢数字で意味を持つ言葉(八の字型など)
固有名詞(一郎や六本木など)
___________________
以上の五つです。(これ以外にあったらすいません…!)
普通に考えて正3角形や6本木なんて表記しないですし、大きな数字も35億を3,500,000,000なんてしたらただ読みにくいだけです。
次に算用数字でないといけない文についてです。これについてなんですが、公的文書だけは算用数字を使う
という決まりがありますので、もし、小説等に出てくる場合は算用数字表記にするといいでしょう。
このことから、小説に統一感を持たせるなら【漢数字】のほうが良いかと思います。小説は縦書きの状態で見られることもあるので、そういう点でも漢数字のほうが見やすいかと思います。
あとこれは賛否両論かもしれませんが、六百五十万円 と漢数字で書くときは 六五〇万円 と0の代わりに〇を使って表記すれば縦でも横でも見やすいのでは……と思います!
もう一つの表記パターンとして、漢数字の中に算用数字があるととても目立ってしまいます。なので、それをうまく生かして強調したい数は算用数字にするという方法もあります。実際にとある人気小説では階層とステータスなど、話で重要となってくる数のみ算用数字で表記されていたりします。
小説でなく、このようなエッセイの場合であれば算用数字の表記もありだと思います。
もう一度言いますが、これはあくまで私が沢山の方に尋ね、調べて至った答えなので、絶対に正しい訳ではありません。一つの考え方として参考にしてもらえたらと思います。
お時間ありましたら私の執筆している小説、『異世界ニート』∼転移したら幼い女神達と旅に出ることになった件について∼も読んでいただけると嬉しいです!
お時間とっていただきありがとうございました!