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「黒を穿つ支配の者」 その7

「こ、これ公園??」


「そちらの公園とは別世界に思えますよね」


 公園て言うからてっきり皆の憩いの場なのかと思ったらベンチがずらりと並んでいたりよくわからない四角い箱?みたいな場所でお菓子作ってたり私の知らない世界が広がっている。


「最近だと自販機なんかも開発されてよっぽど地球に憧れてるものですね?」


 グーさんは変な細長い金属製のような箱にカードを通すと光を放ち、ゴトッっと何かが落ちるような音を立ててグーさんはそれを拾い上げて何故か良く分からない物を持って来た。


「気が利いたものはありませんがココアでよろしいですか?」


 私は光沢に輝く珍しい物を手渡しされるとそれには熱が籠もっていた。


「へっ、あ、熱い!?な、なんで!?」


 この近未来区には何されても驚く自信がある。これだってその一つだ、鉄のような素材なのにやけに軽くて熱を直で感じる。


 飲み方を教えてもらい、ぷるたぶ?を開けた恐る恐る口に含む。


「お、お風呂のような温度だね?」


 中身はまろやかな甘さで後味かま苦くて奥深い。ユイちゃんはちょっと苦手なココアかな?


「グーさんのは?」


「私はコーヒーですよ」


「うわ出た!大人の飲み物!」


 コーヒーが飲める人は皆大人と呼ばれるくらい苦みが強くて不味い飲み物と認識している。


「ふふ、確かにブロッサムさんが味わうには重ねる歳が少ないかとしれませんね?」


 グーさんと私は近未来区についてちょっとした事で驚く私を愉快そうに聞いてくれた。


「おや、いけませんね・・・楽しい会話は時間を奪う権化です、一旦話を戻しましょうか」


 大人のグーさんは和やかな雰囲気にこのままだとマズイと判断し目的の話に戻してくれた。私もいつの間にか忘れていて舵を取ってくれてありがとうと伝える。


「純粋な人程羨ましいことはありません、先程は五星についてですね」


 私は忘れかけた本題に膝を進めた。

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