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第七話
その頃、阿多丘は近くのコンビニに買い物に行っていた。
「あの二人はどこでなにをやっているんだ‥こんな時間になってもまだ帰ってこないしエリーゼたん‥」
その時、前方から歩いてきたフードとマスクで顔が分からない人物に刃物で切りつけられた!
「うひー!」
胸部にデカめの切り傷‥。さらに追撃が来る!
「うひー!死にたくねぇー!」
阿多丘、死亡か‥。
と、思いきやなにやら声が聞こえてくる‥。
「胸を裂くゥ~崩れゆく記憶にィ何度も手を伸ばすゥ~ 君はもォういなァいでェも終われなァァい」
「この歌声は霧島か!助けてー!怪しい人物に襲われていまぁす!」
フードマスクの人物は慌てて逃げていった。
霧島がエリーゼから降り、阿多丘を介抱する。
「あーこりゃ死んじゃうかもねえ」
「い‥嫌だぁぉぉぉ」
「嘘だよwこれでも貼っとけw」
霧島はポテチの袋をテキトーに拭くと傷口にピタッと張り付け固定した。
「意味不さんさぁ、阿多丘、病院連れてっといて」
「うん。じゃまた明日」
「さて、俺は犯人を追うとするか‥」
霧島はなんのあてもなく犯人探しをはじめた。




