男と女が一緒に住むの弊害
ブックマークありがとうございます。
望まれていないかもですが、続けます。
青年は少女がウキウキとした様子で自分の下着を洗う姿を眺めながら、下着を洗っている場所に男の自分がいても恥ずかしくは無い彼女はどこかおかしいのか、とか、失敗して泣いたら可哀想だからと目が離せない自分こそおかしいのではないかと自問していた。
自問するしか無かった。
腰をかがめている彼女は腰を突き出している格好でもあり、その格好は彼が女性に嫌らしい事を達成のためにさせてきたこともある姿勢でもあるのだ。
「脱水機だ。俺は脱水機の事だけ考えよう。マルファが洗った下着を入れたら、俺はあれをグルグル回す。ああ、ちくしょう。改良して女性の力でも回せる用にするべきか!」
彼の家にあるのは彼が考案した脱水機だ。
洗った野菜の水分を飛ばす道具を大型化し、水を飛びはねさせないように金属の箱で覆ってはどうか、と考えた彼が商人の祖父の伝手を使って職人に作らせたものである。
結果として、洗濯の手絞りという難点から解消される夢の機械となり、商才のある彼の祖父は勝手に商品化して阿漕に高値で売りさばいている。
「あの強欲じじいめ。勝手にププリエ伯爵推薦文なんてものまで付けやがって。自分で考案したものに自分で推薦文書いてるなんて知られたら、俺が恥ずかしいだろうが!」
「ヤスミン様!」
「あ、ああ。終わったか?じゃあ、脱水機に入れようか?」
彼が脱水機の上部の金属の重い蓋を開けると、てててと彼の隣にやって来た彼女は、それッという風に自分が洗った下着を投げこんだ。
彼女の行動は五歳児くらいの子供みたいで、彼は自分が彼女に意識している方がおかしいのだと言い聞かせた。
二十七歳と十六歳は社交界では理想的な婚姻の組み合わせの年齢と考えるが、自分は労働者階級に落ちた男であり、彼女は社交デビュー前の子供ではないか。
「おっぱいを見ちゃったのがいけないのだよな。」
おっぱいは女だったら誰にでもあるものだ。
俺にアドバイスしてくれる妖精達が俺にそう言い聞かせたではないか、と彼は再び自分に言い聞かせていた。
「ヤスミン様?もうよろしいのでは無くて?」
彼は自分ががむしゃらにハンドルを回していた事に気が付き、彼女の下着が自分のせいで痛んでいなければ良いと思いながら慌てながら脱水機の蓋を開けた。
彼女はいつものように彼に下着を触らせるものかという勢いで下着を取り出し、彼が教えた様にして振って叩いてと、皺くちゃになった脱水後の洗濯ものの皺を取り除き始めた。
洗濯室に洗濯ものを干すためのロープは張り巡らされている。
そして、彼は彼女の為に衝立も立てていた。
彼女の洗濯物が彼の目から隠せるようにとの気遣いである。
「ヤスミン様!見てください!ほら!教えて頂いた通りにパンパンしたら、皺も何もなくなりましたわ!」
彼は少女を見返して、凄いね、と褒めた。
俺に見せつけているそれは、君が昨日身に着けていた下着だよね?
その事実に早く気付いて欲しいと神様に祈るべきか、一生気付かないままでいてくれと神に祈るべきか、まだ二十代後半の青年には判断がつかなかった。
321:アゲイトさん 2021/05/15/11:12(木)ID:???
ワカケさん。
まだオコジョさんはそちらにいるのですか?
322:ワカケさん 2021/05/15/11:15(木)ID:???
おうよ。
糞坊主の外せない仕事はお山だったよ。
あの野郎俺に子供を押し付けて京都に行きやがった。
323:アゲイトさん 2021/05/15/11:18(木)ID:???
いつもの事じゃ無いですか。
324:ワカケさん 2021/05/15/11:21(木)ID:???
洗濯炊事と俺一人で済むはずのものを、余計な一人分をするようになった俺の気持ちがわかるか?あいつはな~んにもしないぞ?適当にうんこ製造機のモルモットで遊ぶか、ネットゲームしているか、食っちゃ寝だ。
325:アゲイトさん 2021/05/15/11:25(木)ID:???
変わっていないのですね。
その変わらない日常が羨ましい。
俺が傍にいれば飯ぐらい肩代わりしてあげられたのに。
326:ワカケさん 2021/05/15/11:27(木)ID:???
鬼畜なお前からちびを守る仕事が増えるからいらんわ。
327:イッチ 2021/05/15/11:28(木)ID:???
ワカケさんも大変なんですね。




