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なにが売れる?


モンスターのフンの採取が終わって、町に戻ってきた。岩場でソニアがスキルの確認をしたけど、成人並みに動けるようだ。体のサイズが小さいから慣れないと、だそうだけど。

このモンスターのフンは、特別な薬の材料になるらしい。なんだっけ、確か、痩せる薬だったかな。貴族が買う薬だそうだ。


さて、報告も済ませたし、ソニアのスキル確認の犠牲になった魔物の素材も売った。結構お金になるんだな、魔物の素材って。

やること済ませたので、家に帰るかね。





「さてと、晩飯はどうするかねー」


「ユウスケ、手紙がきてますわよ?」


ん、手紙?誰から…ああ、行商人さんか。

ふむ、明後日には店舗の権利書を貰えると。結構はやいな?

この町にはあんまり店舗の余裕がなかったから、一週間でも厳しいと思ったんだけど。女神様がなにかしたかな?

おっと、メールだ。


『可愛くて慈悲に溢れる女神様でも、そこまで暇じゃないよ!』


うーん、たまたまってやつか。とにかく、明後日はその店舗に顔を出すかな。

自前でも商品はあるだろうけど、俺もはやく商売したいし。

でも、なにがうれるだろう?わかんねえな。香辛料は売れるだろうけど…


「ねえ、何が売れると思う?」


「チーズケーキですわね」


いや…チーズケーキは冷やしとかないといけないしキツイかもな。


「こっちって冷蔵庫とかあるの?」


「れい…なんですの?」


「れいぞうこ、ね。食材を冷やせる箱ね。」


「うーん、魔道具師ならつくれるかもしれませんわね。少なくとも私は見たことありませんわ。」


冷蔵庫がないなら冷凍庫もないわな。

ケーキとアイスは個人で楽しむしかないか。

そのうち、魔道具で作れる人とかと知り合いたいね。


「うちだけなら、発電機で冷蔵庫おけるけどなー」


「はつでんき…電気を起こす、機械ですの?」


あ、機械はあるんだ。


「魔法を使えないニンゲンが、魔道具の前につくってたのが、機械ですの。確か、蒸気や手回しでハグルマを回して使うのでしたっけ…?」


「歯車あるんだ。意外と進んでるんだな、工業。」


「でも、魔道具が現れてからは一切進歩してないはずですわよ?」


うーん、もったいない…というか、そういう歴史なのか。違和感あるなぁ。


「他になにかないかな?」


「何かと言われましても、なにがあるのかわかりませんもの。全部教えてくださいませんの?」


いや、確かにそうだ。

でもアマソンの商品て、いくらでもあるからな…


「ジャンルにわけてもいくらでもあるからな…一緒にみるか?」


「み、見る!見ますの!いいんですの!?」


そんなにみたいか?まあ、こっちでは見ないものばかりだからそんなもん、なのかね。

さっそく、見てもらおう。




「これはなんですの?」


「これはカメラだね。写真っていう…空間を切り取ってデータとして保存できる機械かな?」


「へぇ、空間魔法を…こっちは?」


「これはパソコン。複雑な計算とか、いろんな娯楽とかできる機械。こっちだとネットないだろうし、あんまり魅力感じないなぁ」


「これも、電気で動くんですの?」


「そうだな。発電機も売ってるし、お金があればこっちでも動かせるよ。」


「そ、そのうち触らせてくださいません?」


あら、パソコンに興味もつんだ。

見た目ただの箱と板なんだけど。


「ナイフとかどうかな?冒険者に売れない?」


「これは…意匠は良いのですけど、材質はどうなのです?」


「んー、購入っ。こんな感じかな。」


「ふむ…鉄、では無いのですね。いや、合金ですわね?配合はわかりませんけれど、良い物だと思いますわよ?」


おお、じゃあナイフも卸そうかな。

見本は買ったし、行商人さんにも意見を聞こう。





結局、隅から隅まで全部は見れなかったので、香辛料、酒、乳製品、缶詰、刃物、鍋などのジャンルにわけて行商人さんの店でプレゼンすることにした。

あ、自転車とかも売れないかな?

馬車があるし、難しいかな。


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