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【完結済】ンディアナガル殲記  作者: 馬頭鬼
弐 第三章 ~機師~
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弐・第三章 第六話

 地図に示された黒機師団の本部は思っていたよりも簡単に見つかった。

 何しろ……壁際の巨大な建物に黒い旗が掲げられていたし、何よりもその建物の近くにある広い砂だらけの空き地には、黒色の機甲鎧が体育座りをしているような恰好で数十機も並んでいたのだから。


「……雨ざらしかよ。

 腐らないのか、アレ」


 砂漠に投棄されているような、酷い扱いを受けている黒い機甲鎧を見て、俺は思わずそう呟いていた。

 実際……外から飛んで来たらしきに砂にまみれているどころか、砂に覆われていると言いたくなるような機体もあり、そういうボロい機体はどう見てもまともに動きそうにない。

 ……幾らなんでも、扱いが酷過ぎる。


「あま……何それ?

 何の話?」


 だけど……俺の呟きを聞いても、テテは機甲鎧の惨状に思い当たることもなく、俺が口にした言葉に反応していた。

 ……どうやら意味が分からなかったらしい。

 彼女の反応を見た俺は、ふと一つの仮説を思いつく。


 ──もしかして、雨がないのか、この世界?


 その思いつきは……俺にとっては首を振って否定したくなるような、突拍子もない仮説に過ぎなかった。

 だけど、俺がこの世界に来てから雨なんて降った記憶すらなく……その仮定を否定する材料なんてある筈もない。

 だから、隣を歩く同居人に、気軽に尋ねてみたのだ。

 

「なら、こっちじゃ水はどうやって出来るんだ?」


「んなもの、水魔石から湧き出すに決まってるじゃない。

 王様が水魔石を管理して下さるからこそ、みんながその恩恵を受けられるのよ。

 そのお蔭で、私たちはこんな土地でも生きていける、って訳」


 何気なく放たれたそのテテの言葉は、だからこそ何一つ嘘偽りを吐いた様子はなく……それが彼女たちの真実だと思い知らされる。


 ──だから、誰も逆らわないのか。


 テテたち巨島を追い出され、あんな酷い環境で暮らすことになった人達が、この巨島へと無理矢理押しかけなかった理由。

 そして、『上』は『上』で、暮らしている人々の生活を、払う税によって壁で遮り区画で分け……王様や貴族連中が一番安全な場所で暮らしていることに、誰一人として異論を唱えようとしない理由。

 こんな劣悪な環境なのに……誰も反乱を起こすどころか、それを口にさえしない理由。

 それは酷く単純で……『水』という生活必需品を牛耳られているから、だろう。


 ──胸糞悪い、世界だな。


 俺は、俺たち貧民と金持ち連中を区分けする壁を睨み付けながら、内心でそう吐き捨てていた。

 彼らには彼らのルールがあり、彼らの生活もあるのだろう。

 ……だけど、気に入らないものは気に入らないのだ。


 ──あの壁、俺がぶち抜いてやろうか?


 ふと、そんなことを考える俺だったが……すぐにため息を吐いてその考えを捨てる。

 事実、俺はこの世界をどうにかするつもりなんてないし、する理由すらもない。


 ──俺は……自分が認めるくらいの美少女と初体験出来れば、ただそれで良いんだし。


 世界のあり方を変えようとか、周囲の人間全てを救おうとか、そういう要らぬことを考えるなんて、労力の無駄でしかない。

 そう結論付けた俺が視線を元に……黒機師団の本部へと戻した、その時だった。


「よっ。やっと来たかお前ら」


 本部の前、日陰のところに座り込んでいた中年男性が、手をこちらに挙げながら話しかけてきたのだ。


「ゼグ、あんた……」


「ゼルグムだっつーに。

 ま、おいおい慣れてくれれば良いさ」


 テテの呟いた通り、そこに座っていたのはゼグ、もといゼルグムという名の、『下』で色々と縁のあったおっさんだった。

 俺たちを見て立ち上がったところを見ると……どうやら待っていてくれたらしい。


 ──暇なヤツだなぁ。


 俺は肩を竦めながらそんな感想を抱く。

 実際……テテも同じ感想を抱いていたらしい。


「あんた、よく見かけるねぇ。

 もしかして……暇なのかい?」


「お前なぁ。

 誰のためにこんな……」


 テテの声に、おっさんは首を左右に振って何かを言いたそうにしていたが……すぐに諦めたらしい。

 肩を一つ竦めると……


「……まぁ、暇なのは事実だ。

 基本的に蟲が出ない限り、機師って連中に仕事はないシステムだ。

 大体、訓練するしないは個人の勝手、生きる死ぬも個人の勝手だから、な」


 ……そう軽く呟いた。

 その言葉を聞いた途端、俺は安堵のため息を吐いていた。

 あまり忙しい……分刻みの訓練や、寝る間も惜しんでの戦闘が続いたりしたら……俺はストレスを溜めこんだ挙句、ほぼ確実に命令者である上官を殺すだろう。

 元々、破壊と殺戮の神ンディアナガルの権能を手に入れる前でも、集団生活に馴染まなかった俺である。

 成り行きで黒機師団に入ってはみたものの……集団生活の権化みたいな軍人なんて、勤まる訳がない。

 だからこそ、こういう……ゼルグムのおっさんのように、気を抜いて適当にやっていける場所はありがたいのだ。


 ──考えてみりゃ、それも当然か。


 所詮は使い捨ての駒である。

 細かい規則なんざ作ってられないのだろう。

 下手に押さえつけて反発を招くのもやはり好ましくない筈だ。

 ……だけど。


「何だいそりゃ?

 それで給料、ちゃんと稼げるのかい?」


 テテはそうはいかなかったらしい。

 まぁ、彼女には育てなきゃならない子供が十六人もいるのだから、俺とは価値観が違うのだろう。


「……まぁ、安い基本給は出るさ。

 後は歩合……蟲とどれくらい戦って、どれだけ活躍したか、だな。

 蟲と戦う戦わないは一応自由意思で、貴族様が要求した頭数さえ揃えれば、誰が前線に出ても構わないっつールールだし……」


 そう答えたゼルグムも、すぐに彼女の事情に気付いたのだろう。

 肩を竦めながら言葉を継ぎ足す。


「あ、でも無茶はするなよ?

 確かに戦わないと『上』で暮らしていく税金も払えないが……死んでも補償金なんざ出ないからな。

 俺たちは……生きてなんぼの捨て駒さ」


 ふと忠告するかのようにそう言葉を重ねていた。

 とは言え、「捨て駒」と言い切られると腹が立ってくる。

 そして……戦闘を自由参加と言いながらも、戦わなければ税金を払えずに巨島から追い出される。

 つまり、死ぬより辛いあの地獄に舞い戻るって寸法だ。


 ──良く考えられてやがるな、畜生。


 とは言え、この世界も俺のいた社会とそう変わりはしないだろう。

 学校に行く行かないや、働く働かないは自由意思……だけど、働かなければ飯は食えないし、周囲の連中からは無職や不登校ってレッテルを張られて汚物みたいな目で見られてしまう。

 まぁ、俺自身はまだ社会に出たこともないから、テレビとかで聞きかじった程度の知識でしかないんだけれど。

 俺が肩を竦めたところで、おっさんは本来の役割を思い出したらしい。

 彼の背後にある巨大な建物を指差しながら……


「取りあえず、こっちが宿舎と命令本部。

 まぁ、上官が居座っているだけの場所だな」

 

 そう説明をしてくれる。

 ……どうやらこのおっさんは、案内をしてくれるらしい。


「……そこに住む必要はないのかい?」


「ああ、ここにいれば蟲が出た時に対応しやすいってだけだ。

 一応当直ってのがあるが、形だけになっている。

 そもそも壁があるお蔭で、蟲もそうそう中へは入って来ないからな」


 おっさんの話を聞けば聞くほど分かってくるが……どうやらこの黒機師団という場所は軍隊とは名ばかりの、酷く緩い集まりらしい。


 ──っつーか、そんなんで大丈夫なのか?


 ゼルグムの言葉に俺は内心で首を傾げていた。

 俺が直接知っている戦闘と言えば、サーズ族とべリア族がやっていたあの戦争くらいのものだけど……彼らはお互いの命を賭けて、それこそ絶滅の危機に瀕しながらも必死に戦っていた記憶がある。

 なのにこの巨島の戦争は何と言うか……必死さが足りない気がする。

 そんな俺の表情に気付いたのだろう。

 ゼルグムのおっさんは肩を軽く竦めると……


「大体、団長を始めとする責任者連中は、新入りの案内も教育もする気がない、危機感を欠片も持ち合わせていない、落ちぶれ貴族共だぞ?

 ……やる気なんてある訳がない。

 それに、黒機師団の連中も総数で二百三十八名……今までの蟲が湧くスピードから考えると、『下』に堕ちないだけなら年に五度くらい戦って生き延びれば良い計算だ。

 だったら真面目にやって早死にするより、適当に長生きした方が勝ちだろ?」


 ……そう告げた。

 それもその通りだと気付いた俺は、肩を軽く竦める。

 普通に暮らす連中にとっては、確かにそうやって生き長らえるための道を必死に選ぶのが正しいのだろう。


 ──死なない俺は別、だけど。


 ……そう。

 俺は死なない。

 あの蟲に喰われた程度じゃ、大したダメージにもなりゃしない。

 だから……好き勝手に出来る。

 ……好き勝手に戦場に出て、手柄を立てまくれる。

 その事実を確認したら、もうするべきことは決まっていた。


「早く、機甲鎧の使い方、教えてくれよ。

 俺はさっさと蟲を殺したいんだ」


「……そう、だね。

 戦場に出て生き延びれば、金を貰えるんだし」


 どうやらテテも俺と同じ意見らしい。

 とは言え、彼女は『死ぬ身体』なんだが……それでも必死に金を貯めて、子供たちが『上』で暮らしていけるようにしたいのだろう。

 彼女の眼は戦意に満ちていた。

 テテの表情を見たおっさんは、もう説得も叶わないと気付いたのか肩を軽く竦めると……


「……了解。

 で、お前ら、名前は決まったのか?」


 ふと思いついたかのようにそう尋ねてきた。


「……名前?」


「おいおい。

 機師は四音節まで名乗れるって聞いただろう?

 結構、大事なことなんだぞ、コレ」


 俺が首を傾げたのがよっぽど納得いかなかったらしい。

 おっさんはオーバーな仕草で感情を表して見せた。

 ……正直、鬱陶しい。


「あたしゃ、テテニスって名にするよ。

 親に貰った名前になるべく近くしておきたいからね」


 テテが告げた言葉には、かなりの実感が籠っていた。

 恐らく彼女は普通の市民……つまりが三音節で、『下』に落とされた際に二音節であるテテという名になったのだろう。

 堕ちる前の名前を取り戻すという行為は、彼女の中でもかなり大きな出来事だったらしい。

 テテ、もといテテニスという名になった彼女は感極まったのか、涙ぐんだその目尻を拭っていた。


「なら、お前はどうする?」


「俺は……」


 急にこちらに矛先を向けたゼルグムの声に、俺は口ごもっていた。

 正直、俺にとっては名前なんてどうでも良い。


 ──今の名前であるガルとかいうのも、テテが勝手につけただけの名前だしな。


 そもそも……ンディアナガルでさえ、俺に取り憑いた破壊と殺戮の神であって、俺自身の名前じゃないのだから。


「なら、ガルディアってどうだい?

 何とかって言っていただろ?」


 口ごもったままの俺に助け船を出してくれたのは、同じ家で住むテテニスだった。

 その名前を聞いて……俺は素直に頷いていた。

 と言うか、そもそも名前なんてどうでも構わない。


「お前、その名は……ま、いいか。

 じゃ、操縦訓練だったな。

 こっちに来い」


 ゼルグムのおっさんは俺の名前に何かを言いかけたが……肩を軽く竦めるだけでその言葉を飲み込むと……一人でさっさと歩き出していた。

 彼の態度を疑問に思った俺は、同じ感想を抱いたらしきテテニスと目を合わせる……が、今はそれどころじゃない。

すぐに彼を追いかけて砂に埋もれた空き地を歩く。

 俺たちが歩いて行くその前後左右には、黒い機甲鎧がウジャウジャと、体育座りをするようなポーズで並んでいる。


 ──壮観、だな。


 これら全てを駆動すれば、蟲なんてあっさりと駆除できそうなほど、その鋼鉄の巨人群は凄まじい迫力を誇っていた。

 ……遠目で見る限りでは。


「……酷いね、こりゃ」


 それらの並ぶ機甲鎧を近くで見て、俺と同じ感想を抱いたらしきテテニスがそう呟く。

 ……そう。

 機甲鎧の殆どは、『使い物にならない』と言っても過言ではない有様だった。

 何しろ並んでいる機甲鎧の殆どは、腕がなかったり、脚がなかったり……コクピットらしき部位が渇いた血液らしきどす黒く染まったままの機体もあるくらいである。

 ……兎に角、整備も掃除もろくに出来ていない有様なのだ。

 気付けば、俺とテテニスはそれらの機甲鎧の残骸を眺めるため、立ち止まっていた。

 脚を止めた俺たちに気付いたのだろう。

 ゼルグムはこちらを振り返りながら呟く。


「それは、仕方ない。

 そもそも……整備士が足りてないからな」


「……それでどうやって戦線を維持しているんだよ」


 呆れたような俺の声に、おっさんは肩を軽く竦めたかと思うと……


「工場に設計書と機械があるから、簡単な操作で自動的に作られる、らしい。

 ただ、直す人手はないんだとか」


「……何だそりゃ」


 おっさんの声に、俺はますます呆れ返ってしまう。

 ……だって、あり得ないだろう。

 作れるのに、直せないなんて。


 ──ゲーム機じゃ、あるまいし。


 自分に置き換えてそう考えた途端、俺は何となく理解してしまった。


 ──要は、ここにあるのはゲーム機の山か。


 んで、俺たち庶民は、高い技術で作られたソレを直すことなんて出来やしない。

 ただ与えられるがままに使い潰すことしか出来ない。

 ……そういう意味じゃ、所詮俺たち黒機師団ってのは、何処までいっても使い捨てということなのだろう。


「……ま、反乱防止のためだろうってのが、俺たちの見解だけどな」


 おっさんの呟きに、俺は返す言葉を持たなかった。

 彼の言葉が正しいならば……どうやらこの世界の王族にとっては、蟲よりも同族の方が怖いらしい。

 水を独占して、機甲鎧を奪い、安全地帯で暮らし……それでもまだ不安だとは、一体この世界の王侯貴族って連中はどれだけ疑心暗鬼に陥っているのか。


「で、ゼグ……どうやれば乗れるんだい?

 さっさと教えておくれよ」

 

 そんな俺たちの雑談を遮ったのはテテ……もといテテニスだった。

 彼女にとってはこの機甲鎧がどうやって出来ているとか、そういうことは一切興味がないらしい。

 テテニスはただ「どうやって稼ぐか」だけを考えているのだろう。


「その辺に転がっている名無しは勝手に使って構わない。

 ……胸のところに、マーキングがされている筈だ」


 おっさんのその言葉に周囲を見回すと……確かにこの辺りに転がっている機甲鎧の幾つかはペンキのようなもので名前が描かれていた。


 ──だったら、この名前が削り取られているヤツは?


「ああ、そっちのは戦死者のヤツだ。

 乗り手が死んだヤツだから、壊れてなきゃ勝手に使っても構わない」


 俺の疑問に答えてくれたのは、やはりゼルグムのおっさんだった。

 その声を聞いて、一番近くにあった機甲鎧に乗ろうとしていたテテニスの脚が止まる。

 ……確かに、そんな縁起の悪い機体には乗りたくないだろう。


「新しい機体はないのかい?

 ほら、入ったばかりのヤツ」


「んなのは赤や青が持っていくに決まっているだろ?

 ……俺たち黒に払下げられるのは、基本的に廃品同然のヤツさ。

 手足が残っていりゃ儲け物だと思えば良い」


 ゼルグムが何気なく呟いたその言葉は……どうしようもない諦観が込められていた。

 そしてまたしても、コイツら黒機師団という連中は「使い捨ての駒」でしかない事実を思い知らされる。


 ──まぁ、そんなの、どうでも良い話なんだけどな。


 俺は捨てられるつもりはないし、死ぬつもりもない。

 自分の境遇に嘆くしか出来ない雑魚どもとは違い、ちょっとくらいの不幸な境遇で命を落とす心配はない。

 自分の両手で運命を切り拓くだけの力を持ち合わせている。

 だから……この世界がどれだけ不公平だろうと、どうでも良いことなのだ。


「よし、コイツに決めた。

 手足もあるし、何となく気に入った」


 そうして俺が考え込んでいる間にも、気の早いテテニスはもう自分の機体を決めてしまったらしい。

 俺が何かを言う暇もなく、さっさと機甲鎧へと乗り込んでしまう。

 ふと見上げると、機甲鎧へと乗り込もうとしている彼女の見事な尻が左右に揺れていて……。

 柔らかそうな彼女のヒップは、粗雑なズボンに覆われていてもまだ十分に魅力的で……その素敵な光景をもうちょっと良く見ようと、手を伸ばして少しだけ触ってみたいなんて邪念が、俺の脳裏に浮かんでいた。

 ……そう考えた俺が、前に一歩踏み込んだのがいけなかったのだろうか?


「なら、動かしてみな。

 やり方は前に教えたこと、あったよな」


「ああ。

 両手を『操珠』に当てて……」

 

 その次の瞬間だった。

 テテニスの乗った機甲鎧の右腕が突如動いたかと思うと……


「~~~~っ?」


 その鋼鉄の拳は、俺の身体を渾身の力で殴りつけていたのだった。


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