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Sword Master ―紅剣の支配者―  作者: 高柳疾風
第九章 光と翠を授かりし者
21/46

第三部 同志

「はぁー…」


日課を終えて、自転車にまたがって麗奈を待つ。

相変わらずの母さんにため息が出る。

空は透き通る快晴でポカポカした陽気が俺を包み込んでくれているのに気分は憂鬱だ。


「ふぅ、さぁ行きましょう」


「あぁ」


カバンを籠に突っ込んでお決まりのポジションに乗る麗奈。

それを確認して自転車のペダルを漕ぐが、どうも力が入らない。


「そうだ」


危ない危ない。

一番聞きたかったことを忘れるところだった。


「麗奈、あの時俺を助けたのは誰だ?」


「あぁ、私も驚いたんだけど…」


麗奈は俺の肩に置いている手に少し力を加える。


「あの時、私も焔獣の気配に気付いて、すぐにその場所に向かったのよ。でも、私が着いた時にはもう焔獣は倒されていて、立っていたのは――」


その口から放たれる言葉の一つ一つに重みがかかり、それと比例するように肩に置かれた手にも力が加わっていく。


「柳君だった…」


「柳が!?」


一呼吸置いて紡がれた言葉。

それは俺の予測を遥かに超えたもので、自転車を漕いでいることを忘れて思わず振り返りそうになった。


「えぇ、武器―…薙刀を持って、あんたの傍に立っていたわ。しかも、傷を癒しているように真は光に包まれてた」


「そうか、それで傷が消えていたのか」


俺の今朝の疑問が思わぬ形で解決した。


「“あなたは何者?”って聞いたんだけど…」


「“それは八神が目を覚ましてから”とか言われたか?」


「よく分かったわね」


「柳とは長いからな」


感心するような声を上げる麗奈に少しため息混じりに答える。


「あいつがそう言ったのなら今日あたりに話してくるさ」


「そう…なの?」


「あぁ、俺を信じろって」


おそらく今日の放課後にでも俺の家に来るだろう。


でも、柳が…――


じゃあ、なんで俺と一緒に戦わなかったんだ?

なんでこれまで黙っていたんだ?


そんな疑問が次々と去来する。


「おっ、噂をすればなんとやらってか」


学校へと続く長い坂道の入り口、大勢の生徒が登校していく中でそいつは近くの電柱にもたれて優雅に佇んでいた。


「待ってたってことかな」


「そうみたいね」


目を瞑り、腕を組んで静かに周りに溶け込んでいたが、俺たちに気付いて姿勢を正した。


「おはよう、八神、水城さん」


「おっす」


「おはよう」


いつもの挨拶。

にこやかな顔を向けて話されたその言葉は昨日のことなどなかったかのように感じさせた。


「傷を…治してくれたみたいだな」


「それについては今日の放課後、八神の家で」


真っ直ぐに見つめ、少し探りを入れるようにして確認してみたが、別段取り乱すこともなく平然と返されてしまった。


「そうか」


そいつの瞳が、俺の心を見透かしているように感じるほど深く漆黒に彩られていて、それ以上は何も言えなかった。





「ふぅ、やっと終わったか」


今日最後の授業が終わって帰る用意をする。


「柳、八神、帰ろうぜ!」


カバンを肩に下げて相良がいつものように現れた。


「あぁ」


「うん」


そう言って席を立ち、何気なく教室の入り口に視線を向けると麗奈と山中さんの姿が目に入った。

麗奈は腕を組んで無表情にこちらを見つめてるけど、山中さんは相良に視線を向けてなぜか薄く笑っている。


山中さんのそんな視線など全く気にしていない様子で、相良はさっさと教室を出ようとしたが山中さんに肩を掴まれていた。


「しゅーまー、なーんか忘れてへんか?」


そのまま腕を自分の方に引き寄せて相良と睨めっこ。

そして相良の体をグッと教室内に押し戻す。


山中さんの顔は笑顔だけど目が全く笑ってない。

それどころかこめかみ辺りに怒りマークが見える…。


「さ…さぁ、今日は何かあったかなー?」


「ほーぅ、しらばっくれるんかい」


冷や汗を垂らしながらなんとか首だけ回して視線を外そうとしている相良。

こめかみの怒り印が大きくなり、拳からバキボキと音を発てる山中さん。

その顔は獲物を見つけた狼のように殺気立っている。


「ちょっ…ちょっと待て、京香!」


「今日から部活再開やろ? 岡野先生に相良を絶対連れてこいって言われとんねん。そのための武力行使は容認する言うてくれたわ」


「ひいいぃぃぃ!!」


掴まれた肩を振り解き、後に居た俺たちを押しのけて猛ダッシュ。

余程山中さんの鉄拳制裁を受けたくないのか、教室の端に向かっている。


「逃さへんわ、このあほんだら!!」


教室に残っている生徒を見事なステップで躱しながら相良を追いかける。

その様子はまさに弱肉強食の世界―…、強者がその生命維持のために弱者を食らう絵が見えた。

相良は机や椅子を動かしながら逃げ回っていたが、段々と山中さんに追い詰められていく。


「こーら、おとなしくせいっ!!」


「へぶっ!!」


「お見事…」


ゴツン!といい音を響かせて倒れていく様を見て、ぽつんと感想を漏らす。

山中さんは床にうつ伏せになって白目を剥いてる相良の襟首を掴んで、俺たちのところにやってくる。


「ほな、みんなまた明日な!」


爽やかな笑顔とともに教室を出ていき、そのまま廊下を歩いていく。

上半分だけを見たら部活に向かうキラキラした学生なんだが、視線を下すと男の襟首を掴んで引きずっている様が目に入る。


事の顛末を見ていた俺たちはその様子にただ茫然としていた。


「…山中さんって強いんだな」


「空手もやってるって言ってたわね」


山中さんの姿が見えなくなったところでようやくつぶやいた一言。

麗奈はあまり動じていないような声色で答えてくれた。


「とりあえず…俺たちも行くか」


「そうね」


「あぁ、すまない。先に行っていてくれないか?」


俺と麗奈が帰ろうと足を進めると不意に柳が声を出した。

整った顔に付いている眉毛が少しハの字になっている。


「どっかに寄るのか?」


「うん、少しね」


「俺たちも付き合うぞ?」


「いや、これは僕一人でやらないといけないことだから」


「…そうか。なるべく早く来いよ」


「分かった」


そう言うと柳は別の方向に足を向けて歩いていった。

柳がどこに行くのか気になるが…、まぁたぶん生徒会の仕事だろう。

あいつはちゃんと約束は守る奴だから心配することもないか…。


「じゃ、先に帰るか」


「そうね」


廊下を歩いていく柳の背中を見てそんなことを考えたが、きっと考えすぎだろう。

俺と麗奈は柳の言葉を信じて待つことを選び、例のごとく二人乗りで自宅へと帰った。






日が傾いてきた夕暮れ時、麗奈が俺の部屋で精神統一をしているかのように目を瞑り、口を噤んでじっとその時を待っている。

俺はというと特に何をするわけでもなく、その辺に置いてあった漫画に手を伸ばしてはパラパラめくって時間を潰していた。


「柳相馬……か…」


中学時代に出会い、何をするのも一緒だった親友の名をポツリと漏らす。


正直、第一印象は良くなかった。

俺は特別勉強ができるわけでも、スポーツができるわけでもない。


それに引き替え、あいつは勉強もスポーツも俺よりできる、まさに文武両道。

しかも容姿端麗ときた。


自分が持ってないものを全部持ってるあいつが羨ましくもあって妬ましくもあった。


でも、あいつは人を絶対馬鹿にしたりしないし、困っていたら迷わず手を貸してくれた。

きっと俺があいつに向けて嫌な顔をしたこともあっただろう。

自分にないもの持ってる奴には当然そういう態度を取ることもある。


それでも柳は俺に話し掛け続けてくれて、俺が思い付いた馬鹿なことでも一緒にやってくれた。


「いつからだったかな…」


気付いたら俺はいつも柳と一緒にいた。

何でも受け入れてくれるあいつに甘えていたのかもしれない。

一緒に馬鹿やって、テスト勉強では俺の家に泊まり込みで教えてくれたこともあったっけ。


そのまんま同じ高校に行って、それが当たり前みたいに同じクラスになって。

同じ時期に出会った相良も含めて今も変わらない絆で結ばれてるんだよな。


「その柳が…」


俺の知らない間に武器を手に入れていた。

いつからかは分からない。

その変化に俺は気付かなかった。


今朝会ったときもいつもの柳だった。

別に変なところなんてない。

いつもの親友、柳相馬がそこに居た。


「とりあえず何から聞こうか――」




――ピンポーン…




「おっ、来たかな」


家のインターホンが鳴り、ちょうど家には誰も居なかったため俺が出た。


「やぁ、待たせたね」


やはりそこにはいつもと変わりない柳相馬が居る。


「早かったな」


そして、いつもとちょっと違うトーンで話す俺。

なんか動揺してんのは俺だけみたいだな。

麗奈もいつもと変わらないし…。


「うん、彼女の仕事が早く片付いてね」


「彼女?」


思わず聞き返してしまった。

柳の浮ついた話なんて聞いたことないし、いつも俺たちとつるんでるから女子と居る姿なんて想像できなかった。

しかし、柳のこの容姿…女子だったら間違いなく一度は惚れているだろう。


たぶん変な顔をしている俺など気にする様子もなく、柳が少し身をずらしたのを合図にその女性は現れた。




俺たちが通う高校と同じ制服――


柳と同じくらいの身長――


麗奈よりも少し細身――


膝まで届こうかという長い長い漆黒の髪――


清楚な顔立ちに添えられている銀縁の眼鏡――


その女性の周りの時間はゆっくり流れているのではないかと錯覚するほどに、俺の視界に全身が映る数秒はものすごく長く感じた。

両手を前で綺麗に揃える仕草はまさにお嬢様。

髪の毛と同じくらいの黒い瞳が俺を真っ直ぐに見つめて微笑んでいる。


「み、宮野さん!?」


柳に連れられて行った学校の図書館。

そこのカウンターで柳と楽しそうに話していた宮野紫苑が今目の前に居る。

一人うろたえている俺を知ってか知らずか、まるでそこに居るのが当たり前のように立っている。


「何でこの人がここに?」


「ちょっと真、何なのこの女」


いつからそこに居たのか。

俺の隣にはさっきまで瞑想していたはずの麗奈が不機嫌そうに眉をしかめて宮野さんを見ている。

俺より背が低い麗奈は宮野さんを見上げる形になっているがそんなことなどお構いなしに睨みつけている。


「この人は図書委員の宮野さんだ。…なんで不機嫌になってるんだよ?」


「べ、別に不機嫌になんてなってないわよ!」


「ふふっ、お聞きした通りの方ですね」


俺たちを傍観していた宮野さんが上品な笑い声を漏らした。

手を口に当てて笑うとかとんでもないお嬢様だな、麗奈に見習って欲しい。


「ご心配なさらなくても、八神さんを取ったりは致しませんよ」


「なっ…ちょっ……あんた何言って…」


優雅な笑みを浮かべている宮野さんとは対照的に完熟トマトのように顔を真っ赤にしている麗奈。

宮野さんが微笑みながらいう言葉は母さんを想像させる。

これは麗奈にとってなかなかの強敵となるに違いないな。


「ここで立ち話もいいけど、中に入って本題に入らない?」


「そ、そうね! そうしましょ!!」


微笑みっ放しの宮野さんとうろたえっ放しの麗奈を見るに見兼ねて柳が口を挟んだ。

麗奈は助かったと言いたいような顔をして俺たちに構うことなく部屋に向かっていく。


「あらあら、純情さんなのね」


迷いなく俺の部屋に向かう麗奈の背中を目で追って、クスクスと笑っている宮野さん。

さっきまでとは違う、イタズラが成功した子供のような顔。

お嬢様だから敷居が高いのかと思っていたがそうでもないかもしれない。


「八神さん、上がらせていただきますね」


ゆらりと柔らかな動きから流れるように靴を脱ぐ。

向きを変え、綺麗に揃えられた靴は隣で雑に脱ぎ捨てられているものと本当に同じものなのか疑問に思う。


「さっ、僕たちも行こうか」


「あぁ」


宮野さんと同じ所作で優雅に靴を脱いだ柳に導かれるように俺も足を動かす。

誰も居ない静かな家に俺たちが階段を上る音だけが響く。

先に入っている麗奈たちによって開け放たれたままのドアが迎えてくれた。


すでに床に座っている麗奈の隣に俺が座り、宮野さんの隣には柳が座った。


「さて、何から聞いたらいいか」


四人で四角形に座ったのはいいが、色々ありすぎて何から聞いたものやら。

麗奈が切り出すと思っていたが、まださっきのダメージが残っているのか少し顔が赤らんでいる。

しょうがないから俺が何から話そうか腕を組んで考える。


「そうだね、じゃあ僕たちの武器から紹介しようか」


少しの沈黙の後、柳から話を切り出してくれた。

チャームポイントとも言える微笑みを顔に貼り付けたまま右手を静かに前に出す。

それとほとんど同時に宮野さんもその細く白い腕を優雅に差し出す。


「砕光翔」


「風翠翼」


それが武器の名前なのか、二人が静かに放ったその言の葉に反応して何もなかった空間に光の粒が集まりだした。

徐々に形作られていくそれは俺と麗奈の武器、蒼炎や闘牙よりも長く、やがてその全貌が見えてきた。


「これが僕の武器、砕光翔…見ての通り薙刀だ」


「そして私の武器、風翠翼…こちらは槍ですわ」


「普段はネックレスになっているんだ」


「へぇー、俺たちとはまた違うんだな」


決して広くない俺の部屋に二人の身長ほどの武器が現れた。

それの所為か部屋がやけに狭く感じるがそれは置いておこう。


『お初にお目にかかります、蒼炎斬神様、流水闘牙様…砕光翔と申すものです』


『風翠翼です』


『お主ら、前の戦いの時には居なかったな』


目の前の薙刀、槍が発した言葉。

闘牙の声を初めて聞いたときには腰を抜かすほど驚いたが、今はもうそんなことはない。


二つの丁寧な挨拶の言葉が部屋に響き、俺の左腕で静かに事を見守っていた腕輪がその低い声を木霊させた。


『はい、我々は現代に創られたものです』


『私たちの使命はお二人を補佐し、共に焔神を討つことなのです』


砕光翔の蒼炎より高い男の声と風翠翼のソプラノボイスが部屋に反響する。


「しかし、何で柳と宮野さんに?」


いつからなのか――

これも気になる疑問ではあったが、まずはこれからだ。

もし、俺が蒼炎に選ばれたことがきっかけだったとしたら――

平和に暮らしていけるはずの日常を崩してしまったようで申し訳ない気持ちになる。


『恐らくですが――』


と、砕光翔。


『八神一族に匹敵する濃い気の持ち主…ということではないでしょうか』


「じゃあ、風翠翼は?」


『私も推測ですが、水城一族と気の質が似ているんだと思います』


「宮野さんと麗奈が!?」


風翠翼から出た聞き捨てならない言葉に思い切り反応してしまい、思わず声を荒げてしまった。


「ちょっと真、それどういう意味よ?」


「へっ!? べ、別に何でもないぞ!?」


「嘘をつくなっ!」


「痛ってぇぇぇ!!」


隣で静かに話を聞いていた麗奈が急に首を回して俺を睨み付ける。

釣り上げた眉が怒りの象徴として動き、手が俺に見えない速さで迫って脇腹を思いっきりつねられた。


『まぁ、儂らを誰に与えるかは全て創造主である神が決めること。我らはそれに従うのみじゃから本当の理由など分からんのじゃ』


新しい仲間をフォローするように話す闘牙。

脇腹をつねってる方の手から聞こえるその言葉…もうちょい早く言って欲しかった。


「じゃあ、二人はいつ武器を手に入れたの?」


「つい一週間ぐらい前かな。たまたま宮野さんと帰りが一緒になったときがあってね、いきなり目の前に砕光翔と風翠翼が現れたんだ」


「驚きましたけど、八神さんと水城さんが背負っている宿命を聞いて、私たちも協力することにしました」


麗奈が仕切り直しといった様子で聞いてくれたこと。

それは俺の中の最大の疑問で、もしかしたら何年も前――そう、出会ったころにはすでに柳は武器を持っていたんじゃないかと思ってた。

だから、俺に構ってくれて一緒に居てくれたのかと……。


でも、どうやら杞憂だったみたいだ。

宮野さんの言葉と眼から伝わる決意、それが柳の顔にもはっきりと出ている。

まったく―…、どこまで付き合ってくれるんだ、柳よ。


「そう…じゃあこれからは一緒に修行しましょう。多くの武器と組手をする方が対処できる幅も広がるわ」


「うん、そうだね」


「分かりました」


麗奈が真っ直ぐに話す言葉。

自分たちの未来を護る闘いに新しい仲間が加わったことを喜ぶものなのかどうなのかは伺えないけど、これだけは確実に言える――


遥か昔に蒼炎と闘牙が闘ったときよりも焔神が力を付けているってこと。

だから、新しい武器を作り、今度は焔神を葬り去りたいんだろう。

蒼炎たちを創り出した神、どんな奴かは知らないが俺は礼を言う。

昔出来なかった"護る"ということが今ならできる。

人間界という大きなもの……絶対護り抜いてみせるさ。


いかがでしたでしょうか?

ご意見、ご感想お待ちしております!!


さて、いつも一緒に居た柳、そして可憐なお嬢様の宮野さん。

二人が加わって真の周りはさらに楽しく、戦いは激しくなっていく。

二人が話した"補佐"の意味とは…?

砕光翔と風翠翼の力が明らかになる次話をお楽しみに!!

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