エクストラ 実験棟 その4
実験棟・研究施設最奥:生誕棺
「何だか奥に進んでしまってるような?」
ユカリちゃん探して三千里、右も左も分からぬ場所を散策していると絶対ここじゃじゃない場所に辿り着いた。
「・・・一応手掛かりとかあるかもしれない、探してみましょう」
私は二手に分かれてこの場所について調べていると何処から声がする。
・・・いいカラダ見つけた
私はその声に何か本能が危険と察知したのか考えるより先に炎魔法を放ってしまった。
制御の聞かない魔法の威力でやはりというべきか何かに引火して爆風が私を包んだ。
壁の中に火薬が入っていたのだろうか、危険な予感がすると分かっていながら私は吹き飛ばされて後頭部を強打して大の字で気を失ってしまった。
私の変える場所が・・・!・・・・何千年も掛けた傑作が・・・・!!
何処からか聴こえる嗄れた声、最後の力を振り絞っている時に口の中に何かが入って来る!?
貴女の身体頂くわね?ふふ♪若い女の子の身体が手に入ったからまた作り直さないと。
黒いモヤモヤのようなスライムのような肉塊が口の中から頭から脳味噌までナニカに浸食されていく。
口から直接ヘドロを押し込まれているような不快感と吐き気、必死に抵抗しようがついに気を失った私にはそれを無理矢理受け入れた。
「カヒュっ・・・ごぼぼぼ!」
不快感を拒む身体は吐き出そうと泡を吹き出して激しく痙攣する。
無駄よ?もう抵抗出来ない状態なのにまだ意識を取り込めないなんて・・・
「ごぼ・・・けぼ・・・・・・」
身体が私の心を切り落とされ別の身体がその肉体に宿されても私はそれにしがみつく。私の身体が遠くなっていく、私の視界はもう真っ暗になった。
口の中はドロドロとした肉塊に汚染され目玉が飛び出そうな程苦しく、全身の穴から吹き出る発汗、心臓が握られたかのようにドキドキしてて乗っ取られた私の身体は直後に大量に血液が噴水のように湧き出た。
★★★★★★
目を徐ろに上げて深く呼吸をする。何て若々しい身体、このダイナマイトな肉体、嫌いだわ♪
「・・・ふふ♪何とか無理矢理生きてるみたいね?」
ワタシの心臓に齧り付く彼女の魂が張り付く。
「うふふ♪素晴らしい肉体、これなら元の身体よりも動きやすい♪」
たっぷんと揺れるハリのある柔らかい二つのおっぱい。
成る程・・・下着はエロい・・・良質な環境で生きてるのね。
それにこの溢れる力、筋肉の解放感!
ふふふふ♪♪♪
「よーしよーし♪今から貴女の一番好きな女の子は?あっ!ユカリちゃんね♪懐かしい名前、その子はやめて?うふふ♪たっくさん汚してあげるね♪人の施設に勝手に入って大切な装置を壊した罪は・・・ユカリちゃんを穢すで赦してあげる♪」
お腹の赤ちゃんが騒ぐようにユイちゃんは声が枯れるほど叫んでいる。
可愛い可愛いユイちゃんの為に今からユカリちゃんを殺しに行こう・・・いや?もっと凄惨な事を思いついた。
もうすぐだし少しの間だけ身体を乗っ取ろうと決めた私はスェウに心配されるもいつもの私らしく気丈に振る舞い、目的であるユカリちゃんと合流することにした。




