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「遠征前に・・・」 その3

 今度はゼーナちゃんの部屋に行くと誰もいなかった、広場に行くとゼーナちゃん、クラフトさんエインデのお兄さんが準備をしていた。


「リーダーか、そっちの方は用意は完了したのか?」


 エミちゃんが作った戦闘服は相変わらずの真っ黒の武装だらけのレザーコートと何故かもう一着あり、黒のコートと白色のロングスカート、下に灰色ズボンを見つけた。


「一応はね、それよりもお兄さん!素敵なスカートだね!」


 見たことのないキルトのような物かと思ったが模様だけで触れてみると薄布のような物だ。


「潜入する服だな、運動性や通気性に拘った逸品、エミは才能ある作り手だな」


 皆も炎星に向けて薄着を試してる最中らしい、ゼーナちゃんは思い切りスカートから垣間見えるセクシーなスリットに興奮してしまった。


 クラフトさんはノア先輩みたいな大胆なディアンドルではなく肩に薄布のようなマントを羽織った身体のラインがキュッとしたカッコいい服に感動する。


「うひゃー!皆良いな〜!私なんて普段と変わらない戦闘服だし」


「主様はいつも通りも素敵ですよ!ゼーナからして見れば最高の美少女に似合う素敵な服です!」


 チョロいのか私はその言葉だけでに激しく喜びありがとうと笑った。


「問題は無いみたいだね」


「まぁな、俺自身行くのは慣れている、リーダーも気を付けろよ?」


「あぁ、水星も光星比べれば格差社会が激しい星だ、冒険者なんてよく舐められてると聞いたことがあるからな、用心しないとあっという間に身ぐるみ剥がされるからな」


 なにその怖い話、冗談にも聞こえないから本当なんだろうな。


「肝に銘じるよ、何か困ったことがあればいつでも相談してね!」


「リーダーなら気軽に話せるし気持ちを整えるには丁度いいから他の仲間達にも聞いてみるといいぞ!」


 クラフトさんから嬉しい話を聞いて三人に一緒に頑張ろうねと挨拶を返すとアスカちゃんの所へ行くことにした。

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