「遠征任務:特別依頼・炎星と水星【前編】」 その1
「予定より早かったな」
遠征当日、皆拠点に集まり荷物確認を終えると近未来区へとサナエちゃんを筆頭にした仲間達、キリ、エミ、ゼーナ、アスカ、エインデ、クラフトは移動する。
私達は前日渡された手紙に指定された時間に行くとそこはニザヴェッリル戦争区にある【平和の噴水広場】だった。
既に現シスターズ第一位のフォイ・ゲッシュさんとその妹のスェウ・ゲッシュちゃんが待っていた。
「待ちました?」
慌てて移動するとフォイさんは清らかに否定する。
「こっちは来たばかりさ、スェウ・・・最初の大仕事だ、彼女達と外の世界を歩み触れ合い、知り、知見を広げてくるんだぞ?」
「はい、お姉様!スェウ頑張ります!お姉さん達もお仕事の方宜しくお願い致します」
なんて礼儀正しい女の子だ、確か十三なのに立派だ。
「こちらこそ宜しくね、水星に着いたらこっちの規則に則って仕事を開始するから何かあったらすぐに報告してね!」
「は、はい!えっとユカリさん!」
「ユカリでいいよ♪それではフォイさん、妹ちゃんは私達が必ず守りますから」
ちょっと私らしくないとユイちゃんに突っ込まれるけど礼儀にはそれなりの礼儀を示す、筋はちゃんと通さないとね!
フォイさんは私達が【ポケットワープ】で移動する際にとても不安そうに見つめているのを遠目で流して水星へと移動する。
初めての遠征、サナエちゃんには予め一日の終わりに会議を開く場所を設けるように指示を出したから取り敢えず一日目は散策にしよう。
そんな事を考えながらポケットワープを握り締めるスェウちゃんを確認しながら水星へと辿り着いた。




