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星の光が届く頃  作者: 美月
第一章
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序章

遠のく意識の中で、母の言葉がかすかに聞こえた気がした。


「いい?……この力は決して他人(ひと)に知られてはダメ」


「知られたら、あなたを利用しようとする悪い人が現れるからね」


「でもね………。ーーーそうして……、…………………、力は消えてしまうから、それまでの辛抱よ」



 あの時、母は、どうすれば力は消えると言ったんだっけ?



ーー思い出せない。


こんな力など要らない。早く、消えればいいのに………


 透き通るような青空の下、少女は意識を手放した。

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