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逃亡の世界  作者: 谷藤にちか
置いてきた物
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登場人物紹介

登場人物紹介です。

かつら 真咲まさき:自称傭兵。一応人間。

     現代日本出身の21歳。高校1年の時に『逃亡の世界』にむりやり連れて来られた。

     肩過ぎの適当に切ったくせのある黒髪、涼やかな目元で焦げ茶色の瞳。

     筋肉が適度についた体だが女性らしい丸味は充分に残している。身長は、168㎝。

     蒼い鱗で上半身を硬化させる能力を持つ。この時は蒼い瞳に変化。

     美人や可愛いというよりは、かっこいいといわれる雰囲気。     

     性格は純粋で、不器用。自分が弱い事を自覚している。

     自分が悪いと責める癖がついてしまっている。


プラトム:翼有種デルイル族の男性、ヘルバの兄。見た目の年齢は22歳ほど。

     柔らかな金髪に緑の瞳。端正で優しげな顔付で少し垂れ目。

     左翼の色は斑な灰色と一部分が赤色。右翼は失っている。身長は184㎝。

     名前の意味は、草原のラテン語、プラートゥムより。

     性格は、優しく寂しがり屋。時折、大胆な行動を取る。

     『逃亡の世界』の産まれだが、『未完成の世界』、『完成された世界』の事情に詳しい。

     デルイル族からは、疎まれている。

     真咲に助けられて以降は、真咲と行動を共にしている。


スブリマ:翼有種の男性。回復魔術に長けたデルイル族の族長。

     長命。身長は、178㎝。見た目の年齢は25歳ほど。

     白に近い銀髪に空色の瞳。白い翼の小翼羽の部分に水色の羽根を持つ。

     名前の意味は、昇華のラテン語、スブリマトゥムより。

     性格は、プライドが高く、一族を守る使命感がある為に排他的なところがある。

     しかし、せっかちで早とちりする事もある。

     真咲の幸せだった頃の象徴『絵本の天使様』にそっくりである為に、

     真咲は、スブリマを護ろうとする。


斐蝶ひちょう:【追跡者】、『未完成の世界』の呪術の女神。別名、呪いの大姫。

     黒髪、暗緑色の瞳の地味な和風美人。

     少々おっさんくさいところがあるが、基本的にはとても女性らしい。

     身長は、157㎝。見た目は20歳ほどに見える。

     母親のような雰囲気を持っている為、真咲は彼女に懐く。

     カイも真咲も自分の子供のように可愛がる。

     性格は、慈愛があるが時折残虐な面も覗かせる。

     断罪神の命令で、『逃亡の世界』の負の淀みの調査と、

     神に成れそうな者の引き抜きを担当している。


カイ:【追跡者】、『未完成の世界』の神見習い。悪夢の女神の息子。16歳。

     くせのない明るい黄金の髪、小麦色の肌、青緑色の瞳の神々しい美少年。

     だが、魅了の力が強すぎる為、普段は顔を隠している。

     斐蝶の補佐を行っており、かなりしっかりしている。

     断罪神から、斐蝶とは別の命令を受けている。

     いつも誰に対しても丁寧口調なのは、父親に対する反発である。

     身長は、168㎝。

     デルイル族に対して良い想いを抱いていない。

     性格は、慇懃無礼だが生真面目。


稲生いのう 紅子こうこ:高校1年生。見た目はギャル。15歳。

     他人が嫌いで、特に大人の女性が大嫌い。

     それは、母親に供物のように扱われたせいと、友人に脅され続けたせいである。

     虚言にさらされ続けたせいで、嘘吐きが嫌い。

     紫延に魅了されており、彼に勧められて【逃亡の世界】に来る事になる。

     身長は、164㎝。栗色に染めた緩く巻いた鳩尾あたりまでの髪。

     性格は、威圧的。実は努力家で真面目。

     他人には見えない物が見える事がある。


松元まつもと初意はつい:高校1年生。16歳。

     紅子と同じく喫茶『レインボウ』のバイト。

     元々、龍塚夫妻と知り合いで、『レインボウ』に紅子を連れて来たのも、初意である。

     ネープレスの刈り上げの茶色の髪に、茶色の瞳のはずだが、

     紅子には弁柄色の髪に榛色の瞳に見える。

     身長は、179㎝。体格が良いので、もう少し大きく見える。

     性格は、真面目だが言わない事が多く、誤解され易い。    

     

龍塚りゅうづか紫延しえん:喫茶『レインボウ』オーナー。28歳。

     凡庸とした容姿を持ち記憶に残らないが、なんでも話したくなるような雰囲気を持つ。

     どんな事も慌てず騒がず、対応する為、紅子は憧れている。

     細身の身体だが、いつも背筋がまっすぐで姿勢が綺麗。身長は、172㎝。

     黒髪に焦げ茶の瞳のはずだが、

     紅子には、紫の瞳に見え、その時にはいつもの凡庸さは欠片も無くなる。

     性格は、穏やかでミステリアス。かなり計算高く紅子には隠している事が多い。


龍塚りゅうづか巳春みはる:画廊『からす庵』オーナー。写真家。28歳。

     幸薄めに見える色気過多な美人。紫延の妻。

     女性として完璧な雰囲気を持ち、おっとりとしている。

     性格は、マイペースながら有言実行。

     紫延には、大人しく従っている。


祭原さいはら歩人あゆと:大学1回生。19歳。

     猫を思わせるしなやかな体躯と大きなツリ目。中世的な美男子。

     お洒落で、会う事に雰囲気の違う服装をしている。

     マッシュの赤毛に、碧の瞳。

     母親も同じ色彩で緩い天然パーマもそのまま受け継いでいる。

     黙っていると近寄り難いが、話すとかなりフレンドリー。

     性格は、陽気で勇敢。

     親友と叔母とよく連絡を取っている。   


ヘルバ:翼有種デルイルの少女。プラトムの妹。

    見た目は少女だが、真咲よりも年上。身長は、150㎝。

    柔らかな金髪に若草色の瞳。

    名前の意味は、草のラテン語より。

    性格は、甘やかされて育った為に甘え上手、打算的なところもある。


サリーレ:翼有種デルイル族の女性。

     亜麻色のくせ毛で藤色の瞳。身長は、160㎝。

     名前の意味は、跳ぶのラテン語より。

     性格は、真面目。

     双子の姉のウォラーレに嫉妬していた。


ジョン:人間の男性。傭兵。

    酒が大好きな酔っ払い。

    鶯色の瞳で、黒茶色のくるくるとした癖っ毛の髪と髭で基本赤ら顔。

    体格が良く、傭兵というには肉が付き過ぎている。身長は、180㎝。

    真咲の事を自分の息子のように想い接していた。

    逃亡の世界で産まれ育っている。


ソコハテ:【選定者】、屋上の幽霊。

    黒髪、群青色の瞳の不気味な女性。

    真咲を【逃亡の世界】に連行した人物。

     

ウォラーレ:デルイル族の女性。故人。

     サリーレの双子の姉。亜麻色のくせ毛で藤色の瞳。身長は、160㎝。

     翼が大きく、とても優しかったらしいがプラトムに怨みを抱いて死亡。

     スブリマの妻だった。


しらせ:【通報者】

  白髪に赤い水干の子供の姿をした破壊神と真実神とが創り上げた御使い。

嘘をついている者に対し、大蛇に姿を変え、その場に止める為に牙で突き刺す。

真実を語れば、害を受ける事はない。


???:破壊神。

    金の鱗に黒の飛膜を持つ巨大な大蛇。


???:真実神。

    人々に真実を語る事を強要する女神。


烏山樹:喫茶レインボウの元となった喫茶からす庵の店主。故人。

    豪放磊落な人物だったらしい。


烏山聖:樹の息子。行方不明で紫延が探している。

斐蝶、カイ、歩人は、高校の頃に書いていた話の登場人物達です。そちらも途中で終わっていない、未完成の物なので、逃亡の世界が書き終えたら、彼らの話を書き直す予定です。

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