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はじまり

気が付くと、俺は知らない森の中で寝ていた。木々の間から光が漏れて綺麗だ。なぜこんなことになったのか思い出してみる。


俺は成績もそこそこで運動もそこそこな、いたって普通の高校生だった。趣味はRPG系のゲームだ。そんな俺が歩道を歩いている時だった。遠くから車のサイレンの音が聞こえてきた。その、けたましいサイレンの音がだんだんと近づいてくる。気付いてそちらに向いた時にはすでに遅かった。俺の視界が180度回転し、さらにその視界が暗くなっていった…と思ったら急にまぶしくなった。するとゲームの画面のようなものが出て来た。それは、ニックネームや職業の選択などのゲームの初期設定画面だった。何これ?と不思議に思ったが血がさわいだので設定してみた。ニックネームは、カルマで職業は戦士にしておいた。その他の設定も終わらすと目の前に〈異世界へようこそ、カルマ〉の文字が出てきた。そして、視界がだんだんと暗くなっていった。


と、このようにして今にいたるのである。まず、このようなゲームで最初にする事といえば、マニュアル本を読むことだと思い探してみる。さっきから、目にちらちらうつる歯車のようなマークはきっと設定だろうと思い押してみる。案の定それは設定で、マニュアル本もあった。それを読んでみる。ふむふむ、なるほど。まず最初にすることは、近くの町にいくことだそうだ。持ち物の所に一番近くの町までの地図があるそうなのでさっそく出してみる。確かに地図があった。それによると北にちょっと行った所にあるそうだ。ついでに装備の欄もあったので確認してみる。旅立ちの服に旅立ちのナイフを装備していた。まー最初の装備としては普通だなと俺は思った。


それではマニュアル通り町まで行こうではないか。


このようにして俺の異世界修行がはじまるのである。



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