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僕(俺)が従魔になるまで  作者: 月猫 美月
21/22

5人のウィル

超短いです。

ラスティ目線です。


森の遺跡は学生の時に1度来たきりだ。


目の前には大人2人寝ても余裕なぐらい大きめのベッドが置いてあるけど子供らしい可愛い部屋になっている。

ウィルの部屋なのだろう。


以前見た時とは違って可愛い壁紙に変わっているし、可愛い家具も置いてあるしで、もう何年も住んでいる感じだけど……。


僕を迎えに行くタイミングをここで見極めていたのか、普段から何度となく利用していたかなんだろうな。


可愛い小物を揃えてニコニコしている兄上が容易に想像できる。

できれば僕も加わりたかったよ。


僕がウィルをベッドに寝かせるともう1人のウィルが黒い動物の縫いぐるみを傍らに置いた。

猫の獣人族が獣化した姿のようだ。


ウィルはもぞもぞと動いてそれを抱きしめると頬をスリスリさせて安心したように眠りについた。


可愛いなぁ。


「さてと、始めるか!」


もう1人のウィルがそう呟くと新たに3人のウィルが現れた。


服装や髪型は様々だけど、当然ながら同じ顔。

こうやって4人並んで見比べると僅かに差があるのが分かる。


こうやって見ると一緒にいる、もう1人のウィルはまだ人間味がある。


1人は無表情。


1人は無表情でどこか病んだような暗い眼をしている。


1人は全てに退屈して無気力な感じだ。


全く同じじゃないんだな。

やはり環境が違うと微妙に変わるってことか……。


「さて、まずは肉体改造と核のリセットだな」


4人でウィルに手をかざすとウィルの体が光り輝く。

それが収まると、その体から眩い光が浮き上がってきた。

あまりの眩しさに目が開けてられず、光が収まった後には全部終わっていた。


後から聞いた話によると4人でウィルの核を吸収し、4人で新たな核を作り、体に収めたらしい。


ウィルは何事も無かったように縫いぐるみを抱いて眠っていた。


3人のウィルは挨拶も無く消えていた。

次で終わりの予定です。

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