「プロローグ」
退院祝いでの楽しいパーティーが一段落するとシスターズ最高位である金髪とお嬢様感を感じる気品のある軽装をした【フォイ・ゲッシュ】と妹の【スェウ・ゲッシュ】がなんと個人依頼を頼むために私達を訪ねてきた!
その内容は炎星と水星の調査らしいが単純では無さそうな額を示され詳しい内容を聞くことにした。
「君達は炎星と水星の仲が良くないのはご存知かな?」
フォイさんの発言に一部は頷いた。
「確か竜神信仰の炎星と水星の皇帝さんが互いに睨み合ってていつ戦争が起こってもおかしくないだったかしら?」
ワインレッドの髪をしたツンデレお姉さんのサナエちゃんは今の現状を簡単に伝える。
「そう、だから君達には二つの事をやってもらいたい」
その依頼とは何だか嫌な予感がふる。
「一応片方には妹をつけるがスェウは元々戦闘向けではないから出来れば守ってもらえると助かる」
私達は詳細を聞き危険性が低いと判断すると黄緑色の髪をしたちょっと闇有りそうな年齢詐称をするノア先輩も一応渋々受理してくれた。
「えっとつまり・・・【炎星の竜神を調査】と【皇帝レヴィアサンを調べる】って事ですか?」
「随分とはしょったがつまりはそういうことかな?」
やり方は任せてくれるらしいけど万が一戦闘になってしまったら仕方なく倒すか逃げるしかない。
前提としてはその星に趣き、ある程度の関係を気づいて欲しい。
「時間の決行日は二ヶ月後、その間武器や防具、道具を見直して万全の状態で現地に行って欲しい」
「二ヶ月か・・・それなら少しゆっくりできますね!」
フォイさんとスェウさんは最後に他の手続きは此方で済ませるからゆっくり休んでくれ、この星を救ってくれて感謝すると述べて帰って行った。
私も新たな目標は明日にして今日は皆とお喋りしながら夜が更けると各自解散していき自宅に帰るといつの間にか眠りに就いていた。