夏休み明けの自殺。読書がお薦め
夏休み明けの自殺について。読書がお奨め
夏休み明けにですね、特に思春期の子供の自死が増えます。
毎年、注意喚起の記事が出まして、私も一筆書かせていただこうと思います。
まだ、自分の世界の広がりきっていない子供の多くにとって、家庭や、学校の出来事は、世界で起こる殆ど全ての出来事となります。
ですから、大人から見て、たとえ小さな出来事でも、子供にとっては衝撃的な出来事になったりするのです。
自分の世界が小さければ小さいほど、そこで起こる出来事は、より大きくなります。
夏休みが明けるという事は、大人にとって小さな出来事で、子供にとっては大きな出来事なのです。
私はこの記事が、自死を考える子供たちの小さな世界のアンテナに引っかかるとは、思っていません。
殆どが、大きな世界で、大きなアンテナを広げる大人にだけ読まれるでしょう。
ですから、子供を持つ親御さんに向けた話から書いてしまいます。
子供の精神バランスは、ホルモンに左右される事が多いです。
子供の様子が悪いようなら、うつ対策に鉄分サプリを週一回、亜鉛サプリを週一回、バナナを週に3本、キウイを皮ごと週に一個与えてください。
大前提として、子供に生きるエネルギーを与えてあげて欲しいのです。
経験則ですが、このレシピさえ与えれば、何だか勝手に愉快な気分になって、割と何でも上手くいくと思います。
さて、見るのは万が一と思いますが、自死を考えている子供向けのお話です。
自分の存在意義に疑問を持つほど、自己肯定感の下がる事を、アイディンティティ・クライシス(自己同一性の危機)と言います。
自分が何者であるかという「自己同一性」が揺らぎ、強い不安や混乱を感じる心理状態のことです。
アイディンティティ・クライシスのきっかけは、失恋や友達との喧嘩、受験、就活の失敗などに訪れます。
そして、人は、アイディンティティ・クライシスを何度も繰り返して、自己を確立していくのです。
今回のアイディンティティ・クライシスは、子供たちの夏休み明けの自死というテーマから言えば、夏休みの終わりと新学期かアイディンティティ・クライシスのきっかけとなります。
アイディンティティ・クライシス一回の衝撃を和らげる方法は、世界を広げる事です。
様々な人と出会い、世界を広く持ち、アイディンティティ・クライシスの衝撃を和らげる。
相談出来る人を増やせば、衝撃は和らぎます。
逆に、相談出来る人が少なかったり、小さな世界では、アイディンティティ・クライシスはより衝撃が大きいのです。
もう夏休みも終わりますので、世界を広くしようと言っても、関係性を広げる時間はあまりないでしょうから、私から提案があります。
読書はどうでしょうか?
私は、子供の自死のモデルを積み重ね系だと予測しています。
不登校の子供たちから聞いた、不登校になる最後のきっかけが、割と小さな出来事で、最後のほんの一押しになっただけという話を聞いていまして、それは、自死にも当てはめられるのだと予測しているのです。
様々な小さな事から、大きな事までが積み重なり、たくさん要因がありすぎて、自分でも、全ては言語化出来ない。
その積み重なった最後の一押しが、たまたま夏休みの終わりとなってしまっているのだと予測しました。
積み重ねの内容に占める大きな所に、普段記憶にも出ない幼少期の悩みの部分が大きいとも予測していまして、例えば、上手くいっていない家族を、機能不全家族と言います。
家庭が本来持つべき安心感や情緒的サポートの機能を果たせず、家族が慢性的なストレスや緊張を抱えている状態のことです。
機能不全家族で育つと、得体の知れない不安を抱えながら生きる事になります。
大人になって、情報のアンテナが広がり、カウンセリング等により、ようやく機能不全家族からくる、自分の隠れた幼少期の悩みに気づく人も意外と多いのです。
私は、機能不全家族や、自身の隠れた悩みは、アンテナの広がる大人になってからのケアでなくとも良いと思っています。
むしろ思春期に、隠れた自身の内面と対話出来るようにると、人生が一気に豊かになるのではと感じています。
隠れた自身の内面との対話を手助けをするのが、自身の悩みに近い書籍となります。
例えば、機能不全家族や発達障害に関する書籍、子育てに関する書籍です。
その関係で、私は子育て情報が好きだったりします。
自分が小さい頃、自分は本当は親に何をして欲しかったのか。
今の悩みの正体、苦しみの正体とは何なのか。
書籍を通して、小さな頃の自分と対話し、小さな頃の自分を少しだけ育て直す事が出来るようになります。
先に相談出来る相手を増やした方が良いと書きましたが、自分の内側にもう1人相談相手を作ってしまうのです。
読書をして、小さな自分用の専用ヒーローをつくる。
これなら人見知りでも、割と手軽にアイディンティティ・クライシスに対応する世界が広がります。
あくまで悩んでいる人に向けてですが、悩んでいるなら、夏休明けに出席せずに、書籍を通して小さな頃の自分と対話し、少し育て直してからでも良いのではないでしょうか。
ですので、夏休み明け、自死を考えている方。
カウンセリングはハードルが高いという人に、ひと休みと、読書がお薦めです。
私は記憶力がないので、忘れているだけかもしれませんが、自殺とか考えた事ないんですよね。
ですからというか、何というか、新しい重要な知見が増えなければ、多分夏休み明けの自死について書く事は、もう無いんだろうなと思います。




