作戦?会議
第18話
作戦?会議
「うぅ・・・頭痛い」
「大丈夫?蓮」
「いや・・・ちょっと、辛いかなぁ・・・」
どうも、例の心の弁当を食べたが、どうやらアルコールが入っていたらしく、僕はそれで酔っぱらったのちに、倒れてしまったらしい。それが原因で、今現在、絶賛二日酔いである。
でも、入ってたして、少量のはずなのに、僕は二日酔いになった。
・・・弱いのかな?お酒。
「でも、蓮君が倒れたと聞いたときは、驚いたわ・・・」
「そうです。でも、どうして心さんのお弁当には、お酒が入ってたんでしょうか?」
それは、僕にもわからない。というより、そのお弁当持っていた、当の本人が一番驚いてたよ。
「それじゃあ、蓮お兄ちゃん。そろそろ、わたしたちは学校にいくから、無理しないでね?」
「あ、ああ・・・ココに、大丈夫、って言っておいて」
「わかったよ、蓮」
「じゃ、いってらっしゃい・・・」
「・・・ふぅ」
みんなが行ってから、数時間は寝た切りだったけど、ようやく歩いても平気なレベルまで回復した。
「さて・・・お昼、どうしようかな?」
正直、こんな状態で作れないしなぁ・・・。みんな、お昼どうしてるんだろ?今朝は作ってあげられなかったからな。
「にしても・・・こんな広い場所に、1人しかいないというのも、寂しいものだな・・・」
「蓮、大丈夫かな?」
「そうね。蓮君の事だから、起きて家事でもやってそうだものね」
「そうですね・・・」
たしかに、れなくんそういうところがありますし・・・。大丈夫ですよね?
「う~ん、蓮お兄ちゃん無理していることが多いですし」
「そうだな・・・。それに、まだ数日とはいえ、家事を全部やってもらっているのも悪い」
そう言っている心さんも、ばつの悪そうな感じにしている。それにつられるように、わたしを含めた他の皆さんも、
「「「「「はぁ・・・」」」」」
ため息。これには、心配と罪悪感から来ているんじゃないか?とわたしは思っています。
「じゃ、じゃあ、みんなでれなくんのために、ご飯を作ってあげるというのはどうでしょうか?」
と、気が付けば、そんなことを口走っていた。でも、後悔はしていない。
「いいね、それ!」
賛成の言葉を言ってくれる、桜姫ちゃん。
「そうね。それなら、私たちにもできるんじゃないかしら」
咲夜ちゃんも、賛成の言葉を言ってくれる。
「それじゃあ、みなさんで作ってみるですか?」
恋雪ちゃんも・・・
「よし。そうと決まれば、今日の放課後はみんなで買い物だな!」
「「「「「おー!!」」」」」
というわけで、みんなでご飯を作ることが決まった。嬉しいような、複雑なような・・・そんな気持ちになっているわたしは、なんなんでしょうか?
「それじゃ、何を作るのか決めちゃおっか」
「そうね。何がいいのかしら・・・」
「そうですね・・・」
「蓮お兄ちゃん、何が好きとか言ってませんでしたからね」
「そうだな・・・」
「「「「「うーん・・・」」」」」
みんなでうなっていると、
「あ、そうだ!」
こんな状況を打破するかのように、桜姫ちゃんが声を上げる。
ちなみにここは、中庭なので、大声を出してもあまり問題はありません。
「今日、好きな物かは置いといて、サプライズでもやろうよ!」
「「「「おお!」」」」
桜姫ちゃんの発言を聞いて、他のみんなもそれに賛同するかのように、納得みたいな声を出す。もちろん、わたしも賛成です。
「それなら、蓮も喜ぶな!」
「そうね。なら、どんなのがいいのかしら?」
「そうですね・・・無難に、クラッカーとかどうです?」
サプライズの内容について、話を始めた途端、話に花が咲く。
けれど、中々決まりません。そこで、わたしはあることを思いついた。
「あの、提案なんですが――――」
わたしの提案したことは、満場一致で可決になりました。
「うーん・・・なんだ、もうこんな時間か」
お昼頃、僕は昼食をとったら、幼い子供のように、すぐに眠ってしまった。
その結果、夕方の6時に起きた。
「むぅ・・・寝すぎたかな?」
寝すぎてしまったけれど、頭はスッキリしたので、起き上がって、洗濯でもしようと思い、洗面所に向かった。
のだけれど、階段を下りて、洗面所に向かおうとした瞬間、
「うっ・・・な、ん・・・」
ぷつり、そんな擬音が聞こえきそうな感じで、意識が途絶えた。
こんにちは、鯨です。名前が変わりました。理由、というか、そちらの方面は別の作品にて話しました。
ええっと、こちらも投稿が遅れてしまいました、すいません。
受験やら、応募作品制作やら、ゲームやら、色々ことがあり、遅れてしまいました。最後に至っては、私情ですね、すいません。
話が変わりますが、この作品、いつのまにかPV数が8000回突破してました。
これも、皆様のおかげです。といっても、まだ18話目なんですけどね・・・なんで、こんなに読まれているんだろうな、なんて疑問に思いましたが、読書が少ないながらもいるのだから、いっか、という風に流しました。
話が長くなりました。それでは、未定ですが、また次回。