「黒を穿つ支配の者」 その4
私は死んだ?でも死んだ感覚がない、それに何だかバチバチする。
まるで皮膚が焼けて筋肉が痺れるような・・・痛い!?痛い痛い!?ちょっと待って!!本当に痛い!
「痛っ〜〜〜!!!??」
死んだと思っていたが痛みが感じ、心臓に触れてるような刺す痛み飛び起きると何故かエインデのお兄さんが私のおっぱいを揉んでた。
「せ、セクハラ・・・」
「女は乳房があるからな、掴んで雷魔法と雷を誘発させる錬金術の道具があれば奇跡的に生き返る」
淡々と語る無表情のお兄さんは悪びれる顔をせず真剣に治療してくれたらしい。
ここはさっきいた駅?どうやってここにと肺から煙を出しながら聞くと何やらグーさんが私を心配して隠れて付いてきたらしく私の所持品を盗んだ人達を察知して私のポケットワープを使ってエインデのお兄さんさんを呼んで粗治療をしてくれたらしい。
その方法が心臓に雷を打ち込んで無理矢理引き戻すなんて説明されると私は女の子には優しく!とお礼を述べながら優しく叩いた。
「ちっ」
無理矢理治療なんて酷いけどそれよりも起きた瞬間に先程私を嵌めた駅員さんを見て怒りの矛先が向う。
「何であんなこと・・・私何もしてないのに!」
憐れむ訳ではないけど今回ばかりは優しさだけじゃ足りない。こんなのただの人殺しだ。
だが駅員さんはグーさんに押さえつけられても尚、ゴミを見る目で睨まれるとグーさんはちょっと怒ってるのか雰囲気が違う気がする。
「ダンマリかぁ?ならテメェ等の家族は要らねぇってことかぁ?」
あの温厚で慇懃無礼な態度とは裏腹に高圧的な発言にドスの効いた声は最早別人だ。
グーさんは近くの駅員さんを顎を使うと慌てて二人の家族を拘束しながら連れてきた。
「や、やめろ!!俺一人の犯行だろ!!」
突然の家族に駅員さんは血相を変えて口を割る。
駅員さんは冒険者が気に食わず自警団がいるのに関わらず金食い虫と冒険者を蔑み色んな初めて訪れた近未来区の冒険者達を服を剥いでは闇星でしなせてきたと供述する。
「・・・」
その問いにグーさんは何と拳銃でまだ幼い子供の頭を撃ち抜いた。
「っ!?」
あり得ない状況を目の当たりにして唇を震わせながら口を手で覆う。
そして次にはなんと母親に暴行を加えて血も涙もない程ボコボコにして最後は顔面を撃ち抜いて絶命させてしまった。
「え・・グー・・・さん??」
多少なら暴力で許そうとしたがグーさんは甘いですよ?と先程の寒さとは別の悪寒がしてぞっとする。
まるで作業しているかのように爽やかに笑うと今度は駅員さんにも一切の迷いが無い容赦なく暴行を加えた。
「テメェはそれで許されると思ってるみたいだな?冒険者は金食い虫?自警団がいるから外に出回る費用が要らないから自警団の方が信頼できる?はっ!くだらねぇよな!!」
顔面を叩きつけて地面で固めた床に皮膚が破れるまで削る。
「あ、あの・・・いくら何でもやり過ぎじゃ・・・」
私はグーさんに触れようとしたが悪寒が止まらなくてそれどころではない。
「ブロッサムさんは優しくて可愛い女の子ですよ?前にも近未来区外で冒険者を名乗る一行が謎の失踪をしたのもテメェ等のせいならよ“死んでも”文句ねぇよな?」
駅にいた周りが完全に恐怖でその場を逃げ去っていく、グーさんは何も気にせず顔面をヤスリのように削ると変わり果てた駅員さんは許しを請うものグーさんは全て無視した。
「テメェここで死ねよ?」
そう言って削り皮膚が完全に剥き出しになるとナイフで首を切断して顔面を思い切り踏み潰してグチャグチャになった。
「っぷ!」
飛び散る肉片や毛髪、眼球にその他諸々に私はグロ過ぎて近くで嘔吐してしまった。
私は初めて思い知った、これが皆が怖がる理由のひとつなんだって。
拷問して最後は鏖にする、それが彼の職業の一つだと思うとあまりにも刺激が強すぎて落ち着くまで時間が掛かった。




