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登場人物紹介

※ネタバレ有ります※

※本編で言及しない設定も有ります※

※随時増やします※


≪主要人物≫


大柿(おおがき) (とおる) 23歳

本作主人公。一人称『私』

ギターと平穏を愛する賊と魔物絶対殺すウーマン。

異世界に拉致されて男にTSし、帰ってきたら世界が崩壊していたという波乱万丈ウーマンでもある。

女性としては長身の部類(173cm)で、中性的な顔立ちと耳心地のよいハスキーボイス。そしてまないた(たしょうはある)の為男性に間違われることもしばしば。モデル体型。

幸曰く『膝枕は最高の感触です』とのこと。


卒業式の前日に異世界に召喚された元勇者。

五年で魔王ぶっ飛ばしたけど、人間の悪意に晒され過ぎたことと【救世主・勇者】として祭り上げられ、アイデンティティが何度か崩壊しかけたせいで人間不振を拗らせている。

あと軽度の解離性同一性障害を患っている。平時と戦闘時で口調が一変するのはそのため。

帰還当初は躁鬱にもなっていたが、相棒と恋人を得たことでそちらは快復した。


一方で自分を見てくれる人に対しては依存する側面もある。その範囲が家族・親友・恋人と狭いうえ、現在は幸という依存先(こいびと)を得たため対外的には露出しない。


基本的には他者が何をしようと気にしないスタンスを貫く事を決めており、害が無い限り≪隣人≫という形で付き合うと決めている。

が、根本がお人好しかつ勇者としての使命感を捨てきれていない事から困ってる人には積極的に手を貸してしまう。

その代わりに自分や自分の大切な存在に対して害を与えると判断した相手に対しては、徹底的に排除する事を決めている。専守"過剰"防衛スタイル。敵認定をすると、禍根の残らないように文字通りの全滅を心がけている。

後天的サイコパスを自覚しており、そこに良心の呵責などは一切介在していない。じゃなきゃ戦えないから。


向こうの世界で得た戦闘技術や知識。女神様から与えられた【頑健】【学習】【武装強化】の三つの加護。そして、【竜炉心(ドラゴンハート)】を得たことで≪魔法≫を使える事から単純な戦闘スペックが大変なことになっている。

あと、何気に【竜炉心】を得たときに基礎的な身体能力も底上げされているため、全体的に細身な体型から考えられないほどの出力を誇っている。実は純粋な人間ではない。透本人も知らない事だが。


男性にTSした際ストレス発散の一環として女性と体だけの関係を繰り返していたが、恋愛感情は一切有していなかった。

しかし、いざ女性に戻ってみると性的嗜好が変わってしまっており、男性に恋愛感情を抱けないどころか嫌悪感を覚えてしまうようになる。

平たく言えばレズビアンと化していた。

そして、恋愛観が中学生で停止している為恋人を得たはいいがどこまで進んでいいのか掴めずにいる。

実は幸との添い寝も最初は寝付きが悪くなるほどドキドキとしている。

でもTSした時の経験を活かして幸を可愛がり恥ずかしがらせることに心血を注いでいる。

そのわりに、受けに回ると弱い。



東美(とうみ) (さち) 17歳

本作ヒロイン。一人称『わたし』

透に助けられ、そして恋人の座を射止めたロールキャベツ系女子。

イギリス人の祖母を持つクォーター。そのため全体的に色素が薄い。

ふんわりとした髪と少したれ目がチャームポイントの庇護欲をくすぐる雰囲気の女性で、透が抱きしめるとすっぽりと収まってしまうほど小柄なのだが、とてもおおきい。やわらか。

ファーストキスと共に心を透に奪われた。

昔から男性から何かと性的な視線を向けられたこと。そして、実の兄に襲われかけた経験から男性恐怖症気味だったのが、恋愛小説を愛読するほど憧れは持っていた。

透に助けられて一目惚れをしたことで『別にお付き合いするのは同性でも良いのでは?』と考えた結果、元々そっちのケはあったのだが完全に百合の道へと走った。

作中でも言及があったようにかなりのお嬢様。ただし、兄の事もあり実家に寄り付きたくない。関西出身だが、関東の全寮制学校に入学したのは祖母に実家から逃がして貰ったため。中学生以降、祖母のお葬式に出席した以外は実家に帰ってすらいない。


実は薙刀部所属。しかも中等部では主将を務めていた事もあり戦闘能力は決して低くない。


命を救われたこと、そして初恋も相まって透に依存している面がある。だけど、できれば依存して欲しい。

基本的に恋愛知識は小説頼りの為、透にいいようにされているが寝惚けると一転攻勢に出る。そして完全に目覚めて悶絶する。


後々、透が恋愛に関してはヘタレだと気付くことになり……。



・ブラッド 7歳(成犬)

本作のマスコット? 一人称『()れ』

透の地球帰還後に出会い、彼女の心を持ち直させた存在。人の心を理解する者にして主人公の相棒。

ジャーマンシェパードドッグ。

彼視点の話を書くとルビの量が普段の倍じゃすまなくなる筆者泣かせのイケメンワンコ。

透の腰近くまで体高があり、同種の中でもかなり大きい。幸ぐらいなら乗せて歩ける。

飼い主の少女、エミを喪った事で一度壊れた心が組み立て直された時に、人間に近い感受性を獲得。元々頭の良い犬だったのだが、更に頭がよくなった。


ゾンビは元より、暴徒も殺っている。作中でも屈指の武闘派。


メチャクチャ表情豊か。溜め息もつけばジト目もする。

透たちがイチャイチャしているのを見て、人の恋愛の業の深さに最近呆れた。でも、二人のことをこれからも一番近くで見守り続ける。



≪透の関係者≫


潮音(しおね) 真弓(まゆみ) 35歳

透の親友。一人称『あたし』

ギターユニット『オオガキコガキ』のコガキの方。苗字の変遷は児垣(こがき)度会(わたらい)→潮音。

透より背が高い。つり目の三白眼で険のある美人。透と同じくまないた(なくはない)

透が美少年系の中性的な顔立ちなら、こちらはカッコいい女性。平たく言えばヅカ系。

行方不明となった透を探すために、通幸に誘われ自衛隊に入隊。階級は一尉。

抗Zワクチンを発見したことで、一躍有名人になった。

既婚者。旦那も自衛隊だが、事務官。



大柿(おおがき) 通幸(みちゆき) 51歳

透の義父(ちち)。一人称『僕』

透の亡き母である"(なぎ)"の実弟。レンジャー課程出の陸上幕僚長。

彼女にギターを教えた張本人。

行方不明となった透を、外国の拉致被害に遭ったと考えて【特務部隊】を立ち上げた人。元々上昇思考は無かったが、そのためだけに陸自のトップまで登り詰めた。

頭の回転が早いうえ、思考が柔軟。

たぶん、作中で最も敵対してはいけない人物。



大柿(おおがき) 徹子(てつこ) 51歳

透の義母(はは)。一人称『私』

実は作中で透を除けば一番戦闘力がある。だがオタク。腐ってはいない。

透のサブカル知識の出所。

年を感じさせない若々しさを持った人。現場に出れば女傑という言葉がとても似合うお方。

見た目はキャリアウーマンといった美女だが、脳筋疑惑あり。

義娘の恋愛がノマでも百合でも気にしない。むしろ、バッチコイ。

軍格のスペシャリストで、透と戦っても寝技に持ち込めば勝つ可能性が存在する、大概人間やめてる人だったりする。

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