9-3
「馬鹿アルス!!」
「え?」
右足の拘束を解いている途中に言われた言葉にアルスは目を真ん丸にさせ驚愕する。
「お前のせいで全身傷だらけなんだけど!!」
「何で?」
クレアの言葉にまったくというほど思い当たる節の無いアルスは首をかしげる。
その態度にさらにクレアの怒りを煽った。
「ならなんで僕の体に見に覚えの無い傷が出来てるの!?」
「あ、それは…」
拘束を解き終わったアルスはまじまじとクレアへと視線を向ければ顔の方が傷だらけであり尚且つ、その右頬には横一線の傷ができていた。
その傷以外に擦り傷、何故か軽度の火傷があり、火傷はチラリと制服の合間から見える腕にまであり、ここでようやく何かを思い出す。
「なんか、火弾に当たったような…」
「そ、れ、だ、よ!!それに決まってるじゃないか!!」
ようやく自分の傷が契約によってクレアに移転していた事を知る。
「でもなんでだろう?普段なら行かないのに??」
「お前、一箇所ならまだしも全身の火傷を舐めないでよ。てか、痛くなかったの?」
「痛さのあまり動きに支障出たっていうのに」というふてぶてしい言葉にアルスは首をかしげ、
「痛くないよ、というよりも怪我してるなんて思ってなかった」
「はぁ?」
あまりの言葉にスットンキョンナ言葉を上げるもすぐに聞こえてきた爆発音や金属音に「この話は後」とクレアはアルスの手を引っつかむように手を掴む。
「魔力を少し貰うから」
「いくらでも」
宣言どおり、クレアはアルスの魔力を貰う。
体に広がるアルスの魔力を感じると同時に、先ほどまであった傷や火傷、右足首の痛みも徐々に和らぎだす。
「うん、全快」
「それは良かった。はい、クレア」
渡されたのはこけた時に飛ばした白い弓であった。
「いつのまに」と苦笑を漏らしながら弓を受け取る。
「じゃぁ、僕らも再戦と行きますか」
「そうだね。俺もあの豚をヤらないと気がすまない」
アルスの物騒な言葉を遮るように聞こえてきた雄叫びに二人は視線を声のほうへと向ける。
+*+*+*+*+*
「何だろうね…思ってた以上にように混戦気味?」
その言葉にエーデやカメーリエ、ヴァルトもまた頷く。
だが、他の観客達は楽しいのだろう、歓声を上げたり腕を振り上げたりと大騒ぎであった。
「というか、もうそろそろ決着が付いてもいいと思うんだが」
「そうよね。Sクラスのリーダーの子。回復魔法使うほどの怪我を負ったって言うのに」
鳴らない試合終了の笛に二人は疑問を浮ぶ。
「まぁ、しょうがない。Sクラスはその学年の優秀な生徒の集まりだからねぇ、Dクラスなんかに負けさせたくないんだよ。こんな公の場で」
後ろから聞こえてきた声に私以外の三人が振り返る。
「何しに来たんですか?ヴァール」
視線をグラウンドから外す事無く話し出せば、ヴァールは「つれないねぇ」と笑う。
「マーレ、あの変なお面の奴知り合いか?」
「いいえ違います」
「嫌々、幼い頃からの付き合いだろう?」
きっぱり言い放てば、ヴァールは笑いながら私の言葉を否定したことに、少しイラっとしてしまった。
「冗談はさておき、本当に何しに来たんですか?」
同様を示さず変らぬ声音で話し出したヴァールは私に「ちょっとしたお願いしに来たんだ」と答える。
その言葉に眉間に皺が寄ってしまった。
「そう、結界を張るのを手伝って欲しいんだよね」
「結界?何故私が手伝わないといけないのです?」
「大陸屈指の魔法学園には結界が張れる教師はいないのですか?」と質問を返せば、少しうめき声を漏らしながらヴァールは黒髪を掻きながら視線を教師側の観客席へと向ける。
つられるように視線を向ければ教師側は楽しそうに雑談をしていた。
「あいつ等、今の状況をまるっきり分かってなくてな。そろそろSクラスが本気出しそうになってんだわ」
「それがどうした…」
唐突に聞こえてきた雄叫びに観客席からの歓声が無くなり、雄たけびをさせたほうに視線が一斉に向けられる。
グラウンド、Dクラスの陣地内で暴れていたSクラスの生徒の体が見る見ると大きくなり、その体を包むかのような茶色の体毛に包まれ出す。
その姿に誰もが悲鳴を上げ出す。
「ヴァール!!もしかしてあの生徒!!」
「そうなんだよねぇ。幻獣族でね。他にも色々と」
再び聞こえてきた雄叫びに観客席から聞こえる悲鳴を漏らすも誰一人逃げようとはしなかった。
否、その醜い姿に、声に、体が全く動けなかった。
「で、協力してくれるよね」
その後に、私にだけ聞こえる声で「じゃないと困った事になるよ」と呟く。
「…分かった。けれども知っているとおり私は防御魔法しか出来ない」
「目隠しだけで十分だ、後は生徒達に何とかしてもらおう」
「ちょ、ちょ、二人とも何がなんだか!?」
私達の会話の内容に全く付いていけれなかった三人を代表してかのカメーリエが震える声で聞く。
「あ、説明は後でヴァール」
「ここで結界を張る」
もうすでに準備をしていたのか、ヴァールが取り出した魔石を基盤に発動される結界。
『私の氷は全てを凍らせる』
その結界の表面を触れればその端から凍りつき出す。
幾度と無く凍りつく表面は次第に中心、観客席の目からグラウンドを隠していく。
全て隠しきれた事により、再び漏れ出す声、泣き声。
だが、音のみは遮断する事はできず時折聞こえてくる雄叫び、破壊音に観客はその身を震わせた。
+*+*+*+*+*
目の前で変化していく体に誰一人動く事ができなかった。
そして巨人と化したアンシュのその姿は醜くどの姿を見たSクラスの生徒が小さく悲鳴を上げる。
その口から叫ぶ雄叫びは不気味であり誰しもが恐怖を抱く。
「あ、な、何あれ…」
変わり果てたアンシュの姿にテトは恐怖しその場に腰を向かす。
それは、現状ではあまりよろしくなかった。
何せテトを狙うかのように振り上げられるは、アンシュ同様に巨大化した両頭斧。
「っっっ」
閉ざされた瞳。
だが訪れた衝撃は上からではなく横からであった。
「テト先輩、目を閉じたって何も変りませんよ」
真っ暗な視界から聞こえてきた声。その声にテトは閉じていた瞳を見開きその人物を見る。
「えぁ、クレアにアルス、どうして?」
「どうしてって、可笑しな事を言いますね」
テトの言葉に笑いながらクレアは観客席へと視線を向けながら「ヴァール先生とマーレ達が結界を張ったようです」という声でようやく観客席に結界が張られている事に気がつく。
その結界は不透明であり観客席にいる人達の姿を隠していた。
「さてと、あの巨人を倒しましょうか」
「え、はぁっっ!?」
クレアからの言葉にテトは驚愕の声を漏らす。その声に対し、反応するかのように再び振り下ろされた両頭斧を避ける。
「何をそんなに驚く?」
「嫌、だって!?あんなの倒せないよ!!」
アルスからの問いにテトは声を震わせて言う。
「無理なら、邪魔にならない所に退避してよ」
「え、何ッッ‼」
興味を失った瞳はアンシュへと視線を移す。
「まぁ、僕等はあれと対戦してくるのでテト先輩は非戦闘員の避難をお願いしますね」
そう残すように二人はアンシュへと向かう。
「何で、何で立ち向かえるの?」
二人と入れ替わるように、前衛に行っていたアルマ達が駆け寄ってくる。
「ちょっっ!!」
「行かせて良いの!?」
グーテとテーゼの言葉にテトは体を震わせる。
「テト先輩、あの二人は何と?」
「あ、非戦闘員の避難を…」
その答えにレレスは少し考え、「なら、先輩方は避難誘導をお願いします。私はあちらに行きますわ」とそう残し走り出せば、
「え!!僕も」
「私も行く!!」
先ほどまで前線で走り回っていたはずの双子もまた新しい敵を見つけたが如く走り出す。
「テトはどうするです?」
「僕は、その…」
迷うテトの言葉にアルマはタメ息を零し、
「まぁ、誰かがこっちを担当しないといけないがな」
「あ…」
誘導されるようにアルマの視線の先を見れば今だ膠着しているSクラスの姿が映った。
そのせいか、クレア達の攻撃は小規模のみ。
これではダメだ。
「…う、うん、そうだよね…後輩に頼ってられないよね…」
ゆっくりと上げられた視線。その瞳が何を言いたいのかを理解したニーアとアルマは頷くように走り出す。
クレア達にアンシュの気を引いてもらっている間にテト達は二年Sクラスを戦闘区域、次に戦闘区域になりそうな場所から避難をさせる。
最初は、抵抗する者もいたが攻撃の流れ弾による被害を目撃し、現在はそれが嫌で自ら動く者も出始まる。
「これなら…」
避難状況を確認したクレアは今、アンシュの体を足場にし、攻撃をしているアルスに対し精神感応を使用し会話をする。
『聞こえる?』
『……どうした?』
数秒の間が開くもアルスからの返事が返ってくる。
『“凪”を発動させるから時間稼ぎをお願い』
『…いいのか?』
アルスからの問いにクレアは苦笑を漏らす。
『時間が無い。すぐに終わらせる為なら僕の種族なんてそうたいしたものじゃないよ。だから後を頼んだよアルス』
その言葉を合図にクレアはすぐに魔力を、想像を練る。
それをアンシュが振り上げる両手を避けながらアルスは確認する。
「ねぇ、ねぇ、アッ君」
「こいつをどう倒すのっっと」
後から参加してきたテーゼとグーテは少し危なっかしくも攻撃を避けつつもアルスに話しかける。
二人の言葉にアルスは少し考え、
「クレアが今から弱体化の魔法を発動させる。その後、こいつを叩く」
「弱体化の魔法?クーちゃんそんな魔法っと、出来たっけあぅっっ」
「そうそう、わぁっ!?危ないな…クーちゃん曰く闇属性は制御できないって」
「…最初の頃よりは使用できるようになっている…」
その後に言葉を紡ごうとした時に感じた清んだ魔力に誰しもが口を閉ざしそちらへと視線を向ける。
魔力の気配を感じたのは三人だけではなく、魔力に鋭い精霊族、魔族の面々、感覚の鋭い獣族、そして微かながらまた魔力の気配を感じられる人族であった。
『この影は凪と化し全てを静かに繋ぐ』
詠唱の一説。
それを唱える当時にクレアが立つ地面を中心に発動された魔法陣、だが、魔法陣が浮かんだのも一瞬。
すぐに魔法陣は地面と同化し消える。
『その表面は鏡のように 揺れる事なく静かに 時を過ごす』
淡く光り出す影は、クレアを中心に円状として進み、それはまるで波の様であるものの音も無く、いつの間にかそれは全体に広がる。
「さぁ、凪の時間だ」
その言葉は詠唱ではなくただの言葉。
だが、それを合図にするように全ての影がまるで水の表面のように輝き出す。
それは美しく、なおかつクレアの背後から出現した黒い四枚羽に驚愕し体を動かす者はいなかった。
ただ二人を除いて。
一人は、その巨体を駆使し右腕に持っていた両頭斧をクレア目掛けて振り下ろす。
「なぁっっ!!」
「危ない!?」
「間に合わない!!」
すぐ近場にいた双子、レレスは体を動かすも何故か体は重く普段どおりの速度が出せれなかった。
それもそのはずだ、それが凪の効果なのだから。見た目は綺麗でも、体を動かした時に感じる自身の身体能力の低下を、だからなのかアンシュの攻撃も最初のように切れは無く鈍いものであった。
だからと言って、クレアはその攻撃を避ける事はなかった。
否、避ける事ができなかった。
凪は発動させ持続させるまでには出来た。
だが、そこまでしかできていなかった。
今、少しでも凪から意識を外せば凪の効果は解けてしまう。
例えそれが少量の魔力で発動させていた変化の魔法も同じく。
だからクレアは発動する前にそれを解き、凪へと全身神経、全魔力を集中させる。なにせ発動だけでも多くの魔力を消費させるこの魔法を、連続で使用する事は今のクレアには出来ず、この凪を保つ為に防御も、動く事さえも許されなかった。
だから、頼んだのであった。
響く刃と刃の音。
「軽くなっているぞっっ!!」
全体重をかけアルスはその刃を押し返す。
押し返された事により後方へとよろめくアンシュ。
そのよろめきはその近場にいた三人にまで被害が訪れ「ちょぉっ!?」「回り確認っっしてよ!!」「雑ですわ!!」と各々、ギリギリで回避するも、着地は失敗し見事に尻餅や顔から着地する者が出るもアルスは気にせず、その刃先を体勢を立て直そうとしているアンシュへと向けるではなく、クレアの目の前に突き立てる。
その唐突な行動に誰しもが驚愕し口を開くも、言葉を発したのは周りを絶句させた当人であった。
『幾多の戦いを乗り越えた剣よ 我が元に来たれ 来たれ 再びその刃に敵の血を注ごう』
地面に浮かび上がる魔法陣。
それは先ほどのクレア同様に消えることは無くその場に止まる。
だが、アルスは今だ動く事無く、集中する。
何せ、出現している魔法陣は通常よりも小さく、アンシュをその中に治める事ができていない。
魔法を、身体力を弱体化させるクレアが発動させている凪に対し、アルスは口角を上げ、普段以上にその魔法に、召喚魔法で使用する魔力をさらに膨らます。
それによって誰もが悲鳴を。
声を上ずらせるような悲鳴を上げる。
何せ、今、アルスが一つの魔法にかける魔力量は尋常ではなく、通常の者ならば命を落とすものも出てしまうだろう。
神の加護を、現在進行形で加護を受けているから出来る事であった。
その魔力量に誰しもが恐怖し、上ずった声を漏らす者もいた。
短い期間で同じクラスで、同じ屋根の下で暮らしていた者でさえその異質さにその身を震わせる。
そして本来それを向けられているアンシュさえも一歩後退させるほどであった。
「始める」
「な、何なんだ…これは…」
目の前で繰り広げられている攻撃にフェアは言葉をもらす。
呟かれた事はフェアだけではなくその場にいるもの全員が思っているだろう。
浮かび上がる魔法陣内をアルスとアンシュは動く。
否、その魔法陣から出ることが許されないかのごとくアルスはその魔法陣から召喚させる幾数の剣を使用しアンシュを圧倒させる。
何よりも、アンシュが自身にかけている魔法を弱体化させているクレアもまた集中を切らす事無く今だ魔法を持続させていた。
「あっっ!?」
ガンッと大きな音と共にフェアの上空が陰る。
誰しもがそちらへと視線を向ければその影の正体はアンシュが持っていた両頭斧であった。
悲鳴を上げる暇も無く落ちてくる武器に、誰もが逃げ惑うもその丁度下にいるフェアは可哀想な事に逃げ遅れた。
だけれども、
「何をしているのですか?」
「あ…」
真上から聞こえてきた声と同時に、自身の体が空中にいる事に気がついたフェア。そして、今の体勢もまた理解し顔を赤面させる。
「なぁ、なぁっっ!?」
「何もヘチマも無いですわ。Sクラスのリーダーである貴方が、私よりも先輩が何を逃げ遅れているのです」
横抱きで抱えられているフェアは恥ずかしさのあまりに言葉が出ず、ただただレレスの顔を見る。
赤面させるフェアに対しレレスはその真顔を崩す事無く、少し離れた場所、ウンファルがいる場所に下ろされる。
「ここなら安全ですわ」
「あ、っっ」
振り返るレレスに言葉を出すために開いた口からは言葉にならない音が出る。
それに対しレレスは一瞬だけそちらへと振り返り、
「助けられて何かを感じたのですなら自身のクラスぐらいまとめて見なさい」
その言葉を残しレレスは避難活動へと戻る。
現状はアンシュとアレスの戦いとなっている戦場は周りの被害など考えずに詠唱無での魔法を発動させあいその流れ弾から他の者を守る為にDクラスの面々は動く。
防御魔法で、攻撃魔法で、妨害魔法で、結界で、それぞれの分野で活動しているのに対しSクラスは何をしている?
驚愕と恐怖で誰一人動く事ができず、人任せにしている。
最初に動かなければいけず、見本とならないといけないSクラスが劣ると見下していたDクラスに守られている現状にフェアはようやく気づく。
「ウンファル、私達も動くぞ!!あれの暴走は私達のクラスの責任。他の者に任せてはいけない」
その言葉はウンファルだけではなく、その周りにいたSクラスにもまた聞こえた。その者達は頷き、動き出した。
「さっさと倒れろ、デカブツが」
両手に持つ剣で攻撃を放てばアンシュは両腕で防御する。
防御した腕は多少ながらも筋肉を活性化させ血を止めているのか深々と斬ったがその腕から零れる血は少量であった。
だが、痛覚があるために押さえる事無く悲痛の叫びを漏らす。
叫び声をまじかで聞いたアルスは足を踏み外し落下する。
それを逃さなかったアンシュは右足でアルスを観客席下の壁へと蹴りつける。
防御を取るが空中ではそれほどうまく行かず前と後ろからの衝撃に思わず息が詰まり、地面へと崩れ落ちた時に数度咳き込む。
内臓にまでダメージが行っているのかその堰に血も混ざっていた。
「ぐっっあっっ」
聞こえてきた、押し殺したような悲鳴にアルスは反射的にそちらへと視線を向ければ、契約によってダメージがクレアへと移行したせいで先ほどアルスがダメージを受けた胸と腹部の中間当たりを押さえこんでいる姿がうつる。
ぐおおぉぉぉおおおぉぉと解き離れたような叫びと同時に身が軽くなるのを感じ、クレアが発動していた凪が解けたことが分かった。
それに対し、アルスは自身の失態に舌打を零す。
だが、クレアの魔法が解けた事によって自由になったのはアンシュだけではなった。
「アンシュを取り囲め!!」
動き出す空気にアルスはそちらへと視線を移せば、戦闘区域外にいたSクラス9名がそれぞれの武器を持ちアンシュを取り囲む。
『光の精霊よ どうか我らに御身の加護をお貸し下さい』
『魔を払う力をこの剣に宿らせたまえ』
ハクレンとクーアによる詠唱。
それに合わせる様に精霊族の者もまた詠唱を唱える。
唱えられ二人の上空に出現する二つの魔法陣。
その魔法陣から四本の光の剣、計八本の光の剣が出現する。
アンシュもまた魔法が完成するのを指をくわえて待っているわけ無く、妨害をする為にボロボロのその両腕を振り下ろすも、他の者による防御魔法や攻撃によって全て弾かれる。
『浄化の剣ライニングングフォンシュヴェーアト』
彼女らが持つ武器がアンシュへと振り下ろせば上空に浮いている浄化の剣もまたアンシュへと向かって落下する。
落下の衝撃によって土煙がたちこむものの、土煙が晴れた時そこにいたアンシュは元の姿へと戻っていた。
.
2019.10.04:本編修正・追加




