第1話 なにそれ怖い
初めての投稿です、よろしくおねがいします
「はい、お電話ありがとうございます
デリバリーヘルズ、ヘブンゲートです」
「・・・あっあの・・・ホームページ・・・見たんですけど」
「はい、ありがとうございます、ホームページを見ていただいたのですねですね!
ただいま、キャンペーン中でして指名料無料と10分サービスさせていただいております。
60分コースからキャンペーンの対象にさせていただいております。
女の子はもうお決まりですか?
今ちょうど当店一押しのイチゴちゃんが丁度あいております、駅近くのホテルでしたら
すぐに案内いたしますが」
「・・・あ・・・じゃぁその子で」
「はい、ありがとうございます、コースはお決まりでしょうか?」
「えっと・・・60分で」
「はい、60分ですね、オプションなどもございますがいかがいたしましょう?」
「・・・いいです」
「ではご予約のお名前よろしいでしょうか?」
「えっと・・・」
「本名でなくても構いませんよ」
「あっ・・・そういうものですか・・・じゃぁ近藤で・・・」(近藤君ごめん・・・)
「はい、近藤様ですね、承りました
では60分コースイチゴちゃんでキャンペーン中なので70分1万5000円ですね
ホテルにはもういらっしゃいますか?」
「・・・いえ」
「そうですか、ではホテルにおつきになったらご連絡ください、
何時ごろになりそうですか?」
「すぐ行きます・・・」
「かしこまりました、それではお電話お待ちしております
失礼いたします」
ツーッツーッツーッ・・・
勢いで、デリヘル呼んでしまった・・・電話を切ったとたん心拍数を次第に大きくなっていく
感覚が少年を襲う、彼の名は近藤・・・もちろん偽名、本名は荒神 猛25歳童貞フリーターである
彼がデリヘルを呼ぶきっかけになったのはコンビニバイトの同期、近藤のせいである
「お~い、荒神~もう上がり?」
「うん、近藤君は?」
「今日は朝までだよ、いやだね深夜はさ、変な奴くるからな」
「あ~あのう○い棒さんね」
「そうそう、深夜にう○い棒を買い占めて行くやつな
別にそれだけならいいけど、外で食い散らかすからな~」
「そうなんだ、僕まだ見たことないからな~
その人何してんの?」
「あ~なんか隣の方ににラブホあるじゃん
その入り口ちらちら見てんのよ、で、たぶんデリヘル嬢見てるんだと思うよ
たまに、車待ちの女の子に声かけてるみたい」
「なにそれ怖い」
「ホームページとかだと写真なかったり写真加工されたりだからなぁ」
「へぇ~そうなんだ、近藤君は詳しいんだね」
「荒神~興味あるのかぁ?
お前は童貞だからなぁ~」
「うっうるさいなぁ好きで童貞な訳じゃないよ」
「まぁまぁ怒るなよ、俺も童貞だからさ」
「えっ・・・そうなの
デリヘル行ったことあるんだよね」
「ぶっははははは
あっ荒神、お前ほんとに何も知らんのな
ちなみに童貞は嘘だww」
「なんだよ、からかわないでよ、もう帰る
早く仕事しなよ」
「まぁ怒るなって、まだ時間あるからさぁ
教えてやるよ」
そして近藤君にデリヘルについて教えてもらった、どうやらHはできないらしい
できるのはソープだということが分かった
ちなみに近藤君はソープにはいったことがないらしい
さんざんすすめられたが、いかないを貫いた
まぁあれだけ質問したら興味深々なのはバレバレだよな~
そして、家に帰ってからデリヘルを検索してしまって
勢いだけで、電話したのだった・・・
ホテルに着き、電話をかけ部屋の号数を告げる
「はい、305号室ですね
あと、15分で着きます」
近藤君の話通りだ、ありがとう近藤君、おかげでスムーズだ
しかし、緊張で吐きそうな荒神25歳童貞であった。
15分後、ブーブー・ブーブー
携帯電話がなった
「もしもし近藤です」
「ホテルの前に付きました、今から伺います
305号室ですよね」
「はい」(女の子の声だ・・・かわいい)
ピンポーン
(きっ来た・・・)
「はっはーい、どうぞ」
・・・はいってこない
「あの~鍵が・・・」
なんてこった!!馬鹿か僕はビビりすぎてドアを開けられないから
離れていたが、鍵すらも開けてないなんて・・・
「っすいません、どうぞ」
「はじめまして~イチゴです」
「はじめました」(かんでしまった・・・)
「はい、はじめました^^」
「・・・」(かわいい)
「すいません、おこってますか?」
「・・・いえ・・・あのかっかわいいと思いまして・・・」
(なにを言ってるんだ!デリヘルを呼んだと言うことがここまで
僕の心を強化してしまったとでも言うのか!)
「ありがとうございます^^
今日は60分コースですよね、先に料金をいただきます
1万5000円です」
「あっはい」
(近藤君の言うとうりだ!すごいよ近藤君!ありがとう近藤君!)
「あっあの初めてなんですけど・・・」
「そうなんですか~、まぁ緊張しないでください!
初めてってことは観光ですよね?」
「は?・・・・観光・・・しないです」
(こーんどーくーーーん!観光ってなんだ!何用語なんだい?)
「え!!はじめてで観光しないんですか!ってことはスキルアップですね
初めてなのにすごい勇気ですね、まぁ私が付いているので安心してください」
「あっありがとうございます?」
(たしか近藤君もスキルアップして来いとか言ってたしこれで良いはず、
そういえば、話術で時間を少なくする子がいるからすぐお風呂にっていってたよな)
「あっあの!おふろに・・・」
「今からですか?時間ないので最後にしましょう」
「え?きっきたないですよ?」
「どうせ汚れるので大丈夫ですよ^^」
「はっはぁ・・・」
(そういうものなのか・・・なんか話が違うぞ近藤君・・・)
「じゃぁ服を脱いでください」
「はい」(きっきたー!)
「私はあっちで着替えてきますね^^」
「え?ここで着替えないんですか?」
「やだ~もう、えっちなんですね!目の前で着替えちゃう子もいますけど、私は恥かしいので」
「そっそうですか・・・」(そういうプレイかな?)
「お待たせしました、近藤さんは着替え終わりましたぁ~?」
(着替え?まぁ脱いだけど、脱いだかってことか?)
「はい、大丈夫です・・・」
「失礼しま~すって何で裸なんですか!」
「え?いや、なんでって・・・ってか、コスプレですか?かわいいですね」
「いやいや、服着てくださいよ、もしかして服用意してないんですか?」
「用意?(コスプレ衣装のことか?)はい?用意してないです」
「じゃぁオプション頼んでくださいよ~もしかしてそれで行くつもりだったんですか?
もしかして変態さんですか?」
「え~~~どういうくこと?僕は変態じゃないですよ」
「仕方ないですね、今日は特別に私の貸しますから・・・はぁ」
「どっどうも・・・女物・・・」
(それのほうが変態じゃね?)
「大丈夫です、女物ですけど、サイズは合いますから」
「いやいや、体格がかなり違いません?身長とか・・・」
「ですから、大丈夫です!もうっほんとにスキルアップしに行くんですか?
私、心配になってきました」
「・・・(何が何だか)ちょっと待ってください」
「ええ、わかりました」
ここはもう恥を忍んで、相談するしかない!近藤君に
「もしもし、荒神?どうしたぁ?仕事中なんだが~まぁ暇だからいいけど」
「近藤君!助けて!」
「どっどうした荒神!不良に絡まれたか!」
「いやぁ違うよ・・・その、あの、えっと」
「なんだよ、はっきりしろ!」
「実は・・・デリヘル呼んだんだよ」
「なんだよ、結局呼んだのかよwwwで?」
「それが心配になっちゃってさ、もうなにがなんだか」
「呼んだってことはもう部屋にいるんだよな?」
「そうなんだよ、でもなんか教えてもらったことと違ってて・・・」
「まぁ店によっては違うだろうな、何がわからないんだ?」
「えっと、コスプレとか、観光とか」
「コスプレ?お前そんな趣味があったのか?」
「いや違うよ、なんか勝手に着替えてて僕にも着替えてって・・・」
「なるほどなぁ、きっとその店はそういうプレイ専門の店だな!
観光ってのはきっと野外プレイの事だ!」
「なっなるほど・・・さすが近藤君!ありがとう!」
「おう、ほら時間が無くなるぞすぐやってもらえ、楽しんで来いよ!じゃぁな」
すごいよ近藤君・・・ありがとう
よし、時間がない早くしよう・・・
「お待たせしました、なんかこの服、僕にピッタリでした!」
「そうでしょうね、よかったです」
「じゃぁすいませんけど急いでお願いします」ドキドキ
「そうですね、時間もないですし、じゃ私物はすべて置いてってくださいね
もうゲートは作ってありますので」
(何言ってるかやっぱりわかんないや、てか、ここに扉なんかあったっけ?)
「はい、ここ入ればいいんですか・・・」
「はい、じゃぁ先行って、待ってますね」
・・・消えた・・・えっなにそれ怖い
これからたまに投稿していきます