忘れ去られた物語「恋愛<希望>に溢れた世界」
日比莵「ごめーん!待った?」
莉菜「遅い!待ったよ!」
日比莵「ごめん!」
莉菜「どうせ、謝れば許してもらえるとでも思ってるんでしょ?」
…かなり機嫌が悪い…
まぁ俺が遅れたのだから悪いんだが…
日比莵「本当にごめん、何でもするから許してよ」
莉菜「だったら…今日のお昼奢って貰おっかな?」
日比莵「…喜んで」
俺は跪く…
莉菜「やったぁ!決まりねっ?」
日比莵「はい…」
このお嬢様には、逆らえないようだ…
…俺の方が年上なんだがな…
俺は3年で莉菜は2年…のはずだ!
つくづく実感する…
女の子って強い!
日比莵「今日はどこに行くの?」
莉菜「うーん…何処でもいいかなぁ」
日比莵「どこでもいいって…」
莉菜「私は、日比莵君と一緒にいるだけでいいの」
…何かの口説き文句か?
日比莵「そっか、嬉しいよ」
莉菜「…嘘じゃないよ?」
日比莵「有り難く心に受け止めておくよ」
莉菜「…そっか」
日比莵「あっ!じゃあさ、ここに行かない?」
莉菜「何処?…<他空間体感アクションゲーム>?」
日比莵「今日と明日しかないんだよ、どう?」
莉菜「えー、アクションかぁ…」
日比莵「せっかくだから行こうぜ」
莉菜「んー、まぁ行ってみよっか」
日比莵「よしっ!行こう」
そして向かったところは見知らぬドーム型の会場…
そこで受付を済ませると、知らない部屋に連れてこられた…
その部屋の中央には、バカデカイ機械がある…
これが転送装置か?と思っていると説明が流れた…
そして機械の周りにあるベッドに寝て、頭に装置をつけた…
日比莵「もうすぐだ!」
莉菜「…向こうでも会えるかなぁ?」
日比莵「会えるよきっと…もしも会えなくても探すし」
莉菜「…約束」
莉菜はそう言って、そっと左手を伸ばしてきた
莉菜「指切りね、約束だよ!」
日比莵「…うん」
そして俺たちは指を繋いだ後、目を瞑った…
また会えることを願って…
Fin…




