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それゆけ!第七艦隊キサラギ・ユカリ  作者: アンナ・キッシンジャー
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3話 First Love

谷高でどの部活に入ろうか考えた末、私は「合唱部」「軽音楽部」「吹奏楽部」の3つの中から選ぶことにしました。これらの部活にしぼった理由は2つあります。


第一に、私は体力に自信がありませんでした。私は中学時代に体育の授業以外で運動をしたことがほとんどありません。中学で走り込みや筋トレを経験していない人間が、高校で運動部の厳しい練習についていけるとは到底思えませんでした。運動部への入部はハナから諦めていました。


第二に、当時の私は音楽活動に興味がありました。私事ですが、中学の頃の私は「宇多田ヒカル」のリスナーでした。今日では彼女を知らない方は多いと思いますが、宇多田ヒカルはかつて平成時代の日本で人気があったミュージシャンです。


ちなみに宇多田ヒカルの存在はアニメ「ブラックジャック」を観て初めて知りました。

(なぜかピノコの声優での出演でした。ものすごい違和感がありましたが…)


私は宇多田ヒカルの歌が本当に大好きでした。特に1stアルバムの「First Love」は名盤。CDの盤面がすり切れてオーディオコンポが読み込まなくなるくらい何度も聴き込んだ記憶があります。


しかしながら、私は今までピアノ教室などに通った事は一度もありません。ピアノを弾くことはもちろん、入学当時は音符も読めませんでした。もちろん「高校から音楽を始めるのは難しいんじゃないか」とも思いました。


でも宇多田ヒカルの歌を聴いて「高校では音楽系の部活に入ってみよう」と思い立ったのは事実です。


しかし上の3つの部活がどんな雰囲気なのかは、入学当初の私は全く知りませんでした。

よって入部する部活をどうするかは、後日の新入生対象の部活紹介を見てから決めることにしました。

※宇多田ヒカルがピノコ役で声優をしているアニメ「ブラックジャック」…https://m.youtube.com/watch?v=vfODhtY3M2Q

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