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ローデリック家

■ ローデリック家


屋敷に戻る頃にはすっかり日も沈み、朝の装いのままでは少し肌寒いくらいになっていた。

今日は丸一日クロードに付き合ってもらったので、そのまま部屋に戻って休むように伝える。


「着替えないで寝ちゃ駄目ですよ」

まるで子供に注意するように言いながら、クロードは執務室に戻っていった。


「はぁ」

つい溜め息が出てしまう。

夢を見るようになってから、クロードには世話をかけっぱなしだ。

結婚式が終わって落ち着いたら、絶対に長期休暇を取らせよう。


あと一カ月もすれば全てが解決して、この屋敷でリリアナとの楽しい生活が始まっているはずだ……いや、絶対に始まっている!

元はと言えば過去の自分のせいだ、俺が頑張るしかないんだから。


ああ、しかし今日は疲れた。

ミレイアのやつ、二人きりにならなければ行動を起こさないと思っていたが、考えが甘かった。

あの女、礼儀も何もあったもんじゃない。

リリアナが怒らないのをいい事に、いままでやりたい放題やってきたのだろう。

しかも俺のことをチョロいと思っているはずだ、あーまたムカついてきた。


しかし、なぜ俺なんだ?

ミレイアは上昇志向が高い。

社交界デビューをしてからは、出られるパーティすべてに顔を出していると聞く。

次期王太子妃候補との噂もあり、来年16歳となる誕生会は既に社交界の注目の的だ。


俺の事なんて、王太子妃になるなら関係ないはずだろ。

それに小さい頃から何度か会ってはいるが、特に好意を持たれていたような記憶がない。


ミレイアと初めて会ったのは、確かそう、リリアナ6歳の誕生会の日。

リリアナとの出会いは運命的で、ミレイアは最悪な印象しか残っていない。

もう12年前になるか……。



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