登場兵器
時折間違った翻訳とかがありますがご愛嬌で(首絞め
英国側
クイーン・エリザベス級空母
↑アイリッシュ海で全力公試中のネームシップ。
5万9000tと290m近い英国史上最大の最新鋭のSTOVL空母。
最新鋭のステルス戦闘爆撃機F-35Bを30機近く搭載する事で強大な対空・対艦攻撃力と地上投射能力を持つ英海軍の次世代のフラッグシップ。
作中ではアルゼンチン空軍の旧式機を改造した対艦ミサイルを兼ねた偵察ドローンによる対艦攻撃を受けるも最後まで沈むことなく奮闘し、フォークランド諸島奪還に一役買ったのである。
準同型はフランスの空母PA2、リシュリューだがこちらは建造途中である。
将来的には射出機の搭載も検討されているそうだが、どこの国にとって最大の敵である緊縮財政もあって計画自体はお流れになっている
フォークランドへ出撃するにあたって自衛用ミサイルとして1セル4発搭載可能な自国製自衛用SAMであるシーセプター用VLSを8セル追加装備している。
また卓上のプランではあったが米国製もしくはリニア式射出機と、アングルド・デックを備え、F/A-18かシータイフーンを搭載する本格空母プランもあった。
デアリング/45型ミサイル駆逐艦
イギリス海軍の誇る大型防空艦。世代的にはFCS-3射撃統制システムとESSMミサイルを搭載した日本のあきづき型護衛艦やSPY-1D(V)を制御するイージスシステムとスタンダードミサイルを搭載する米アーレイ・バーク級フライトⅡA、日本のあたご型などのライバルで、仏伊と共同開発した強力なアスター15(ESSM相当)/30(SM-2/6相当)と呼ばれる自衛用/艦隊防空ミサイルと英国が独自で開発のサンプソンレーダーによる世界でもまれにみる強力な防空能力は敵航空機を艦隊に一切近づけさせない。
武装(対空ミサイル除く)
114㎜砲、(必要に応じて324㎜短魚雷2基搭載可能)、ハープーン級SSM×8発
近接防空用の20㎜対空砲×2、対潜水艦兼輸送用EH-101ヘリ1機
その他
2015年の中露戦争により変更された国防計画と策定された新戦略において東欧への侵攻をする可能性があるロシアや、ロシアに支援され、再度起きるであろうアルゼンチンとの戦争も見据えて7番艦のドレッド・ノートが建造され(作中では公試中)、命名段階ではないが、現在8番艦が建造(終戦と同時に進水)されている。
フッド/26型フリゲート
イギリス海軍の次世代多目的軍艦。なお名前は架空であるものの26型は実際に建造中であり、2020年までには恐らく就役すると私は予想しています。
武装はシーセプターミサイル用VLS32セルと114㎜砲に代わって導入されたイタリア製の新型127㎜砲(64口径の長砲身)1基と対潜用に324㎜短魚雷2基を備え、更に砲内に即応弾を備えた57㎜砲を副砲として搭載している。
こちらもEH-101を搭載する事が可能で、ほかにも特殊部隊用ボートを船尾に収容可能など様々な作戦に投入可能。英側が実施した上陸作戦においてアルゼンチン側の無人機による航空攻撃で4番艦艇ロドニーが撃沈された。
↑RNAAのヘリが被弾した瞬間のロドニーを捉えた映像
E-767 セントリーⅡ早期警戒管制機/KC-46給油機
E-3早期警戒管制機の後継であるE-767の量産型で、英国向けの機体。
因みに米国でE-3早期警戒管制機の後継としての採用に当たってセントリーⅡと言う名称がつけられたと言う事になっている。
(先代のE-3とトライスターも一応配備されているものの、登場回数は少ないです)
なお、実際にE-767は米英仏やNATOでの導入は決まっていないですが、KC-46は日本以外に米国やイタリアが導入しているとか言うそうです。
ユーロ・ファイター タイフーン戦闘機
トーネード迎撃型などの後継機として英独伊西の4か国が共同開発した4.5世代戦闘機で、シュミレーション上だけとはいえ4世代機の中でも無敵の実績を誇る(とは言え演習では敗北したことはある)米F-15シリーズ及び露Su-27シリーズに対して互角以上どころか優勢に戦え、それに米国のF-22ラプター及びSF特撮の戦闘機の機能を実現したスーパー戦闘機であるF-35ライトニングⅡに、ロシアンラプターと称されるSu-57に互角以上の勝負を挑める高性能機と言われているが、実際のところは不明。
なお、そのシュミレーションの成績について筆者は懐疑的に見ている。
なお兄弟機とも言えるフランスのダッソー・ラファルには良く敗北しているとか言う噂もあり、傑作機か駄作機は評価が分かれる機体である。
本作では前半にフォークランドの英空軍防衛部隊に配備され、アルゼンチン空軍を迎え撃つが甚大な被害を蒙る。後半にも登場予定。
作中では英政府は2021年に生産を中止を決定、F-35の導入を強めた。
パナビア・トーネードECR
電子攻撃機。本作ではアルゼンチン艦隊を攻撃し、駆逐艦1隻を撃沈するも、後に行われたレーダーサイト破壊の為に出撃するもアルゼンチン側が設置したロシア製長射程防空ミサイルの餌食となり壊滅している。
戦後、英空軍は損失や機体の老朽化などで退役を決定している。
F-35 ライトニングⅡステルス統合打撃戦闘機
英空軍と海軍の誇る最新鋭戦闘爆撃機で、高いステルスと制空能力に加えセンサー統合能力を持ち、爆撃能力も高いのであらゆる戦局での活躍が期待される。
対空能力についてはオフ・ボアサイト照準とASRAAMと呼ばれる高い機動性を持つ格闘戦専用ミサイルを組み合わせたドッグファイトや、世界の多くのレーダーをも凌駕するとも言われる火器管制装置に管制された非常に実績の高い高性能空対空誘導弾AMRAAMを組み合わせた視程外戦闘が可能であり、艦隊の守護神とも言える。
なお、第2次フォークランド紛争の末期(11月頃)に地球の反対側で発生した対馬ゲリラ上陸事件においても日本の海上自衛隊のしょうかく型強襲揚陸艦に搭載されたF-35Bと航空自衛隊築城基地のF-35Aが上陸したゲリラを掃討したり、不法侵入した人民連邦の残存航空機を撃墜するなどの活躍を見せている。
なお、戦中に米国で試験中だったF-35Bx(後にF-35D)と呼ばれる主翼に折り畳み機構をB型に加えた改良型は日英が高い戦果を挙げたのをきっかけに空母搭載機の数に悩む豪州やイタリアなどで導入され、更に戦後、これらを無人機化及び操縦席部分に燃料タンクを増設して航続距離を伸ばした無人戦闘爆撃機も開発されたので大いに成功したともいえる。
非常にどうでも良いが、そのコックピットはまるでSF特撮映画などに出てくる戦闘機そのものであり、その手の作品が大好きな私のお気に入りの一つである。
ソードフィッシュ巡航ミサイル
英仏で計画された海空両方から発射可能な超音速巡航ミサイルで、米国のトマホーク巡航ミサイルよりもハープーン対艦ミサイルに近い大きさだが、トマホークの射程の70㌫近い射程を有しており、アルゼンチン側には大きな脅威である。
因みに対馬ゲリラ事件を受けて日本は内戦続く朝鮮半島の人民連邦残党や中国を警戒して多数購入している。
アルゼンチン側
アンデス級ミサイル駆逐艦
↑ミサイルを放つアンデス級ミサイル駆逐艦。数年前の中露戦争でもその能力はフルに発揮されており、中国軍攻撃部隊に甚大な被害を与えている。
また本艦に対してインド、ペルーなども興味を示しており、戦術弾道ミサイルに対する防衛能力の付与など、米国のイージスにも引けを取らない性能を持つ。
本作のコラボ元の作品であるSu-32の電子レンジ先生の中露戦争に出て来るオースィニー・ルナー(ロシア語で秋月を意味する)級ミサイル駆逐艦のアルゼンチン向けモンキーモデルである。
輸出された理由は英国といまだに揉めているマルビナス(英名・フォークランド)諸島奪還を目指すべく軍拡政策をとるアルゼンチンとクリミア問題や2015年の中国侵攻などで対露制裁を強めるイギリスを牽制したいロシアの思惑が一致したものである。なお2016年から18年にかけて3隻がサンクト・ペテルブルグで、1隻がカリーニン・グラード建造され、1隻がアルゼンチンでライセンス生産されている。
本型の搭載するミサイルはアメリカのパトリオットをはるかに上回る性能を有し、弾道ミサイルですら迎え撃つことが可能な防空能力を持っており、5隻いた内の4隻が損傷した事によりアルゼンチンは敗戦したと後世の軍事評論家は断言している。
故に本級をアルゼンチンがもう3隻所有していれば勝利出来たと言われる。
なお第2次フォークランド紛争後、本級はアルゼンチン海軍どころか世界中で高く評価されたのか、アルゼンチンでは2隻が撃沈されたアルミランテ・ブラウン級の後継として更に5隻が発注され、エクアドル、ベネズエラなどのラテンアメリカの反米親露派国以外にもペルーやブラジルなど比較的に米国との関係が良い中南米諸国海軍や南アフリカ、インドなどでも導入を検討している。
J-11/Su-27К+/Alz フランカー アルゼンチン名 ”コンドル”
オリジナルは中露戦争の際にロシア軍が占領下に置いた中国軍の飛行場から鹵獲した中国向け劣化Su-27をアルゼンチンがタダ同然で購入したもの。
とは言えアルゼンチンは購入後にイスラエルや南アフリカ、ブラジル、フランス、スペインなど西側製アビオニクスやミサイルに対応する改修を施すことで戦闘能力をJ-11時代より向上させており、対艦ミサイルを搭載したSu-24を護衛する事で、戦争最末期に英最新鋭フリゲート”ロドニー”撃沈に一役買っている。
(アビオニクスは南アフリカ製に変更されたものが殆どで、一部エリート部隊用の機体は優秀な戦闘機用アビオニクスの開発国であるイスラエルやフランス製のものを搭載しているとされているが、ロシア製のミサイルも運用可能である)
戦後、ロシアは国内に保管していたJ-11や中国向けのSu-27を全て売却、アルゼンチンは第3次フォークランド奪還戦争を検討しているとも噂された。
(ただしアルゼンチン側も予算不足ゆえに実施する事はなかった)
MiG-29/35 ファルクラム
ロシアの誇る前線戦闘機。だが、アフリカや中東、欧州では敗北ばかりで、中露戦争くらいしか勝利がないとも言われているが、第2次フォークランド紛争では地上施設による管制などもあってユーロ・ファイターなどを相手に善戦した。
なお本戦争後、アルゼンチンはMiG-35を追加購入している。
こちらもイスラエル製アビオニクスの搭載をした機体が存在している。
本機の長槍であるR-77ミサイルはユーロ・ファイターを数多く葬り、搭載している武装次第では高性能な敵戦闘機にも対抗可能な事が証明された。
J-20
ロシアが中国から鹵獲した有人ステルス戦闘機を無人化改修した偵察機。
偵察機と称しているが、戦争最末期には旧操縦席部分に炸薬を搭載して対空母用の大型対艦ミサイルとして運用され、1機が迎撃網を破って英空母の航空管制艦橋に突入。英海軍の応急員の必死の奮闘があったので沈没こそ免れたが、2隻所有していた空母の内1隻を2.5年に渡って使用不能に追い込み、その事件のもう片方の当事者たる英海軍や、お隣の仏海軍や、対馬戦争以後、新型揚陸艦兼空母を建造していた海上自衛隊が2030年までに空母を4隻揃えるのを決めた切っ掛けともなった。
ロシア製支援航空機
A-50メインステイ早期警戒管制機やAN-124などを導入している。
アルゼンチンを支援するために参戦したベネズエラがMi-24などのヘリを多数、歩兵支援用に投入している。
なおアルゼンチン政府はフォークランド諸島への奇襲の為に空母を建造し、それと同時にYak-141Mを導入を検討したが、戦争の停戦と戦争で国家財政が破綻しかけた事もあって導入はお流れとなったものの、数年後にベネズエラが肩代わりで購入したものをブラジルがフランスと共同で建造した空母ブラジリアの就役に伴い退役させた空母サンパウロと共にスクラップと称して空母ヘネラル・ベルグラノとして無償で再就役させたのに合わせて導入している。
とは言え、破綻間際の国がどこまで運用できるか、とも言われている。
旧式機を改造した無人航空機
アルゼンチン軍が以前使用していたミラージュやシュペル・エタンダール、A-4スカイホークを改造し、戦術/戦略偵察/爆撃機/対艦ミサイルにしたもの。
また、アルゼンチン側の奇策であった無人攻撃機による戦術で揚陸艦1隻が大きな損傷を蒙り、70名以上の戦死者と多数の装備が破壊された。
その他の国
ハリー・S・トルーマン(米原子力空母)
米国の誇るニミッツ級空母(※ニミッツはケネディ就役で既に退役しています)
1隻あたりの搭載機による打撃力は一国の空軍を粉砕するのに充分過ぎる戦力を持ち、1隻で欧州の大体の空軍に、3隻で空自戦力に匹敵する凄まじい戦力を持っており、米海軍航空隊が世界2位の空軍だと言う証明となっている。
レキシントン(米強襲揚陸艦)
アメリカ級強襲揚陸艦4番艦。
こちらは艦隊で小国陸軍と海軍に匹敵する戦力を連れて来ており、更に搭載機F-35の存在も考えれば陸海空軍を独自に持った艦隊といえる。
オスプレイの早期警戒型も存在しているので、準空母的な存在でもある。
なお米国もF-35Dに興味を示しており、F-35Dを搭載して制海任務に投入する場合、この船には40機(しょうかくは32機)のF-35が搭載可能とも言われている。
ル・テリブル(仏戦略原潜)
フランス語で戦慄を意味する核抑止力用潜水艦に相応しい名を持つ船。
マルセイユ沖で実施された英亜両国の講和会議の会場となり、停戦条約締結の場となり歴史的な船となったが、2030年代には解体された。
10式/90式戦車
史実通り自衛隊の主力戦車。74式の代わりは16式機動戦闘車。
18式装甲車
16式機動戦闘車のファミリー車両と言える装甲車。武装は35㎜機関砲1基
護衛艦むさし(海上自衛隊CGH)
↑真珠湾を出港するむさし。アルゼンチンでの内乱に備えたものではあったが、同国で紛争直後の内乱は発生せず、返す刀で帰国。対馬戦争に参加している。
183m×24m、基準排水量1万7571t(公表値)、満載排水量2万0157t(推測)
378名(航空要員21名含む)、必要に応じて司令部要員27名ないし特殊部隊15名
同型の”ながと”共々2019年に就役したが、実は中露戦争開戦の5週間後に極秘裏に建造を始めた海上自衛隊どころか戦後の西側史上最大の超巨大ミサイル艦。
米ズムウォルト級と露キーロフ級に比肩する船で、ロシアのキーロフ後継巡洋戦艦と言われるリューリック級巡洋艦に大きな影響を与えた。
(”むさし”は長崎、”ながと”は倉敷で建造されている)
大きさゆえに4隻で大日本帝国海軍の巨大戦艦大和と武蔵、それに大型空母の翔鶴と瑞鶴、それよりやや小さい空母蒼龍、飛龍も同時に建造できる値段の凄まじく高い船である。だが中露戦争が原因となって日本国民の国防意識が高まり、国会審議などを経て防衛予算は2.5%に増額された事もあったので建造出来たのである。
むさしはアルゼンチンで内乱が発生する事態に備えて邦人の救助のために米国のサンディエゴに派遣されたが、そうこうしている内に対馬に朝鮮半島のゲリラが侵入したので佐世保へ帰還、しょうかくの護衛として対馬ゲリラ事件に参加している。
建造経緯
本級は2015年の中露戦争終戦と同時に米国が決定したズムウォルト級を発展させた日米共同の次世代巡洋艦CG(X)-21計画の1番艦で、日本は28DDGBとしてまや型イージス護衛艦とともにむさしを、同じく28DDGCとしてながとを発注している。
(建造自体も順調に進み、むさしは起工が2016年9月、18年9月竣工、最終的に19年6月に就役している。なおながとは16年11月起工、19年11月就役)
建造費削減の為にカナダ、オランダ、スペインなども本艦の設計に関与しているが、それらの国の意見は反映されず、むしろ日本の意見が大きく反映されるなど太平洋での運用を特化した船となった。
(現状、欧州諸国とロシアの関係はやや改善しつつあるが、再びウクライナなどに対する侵攻するの軍拡などと予想はされており、これを縮小したタイプの導入する事をイタリアとノルウェーが検討しており、それ以外に台湾は満州地域を支配する旧共産党系政権との対峙を考えると本級の導入の可能性はあると明言している)
武装
06式(Mk-45Mod-4J)12.7㎝多目的砲 1基、81式76㎜速射砲 2基
Mk-57PVLS 96セル(SM-6、ESSM対空ミサイル、対潜/対艦ミサイル)
324㎜3連装短魚雷MoD-3×2、SH-60J/K×3ないしSH-101×2
同型艦はながと。由来は大日本帝国海軍の二大不沈艦である戦艦武蔵と長門。
※むさしとながとの大きな違いは12.7㎝(5in砲)がむさしは米国製のMk-45で、ながとは伊国のOTO社製であるだけ。なおレーダーはズムウォルト用に開発された次世代レーダーを使用している。ヘリ搭載能力はしらねレベルと高い
準同型艦
ユナイテッド・ステーツ、コンステレーション、モンタナ
(こちらはズムウォルトから155㎜AGSを取り払い、48セルVLSを追加している)
はつしも型護衛艦
あきづき型の対潜用改造型である史実25DD。
同型艦 しぐれ、はまかぜ、かすみ
はつしも(初霜)もそうだが、いずれも同型艦3隻も雪風を除けば比較的最後まで生き残った武勲艦より由来。特にしぐれ(時雨)以外の2隻(はまかぜ、かすみ)は戦艦大和と共に沈んだ護衛の駆逐艦であり、初霜はそれを生き延びた艦でもある。
なお、本級以後の護衛艦はむらさめ拡張型から新設計となる予定である。
武装
12.7㎝砲Mk-45J×1、Mk―41VLS(VLA、ESSM)×16セル(※)、SSM×8発
(※右舷寄りに16セル搭載。左舷にVLSを追加可能。準SLCMのSSM-3搭載検討中)
短魚雷発射管×2、対潜ヘリ×2、20㎜近接対空防衛装置×2(※)など
(※場合によってはSeaRAM近接防衛ミサイル21連装発射機へ換装も可能)
しらつゆ型次世代護衛艦
161m×18m、7200t(満載排水量)、乗員 248名、最高速 31kt、経済速 15kt
武装
VLS×1(64セル、SAM、SUM、SSM)、12.7㎝64口径軽量多用途砲×1
57㎜速射砲×1(ヘリ格納庫。電子、赤外線妨害弾発射可能)324㎜短魚雷×2
20㎜CIWS×1(艦橋上)、対潜ヘリ×1~2(H-60なら2、H-101なら1)
アビオニクス
FCS-3C対空警戒レーダー×4(対空監視用とミサイル管制用を統一している)
船首装備(機雷探知可能)ソナー×1、水上/低空レーダー×1、曳航式ソナー×1
次世代データリンクシステム、自衛隊情報共有システム、衛星受信装置など
自己防衛機器
電波受信装置×1、電子妨害装置×2、能動式対水雷妨害装置×1、同受動型×2
外観
フェイズドアレーレーダーと世界的にブームの台形の艦橋に台形マストを採用。
同型艦 あかつき、ふぶきの2隻と新規3隻を建造中。
新規設計とは言え、むらさめ級から抜け切れていないので垢抜けないとこもある。
はつゆき・あさぎり型護衛艦
前者はあと2隻が残るのみで、あさぎり型は全隻健在。
対馬戦争に老体に鞭を打ちつつ参加している。
きぬ型沿岸戦闘艦
米国のフリーダム級の日本モデル。艦載砲が76㎜速射砲である事を除けばフリーダム級との違いは少ないが、対艦ミサイル用VLS8セルが設けられているのが違い。
なおフリーダムとの最大の違いはソナーが充実していたりするなどで、それはあぶくま型護衛艦の後継を意識しているからだったりする。
同型艦 きぬ、いすず、みくま、もがみ
準同型艦(船体が拡張されている) やはぎ、さかわ、あがの、のしろ
しょうかく型強襲揚陸艦
海上自衛隊史上最大の艦艇。戦艦大和に匹敵するかやや劣る260m×34mの巨体と戦艦長門に匹敵する4万3000tの満載排水量を持つ巨大な船。
おおすみ型の後継の強襲揚陸艦。F-35を搭載可能であり、米伊の技術協力で建造された船であり、大きさは米海軍の強襲揚陸艦ワスプと同じ。艦橋はひゅうがと同じ形状であり、艦首には伊空母カブールの様なスキージャンプデッキを備える。武装はMk-41VLSをESSM専用に16セル備え、20㎜CIWSとRAM迎撃ミサイルに加えて76㎜速射砲を艦首尾のスポンソンにステルス砲塔で4基備える。同型艦はずいかく
むさしと本級の建造には中露戦争で変化した防衛意識が大きな影響を与えている。
由来は大日本帝国海軍の誇る正規空母翔鶴及び瑞鶴より。
また崩壊しかけている中国は本艦の存在に非常に怯えている。
F-35BJを最大24機(露天駐機した場合、普段は12機+予備4機)、SH-60を6機、V-22系航空機6機を搭載するが、普段はむさし型などの護衛艦に護衛されているので、対潜ヘリであるSH-60を搭載することは少ない。
センサーは米国製のSPY-3を備え、ESSMによる艦隊防空も可能となっているなど国防へ使用できる予算が少ない日本らしい工夫がなされているとか。
戦車も搭載可能であり、10式10両もしくは機動戦闘車16両なら搭載可能だが、基本的には輸送艦と誤魔化して建造した空母なので搭載する事は無い。
最大搭載機数は40だが、F-35Dだけだと32になるが、まずそんな運用はしない。
(基本的に戦闘機24+ヘリ12+オスプレイとその派生型+4)
ソナーが無いのを除けばセンサーははつしも型DDに準じている。
作中では計画すら存在しないが、ずいかく以外にあかぎ、かがと言う準同型の建造が計画されており、それが実行されれば海上自衛隊は大きな両用戦能力と航空防衛力を持つ事になる。
F-15/F-2
航空自衛隊の戦闘機。福岡空戦で防空戦闘に参加、その後は入間から新田原に向かうC-2を護衛し、対馬奪還作戦の際も当然護衛に参加している。
人民連邦残党のT-50ゴールデンイーグル練習戦闘機やMiG-29やF-16などと交戦しており、空戦での被害はF-2の前期型の1機で留まっているが、地上からの攻撃でPre-M-Ship型F-15も5機失われている。
(F-15に関しては21世紀になっても使えるように米軍のF-15Cの一部と同様にエンジンをF-15Eと同じモノに変更し始め、レーダーについてもラプター用のAPG-81レーダーのフィードバックしたAPG-63(Ⅷ)に変更し始めている)
因みにPre-M-Ship型F-15の内、24機を電子戦支援機に改修、格闘戦用のAAM-3、5、AIM-9X及び中距離用のAAM-4、AIM-120及び機銃の運用能力を残しつている。なお電子妨害装置は胴体下の。レーダー攻撃用のミサイルは主翼パイロンのドロップタンク部に装備する事となっており、加えて増槽の代わりとしてコンフォーマルタンクを米国から購入している。故にF-15C・D/J・DJに比べて重量は増しているので最大速力はマッハ2.38まで低下した。
武装(F-15及びF-2の共通)
バルカン20㎜砲×1(F-15=940発、F-2=512発)、Mk-82無誘導爆弾×6
空対空ミサイル(両機種とも最大8発搭載可能)
AAM-3/5AないしAIM-9L/M短射程ミサイル×2~4(F-2は2~8)
AAM-4A/BないしAIM-120A/B/C、AIM-7×4中射程ミサイル(なおF-2は2~6)
※無人多目的機×2(主翼下に搭載)※
グローバルホークの導入と並んで導入された無人機。
RF-4EJ改などの後継となる戦術偵察型や、米軍のF-16やE/A-18Gなどの任務を行う電子偵察/戦闘機型や、囮として機能する電子妨害型などが存在し、必要に応じては敵施設に突入させるなどミサイル的に運用も可能な優れもの。
正式名称は17式戦術偵察機と言い、離陸補助ロケットを用いれば海上自衛隊の護衛艦ひゅうが・いずも級や揚陸艦しょうかく級からも運用可能
近代化改修(F-15J/DJ(F-15JX/DJXとも)及びF-2A/B(F-2C/D))で追加
中射程ミサイル×2~6(AAM-4のみ2~4、MICAのみ2~8)
AAM-4B+(後のAAM-4C、日)及びAIM-120D(Super AMRAAM、米)
MICA-ARH(後述のMICA-IRのレーダー型、仏)2~8、ミーティア(欧州)
短射程ミサイル×2~4(F-2は2~8)
AAM-5B(日)、MICA-IR(仏)、IRIS-T(独)、AIM-132(英)、AIM-9X(米)
新型空対空ミサイル
AIM-X次世代空対空誘導弾×2~8(日米英共同開発、短射程と中射程を統合)
(F-2はJ/APG-3にレーダーを換装し、加えて自衛隊データリンクシステム追加、対空用のIRSTを追加。F-15はAN/APG-63(ⅦないしⅧ)を搭載し、IRSTをキャノピー前に搭載。なお一部機体はセントラルコンピュータの変更によりリンク16などに対応出来るようにする事になっており、15~24号機がその試験に入っている)
F-2のみ搭載可能
誘導爆弾×2、多連装ロケット発射機×2、対艦/レーダー/対地など各種ミサイル×4
A/SCM-3天山巡航ミサイル
ASM-3から発達した巡航ミサイル。日本で唯一の地上攻撃用ミサイル。
Tactical Tomahawkに比べれば射程は劣るが、コスト対効果は同一である。
なお今後はこれの射程を延ばしたタイプの製造も予定されている。
運用プラットフォーム
P-1(4発)、P-3C(2発)、F-2(2発)、F-35(2発)
むさし型CG、こんごう・あたご型DDG、あきづき・はつしも・しらつゆ型DD
人民連邦の兵器
空軍力
中国軍撤退時に放棄したフライアブルな18機のJ-10と21機の飛行不能だったJ-10を部品を集めて再生した7機のJ-10及び旧北朝鮮の24機のMiG-29、旧韓国系の24機のKF-16が主力。とは言え戦争前半にMiG-29は18機も失い、KF-16とJ-10も同じく各12機を喪失しているので、残った6機のMiG-29とKF-16及びJ-10は全て本土防衛のために撤退させている。
T-50訓練戦闘機
パチモンF-16と言われるが、結構な戦闘能力を持つ。
対地攻撃能力こそ優れるものの、肝心の対空ミサイルはAIM-9もしくはR-60ないしR-73のみなのでAAM-4やAIM-120による先制攻撃が可能な日本側により航空優勢を握られ、活躍するチャンスは少なかったが、戦争序盤では陸上自衛隊の対馬防衛部隊に多大な被害を与えるなどそれなりの活躍を見せた。
ほかの航空戦力は
因みに中露戦争時に人民連邦の主力機であったF-15Kは朝鮮半島内乱で3/5が損失、残りの2/5は福岡空港へ亡命後、航空自衛隊と米軍に鹵獲され、数か月間は空自管轄になるも、飛行性能こそ同じであってもアビオニクスや構造がF-15Jと異なる部分も多かったので空自に導入されず、年末までに防衛装備移転協定を締結したばかりのシンガポールにF-15SGの予備部品として売却された。
新型水陸両用歩兵戦闘車
鹵獲した旧韓国軍のAAV-7の側面に旧南北両方の装備から溶かした車両の鋼材を追加装甲として付けたもの。重量が増した事もあり、浮航能力は低下した。
K-2G1.K-3
K-2G1は韓国戦車2号の改良モデルで、ロシアのT-90用の主砲を搭載。
一方、K-3は新制政権軍再建の際に倉庫の中にあった南のK-2の車体と北の暴風号戦車の砲塔を無理やり二個一で繋げた戦車で構造が非常に複雑だが、政府と軍の命令により主力戦車として強引に生産を推し進めていると言う。
どちらも新生政府がロシア寄り国家建設ゆえに米国や欧州などからの制裁を受けているので手に入らない独および英製120㎜滑空/ライフル砲に代わってロシア製125㎜砲や115㎜砲などを搭載している。それらを生産ラインから横流ししたもの。
海軍力
主力は米の協力で仁川に停泊中で奪取した中国海軍旧式駆逐艦5隻と11隻のミサイル艇12艘と韓国時代に運用していた214型1隻。
支援艦艇は貨物船改造型指揮艦1隻と中国軍の輸送船を改造した潜水母艦兼敷設・掃海艇母艦が2隻、掃海艇4艘である。
新朝鮮半島政府軍(首都・羅津)
陸軍力
歩兵装備やT-72戦車、Mi-24ヘリをロシアから大量購入し、国内の人民連邦軍残党と交戦しているものの、大きく苦戦している。兵力は25万人と韓国、北朝鮮時代と比較してずいぶん減少しているが、これも中露人民連邦による三つ巴の内戦の結果である。ただ北朝鮮譲りの弾道ミサイルを保持しているのでは?と日米の国防当局や軍事評論家は警戒を緩めていない。
海軍力
旧北朝鮮のミサイル艇が主力であったが、ロシアが中国から賠償として分捕った駆逐艦やフリゲート、新生政府がスクラップとして購入したクリヴァクⅢ級国境警備艦などを運用しており、ジェ○ン年鑑によると1万5000tクラスの貨物船を改造したYak-141用の空母もどきも存在しているとされているらしい。
潜水艦は新朝鮮半島政府がロシアが日米豪と締結したと”新朝鮮半島政府軍設立条約”により2隻のみの保有が許可されている。
空軍力
立て直しの最中なので不明だが、中国製のJ-10が6機と米国製のF-16が18機、旧ソ連製のMiG-29が12機を保有しており4、4.5世代機36機に加え、練習戦闘機FA-50が24機、更にMiG-21とF-4、F-5を合わせて48機(16×3)保有している。
ただ空中警戒管制機や給油機などはロシアが日米と締結した朝鮮半島に関する条約で保有しておらず、輸送機もC-130が僅か4機ほどである。