0話 〜二つの世界〜
あまりにも少なかったので足しました
この時代には二つの世界がある
一つ目は人間界
人間界では、普通 通常の人間や害をもたらしにくい動物が住む世界である。
飛び抜けた能力もなく、道具を使わなければ一匹の狼にさえやられる。
手ぶらでは肉食動物にかなわないようなそんな弱い人間だけが住んでいる。
しかし、食物連鎖には加わっていないのである。
もう一つは異世界
異世界では、魔法や飛び抜けた剣術を持った人間や魔族 エルフなど、能力を持った者や害をもたらしやすい能力を持った魔物が存在している。
魔法はたくさんの種類があり、主に魔物を倒すために使われている。
魔法を使える者は、手ぶらであっても魔物にかなわないことはない。
人間界と同様 食物連鎖には加わっていない。
人間界の者は異世界に行くことはどんな手を使ってでも許されない。例え そんな魔法があったとしても消滅させられるほど厳しい世界なのである。人間界に行く魔法を持つ者は有無を言わせず処刑されてしまう。このことは現在とても問題視させられている。
しかし、遠い昔は異世界より生まれ ある資格を持った者のみが人間界と行き来することが出来た。
その資格は18歳以上の試験合格者に与えられていた
高校卒業後からすぐ資格を取ることができたらしいが、大学卒業後に受ける試験による資格持ちが圧倒的に多かった
それは、大学生なりたてには分からないとされているような問題が出るからだったらしい
試験に出る問題は大学生後半から教え込まれることが多いだけでなく、受講料も高いのでわざわざ早くから取りに行く人は少なかったのだ
すぐに資格を持つものもまれにいたが、大幅にランク分けされる際 下の方のランクになることがほとんどだった
ランク分けでは【A B C D E F G H】までが広く知られていたが【5S 4S 3S SS S】という超級クラスまで存在していたらしい
異世界の存在は人間界の者に知られてはならないという規約を破った者がいたため今では行き来できないようになっている
そして 現在は18歳以上の全員にランクが強制的に付けられるようになった
ランクは資格持ちと同じように【A〜H、S〜5S】でランク分けされる
【ランク説明書】ーーーーーーーー
強さ 強(魔法ー剣術ーその他)弱
[特上][上][中][下]や、ランクは機械で定められるため、平等なランク付けがされる。
この説明書はギルド 王都で長年により考えられたものなので、多少はずれが生じる。
<H>
能力がその他の者の下の下〜下の中と剣術の下の下に付けられるランク。実質このランクが1番低いランクである。魔法を使えない者や剣術が苦手な人が一番最初に入りやすいランクとされている。
<G>
能力がその他の者の下の上と剣術の下の上 魔法の下の下に付けられるランク。Hから上がってきたきた人や、魔法の威力が低い者に付けられやすいランクとされている。
<F>
能力がその他の者の中の下と剣術の中の下 魔法の下の上に付けられるランク。
<E>
能力がその他の者の中の上と剣術の中の上 魔法の中の下に付けられるランク。
<D>
能力がその他の者の上の下と剣術の上の下 魔法の中の上に付けられるランク。
<C>
能力がその他の者の上の上〜特上と剣術の上の上〜特上 魔法の上の下〜上の上に付けられるランク。
<B>
【魔法 剣術のみ】能力が魔法と剣術の両方を上の下で操れる者に付けられるランク。
<A>
【魔法 剣術のみ】能力が魔法と剣術の両方を上の上で操れる者に付けられるランク。
<S>
【魔法 剣術のみ】能力が剣術の者のA(LV.99)レベルに達した者と魔法の特上に付けられるランク。
<SS>
【魔法 剣術のみ】S( LV.99)レベルに達したものに付けられるランク。
<SSS>
【魔法 剣術のみ】SS(LV.99)レベルに達したものに付けられるランク。
両方操れる場合でも、【上】以下だった場合は強い方を自分の能力として計算される。
4S.5S は1500年定められていないランクなので、表記不可能である。
ランクアップ試験などで上がることができる。ランクアップ試験は実技試験がほとんどで、上のランクに上がるには相当の努力が必要である。
それは、B(LV.23)などレベルが付与されるが、ランクC(LV.50)は B(LV.1)に勝てないとされているからである。
レベルの最大値はないが、B(LV.99)がA(LV.1)に勝てる程度である。敵の強さによって経験値が違い、経験値を集めることでレベルが上がる。レベルに限度はない前例がないがH( LV.999)になることもできる。
ランクアップ試験は難しいだけでなく、有料であるため挑戦する人は少ない。しかし、挑戦する人もいるのでなくなることのない制度である。
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満18歳になった一ヶ月以内にギルドに行ってランク付けしてもらうことが義務付けられている。