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第二話
こうして結成された犯罪クラブだったが、やりたいことが多すぎて何からやるか迷っていた。
二人で仲睦まじく二階渡り廊下を歩いていると、体育館裏から何やら声が‥。
「ちゃんと4545万持ってきたか?!阿多丘っ?!」
「うひー‥」
阿多丘鶴太郎は5人組に金品を脅し取られているようだった。
「また明日も4545万持ってこいよな!!じゃないと貴様の妹も母親もコンクリ詰めにして殺しちまうぞ!じゃあな!」
「うひー‥」
五人組は去っていたので霧島は上から阿多丘に話しかけた。
「なかなかお笑いだったぜ。大丈夫か?」
「うひー‥霧島か‥ダサい所を見せちまったな‥」
「ま、詳しいことはバ◯キンで聞くぜ!もちろんお前の奢りでな!」
三人はバ◯キンに向かった。