「遠征任務:特別依頼・炎星と水星【後編】」 その6
☆★☆★ 翌朝
皇女様の昔話を聞いていたらいつの間にか眠ってしまった。とても心地良くてふわふわなベッド、横になるだけて幸せな夢を届けてくれそうな天国のようなベッド♪
ユイちゃん、アスカちゃん、ごめんなさい。
私、このベッド欲しい!ゴワゴワな質素なベッドじゃなくてふわふわが良い。
多幸感と罪悪感に包まれながら天使が私を連れ去りそうになる所でクッションに抱かれた。
「うひ、これもこれで」
こっちも柔らかい、私の頭を撫でるように包み込んでくれる。
・・・なんか・・・ユイちゃんのおっぱいみたい。
それに何だか人の温もりを感じる。
「ふふ」
気の所為かな?皇女様が素敵な深く青い色のネグリジェで私を抱きながら撫でてない?
「?????????」
皇女様っ!?起こしに来てくれた?それなら何でベッドの中に!?
「ふふ♪可愛い可愛い」
凄く優しくしてくれてるぅ!?やっぱりこの皇女様子供に凄く優しいのでは?
「あの・・・」
「あら、起きたの?」
「はい」
「・・・もう少し休む?」
「・・・いえ、皇女様が見てるのを実感するともう寝れません」
「ふふ」
「な、なんですか!?わ、私の寝相が変でしたか!?」
違うわよと首を横に振られそれならば何故と問い質すも皇女様は素直に言葉を返してくれた。
「可愛かったから」
大人だからもっと面倒臭い言い回しとかするのかと思ったら率直な感想に驚いている私だった。
「何よそのアホ面」
「地がこれですよ!?いえ・・・意外と素直な所もあるんだな〜って」
「フザケてるのは顔だけにしなさいな」
「私は特にフザケてませーん!」
小馬鹿にされてむきーって怒ると皇女様はとても満足気に笑った、笑うとほんっっっとうに美人だ。
淡い水色の中髪のこめかみを耳に引っ掛け、色気たっぷりの耳に露出した柔肌に思わずドキドキするけど、何とか押さえて支度を済ませようとしたが何故な腰を引かれて沢山ナデナデされた。
理由を聞くとこれまた素直にと皇女様は子供を撫でるのが心の癒やしらしい。
「まだ動くのに時間はある、その間撫でられなさい、過度に触れても文句は言わないで」
「え、ぇぇぇ・・・」
皇女様が気の向くままに撫でられ皇女様との同行は私以外許されなかった、スイカズラ冒険者の二人には事情を説明して待機してもらうことに。
二人は至って健康だが何だかユイちゃん調子が妙に悪そうに見える。
此処から先は私個人だ、何があるか分からないからは慎重に進もう。




