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転生事件 ~女子高生が集団で異世界転生しました~  作者: りりちん
第一部 生まれたよっ!
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第16話「集会です」

 セントラルな公園にきました。

 もちろんママといっしょにですよ?

 わたしがひとりできたっておもったでしょー。

 ざーんねんでした、ですね。


 わたしだけじゃありません。ベイビーズたちはみんな、おひとり様でくることなんてできないです。

 だから、ベイビーズの数だけママーズもいるんですよ。


「へえー、テトラさんとこのクゥちゃん、もう歩けるんですか?」ママがクゥちゃんのママにきいています。

 クゥちゃんはわたしよりもお姉さんですから、歩けるようになったのですね。つまりは、大人のベイビーズです。おっきくなってませんけど、われわれベイビーズの中では大人なのです。


 でも、残念無念なことに、クゥちゃんはピキーンしないベイビーなので、わたしと頭の中でお話することができないんです。

 クゥちゃんは、わたしの前のお友達ではなくて、わたしの今のお友達なんです。

 セントラルな公園に集まったベイビーズは6人いるんですけど、その中に前のお友達はひとりもいませんでした。


 ミリナちゃんも、ミリナちゃんのママもきていません。

 わたしはあれからミリナちゃんに会っていないので、また会いたくて会いたくてめめしくてめめしくてツラいんです。

 女の子なのでめめしくて、ツラいんです。


 だからたまに、ママに向かってミリナちゃんに会いにいこうって言うんですけど、ママには通じなくてめめしくてめめしくて、ツラくなっちゃうだけなんです。女の子なので、めめしくてツラくなっちゃうんです。


「だーう!」わたしの近くにきた男の子ベイビーズがなんだかえっちぃな感じで、わたしのからだをおさわりしました。


 目がえっちぃで、さわりかたもえっちぃでした。


 なのでわたしはやめておくれって言ったんですけど、男の子ベイビーズには「やぁーう!」ってしか聞こえなかったし、もちろんママにも男の子ベイビーズママにも伝わらなくって、わたしと男の子ベイビーズのきょりはちかいままでした。


 やだなーって思うけど、誰もわたしがやだなーしてることに気がつきません。

 だからわたしは、やだなーしてるってことを伝えるために、もう、さいごのしゅだんをやりました。


 大泣きして、大お漏らししてやりましたのよ。


「あぎゃーぶぅぅぅ、おええうあー!」


「あっ、わっ、どうしたユフィ━━のわっ、こりゃ大お漏らしだわ……ごめんなさい、わたし抜けますね!」ママが慌ててセントラルな公園からとんずらします。やさしい天使の履き心地オムツはおうちにいかないとありませんので、これでお帰りあそばすことができます。


 やりましたよ。わたしの大しょーりなのです。


 かはんしんはぐちゃぐちゃだけど、あのままいやらしベイビーのえじきになるよりかは、ひゃくおくまんちょうばいくらいマシなんですよ。

 オムツは替えればいいだけですけど、せくはらされたら取り返しがつきませんからね。


 おさわり以上は、やらせないんです。


 わたしはあんないやらしベイビーズではなくて、ミリナちゃんと会いたいんですってばよ。

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