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第十五話〜プロローグ終結〜

 もの凄く久々の更新です。なんか書き方を忘れてしまい変な感じになってしまいましたが、これから調子を取り戻していこうと思います!

 物質を形成する原子。全ての物質は原子が集まり形成される。


 ――葉月の槍が敵を頭から貫いている。


 原子の単位から燃やす事が出来る炎……それは形状を保つ事を許さず、触れた物を液体に変える。


 つまり防御不能。これが葉月のability、ダークナイトの能力だ。しかし葉月自身もまだabilityが目覚めてから一ヶ月程度で扱い方が不安定なため、この“原子焼失”の炎を使うのに非常に体力を使うため連発は出来ない。


 今日はこれで二度目、白コートを液体に変えたのを確認し、葉月は体力の消費を抑えるために、abilityを戻した。葉月の左腕は、人間の物に戻っている。



「おい!」

 少し休憩を入れてから葉月は地べたに座りながら、すかさず弥彦に声をかける。

「お前さっきはどういうつもりだったんだ?」

 どういうつもり?さぁ、俺に聞かれてもねぇ……

「いや、何が?」

「何が? じゃねぇ!俺に襲いかかって来た事だよ!」

 そうだ、聞かなきゃならない事がある。


「君は、なんでその……abilityを使ってても意識があるの?」

「俺の質問は無視か!?」

「あぁ、ごめん相羽君。俺、あの時気を失ってて…いや、意識はあったんだけど、体と心が離れてるような感覚だったから」

 それを聞き葉月が反応した。

「気を失った?そんな事、俺は一度も無かったがな……それと、君はいらねぇ」


 なんだ、知らないのか。今度シュドウから聞いてみよう。

「葉月、で良い」

「じゃあ葉月……君はシュドウの組織の人間なのか?」

「ん、あぁ…俺も良く分からない。シュドウの奴はビプロイツに狙われて死にかけた俺の前にいきなり現れて、俺を助けたと思ったら、俺にabilityの使い方を教えて、それっきりだ。俺に、お前は仲間だ。みたいな事を言っていたけどな……」


「なぁ、じゃあabilityて何だ?」

「いきなりなれなれしくなってるな……abilityについては俺も知らない。まぁ、超高性能な“武器”でいいんじゃないか」

「武器…か、葉月のabilityは物を溶かす力があるのか?」

「あぁそうだ。原子焼失の力がある」

「原子焼失!?……

じゃあなんで液体が残るんだ?」


「そ、それは……」


 葉月はしばらく頭わ抱えて考えこんだ後、

「わからねぇ」

と答えた。

 今回はサブタイトル通り、プロローグ終結です。

 今までの話はプロローグみたいな物だったので、本当は十四話で終結させても良かったのですが、五の倍数で終らせたかったので、無理矢理引き延ばしました。


 これからはなるべくテンポ良く進めて行きたいと思います。

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