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エクストラ「実験棟」 その1

「はぁ・・・危うく死にかけたよ」


 皆して薄情だ、あんなに頑張ったのに感染したと事情も聞かずに槍で刺して来るなんて・・・ユイちゃんに習ってなかったらとっくに土に還ってたよ。


 ぶつぶつ愚痴を呟きながらあの場所に戻り二人の後を追う、少し歩いた細い道を行くとそこには狭い空間と変な人形があって二人の姿が見えない。

 

 私は探そうと無防備ながらも人形に触れるといつの間にか気を失った。


☆★☆★ ???


「だ・・・よ!!ここから・・・・!!誰かっ!!」


 鉄を叩く音が聴こえる、目を開くと眩しすぎる光に一瞬だけ瞳を閉じる。


 少し経つとその声は少し子供っぽい明るい声量の女性で髪は銀髪セミロングで出てるところは出てる魅力的身体、ぱっちりとした目に童顔がとても愛嬌があって可愛い。


 見たことも無い服装をしていてサナエちゃんが所長の時着ていたスーツ?って奴かな?


 視界も良好となり徐ろにむくりと起き上がると怯えた表情で壁に寄る。


「あっ、ええっと・・・大丈夫ですか?」


 出血は止めて包帯も巻いたからグロくは無いはず、服も仕事用に性能重視にしてるからお洒落じゃない事を除けば可愛いかな。


「い、生きてる人だ・・・あの!私、就活中で落とされてベンチで悩んでた時に変な人形が落ちてることに気付いて拾ったら異世界転生とかしちゃったかんじなんです!」 


 何かよくわからない単語が多いけどどうやらこの島津実優しまずみゆさんは地球の人間で仕事関連で挫折してベンチで休んでいると近くにあった人形に触れたらここに来たらしい。


 どうりで身なりが良いスーツを着てる訳だ。


「私、光星所属スイカズラ冒険者ランクD、ユカリ・チェリーブロッサムと言います」


 簡単な自己紹介するとミユさんは場違いな程大はしゃぎし出した。


「す、すご・・・ガチの異世界転生じゃん・・・わ、私さ!憧れてんだ異世界もの!しかも可愛い美少女沢山!」


 あぷり?とからのべ?とかよく分らないけどおたく??らしい。


「うっわ・・・異世界である変な生地した上着にミニスカ!フィギュアだったらパンツは何色か興奮する奴!」


 よくわからない単語を喋るエミちゃんみたいな人だ。


「もしかして君、日本人にっぽんじん?」


 勘ではあるが何故だか妙に自信がある。これで間違ったらまた大恥だ。


「えっ?日本人にほんじん?アタリ!?」


 私は拳を掲げながら喜ぶと事情を話した。


 ミユさんはとても話しやすくていせかいまんがが好きらしい。


 女子高生の時にいせかいものの作品に出会ったのがきっかけで今は重度のおたく?らしい。


「私、ゲーム好きなんだ〜アプリも凄く好みの女の娘がいたり、私って最近は百合漫画がトレンドなんだ〜!」


「げーむ?あぷり?何だかよくわからないけど表情を見ると面白いのかな?」


「最近は竜娘とかディフェンスリリスとか!クロアカとか好きだよ♪しかも最近は・・・」


 大半の言葉はよくわからなかったけど熱い気持ちはとても伝わり愛を感じた。


 この空間のことさえ忘れてしまう程で自分語りしてるのにとても羨ましく思えた。


 そして話してる内容を結論するとミユさんは今は女同士のイチャイチャや大人向けの表現、相思相愛な物が気に入っているらしい。


 また変な人と知り合ったけどこの人と話すのは何だか嫌にならなかった。


 そんな楽しげの会話は数時間後突然消え去り、断末魔だけが脳を支配していった。

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