00-最後に(2)
これが、今日までの僕達の物語だ。今、僕はこれを教会の応接室で書いている。
さっき4人で、僕と白沢と沢西と小笠原で、写真を撮った。
それはまるで、中学の卒業式のようだった。僕達4人がそうやって集まれたことが、嬉しかった。
写真を撮った時に、僕達は約束をした。
『藤川と沢西が起きたとき、また4人で集まろう』
その幸せな約束を胸に、僕と沢西はこれから眠りにつく。
明日からは僕達4人が会えなくなる生活が、また新しい物語が始まる。
僕と沢西は、そこから少し離れるけれど、途切れるわけじゃない。
それに、たとえ会えなくても変わらないものがあると分かったし、
僕達を起こしてくれる、頼りになる友達もいる。
だから、必ず僕達は再会できる。その時は、今日のように笑いあうことができるだろう。




