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【完結済】ンディアナガル殲記  作者: 馬頭鬼
参・第七章 ~『聖樹』攻略戦~
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参・第七章 第五話


「ぐっ、くっ!」


 拳大の顎によって噛みつかれる感触に……俺の口からは自然と呻き声が零れていた。

 だが、正直に言って……悲鳴を上げるほど痛い訳じゃない。

 歯のまだ生え揃って子供に噛みつかれたこういう感じだろう、程度の痛みである。

 とは言え、痛みよりも『食われる』という恐怖……恐らく生物が本能的に持っているだろう、捕食されることへの恐怖の方が強く、俺の身体は硬直してしまう。


「う・ぎゃぁあああああああああっ!

 腕が・腕がぁ・ああああああああっ?」


「ぅっ・ごぅ・ふっ?」


「な・何・なんだよ・これはぁああああああああああっ!」


 その一瞬の硬直が……命取りだった、らしい。

 この広間に上がってきた『盾』の一族が三〇名弱で、『槍』の一族が七〇程度……所詮は一〇〇に満たない程度に過ぎない。

 そこへ、五〇近い蟲が突如現れ、牙を剥いたのだ。

 しかもその蟲は意識の外側だった『聖樹の民』の死体から現れ……一撃で頭蓋を噛み砕くレベルの攻撃力を持っている。

 事実、一噛みで腕を食いちぎられた『泥人』は周囲に血をまき散らしながら悲鳴を上げていたし、思わず突き出した槍がへし折られた挙句、腹に食いつかれた『槍』の戦士は悲鳴すら上げられずに口から血を噴き出していたし……盾ごと頭蓋を喰い砕かれた『盾』の戦士は横たわり動かなくなって、残ったのはただの餌だけとなっていた。


「う・うわぁああああああああ・ぁあああああっ!」


「ば・ばけ・化け物ぉおおおおおおおおおおっ!」


「嫌・だぁああああああっ!

 喰わないで・くれぇえ・ええええええええええええええっ!」


 そして、その犠牲者から飛び散った血が、臓物の臭いが、脳漿が、周囲の連中に恐怖を喚起させ……その恐怖は、瞬時の内に周囲へと伝染する。

 恐怖が判断を鈍らせ、判断の鈍さが新たなる犠牲者を生み、その犠牲者がまき散らす血と臓物が新たな恐怖の源となる。

 ……ほんの一秒の間に、『泥人』たちの軍勢は、恐慌状態へと叩きこまれていた。


「く、そ、がぁああああああああああっ!」


 既に遅いと知りつつも、俺は両腕に力を込め……身体に食いついた蟲を二匹、握力で握り潰す。

 左手で潰した蟲はいつも通り塩の塊へと変化したものの……何故か右手で潰したその残骸は、塩ではなく砂へと変化して虚空に消えて行った。


 ──何だ?


 恐らくは眼前の生き物……『蟲』に触れたことで、あの砂漠を意識してしまった所為、だろう。

 未だ完全に治ったとは言えない右腕を使ったので、少しばかり意識をそっちに向けていたが……それがトリガーとなった可能性もある。

 考えてみれば、この蟲は喰らったものを砂に変える性質を持っていた記憶があり……蟲皇を殺したことで、蟲が生み出せるようになったのだ。

 俺にそういう権能が宿っても不思議ではないが……

 ……今は、それどころじゃないっ!


 ──畜生っ!


 俺は心中で吐き捨てながらも両腕に力を込め……身体に巻きつき始めた蟲を引き千切る。

 幸いにしてこの蟲共はそれほど伸縮性に富んだ訳ではないらしく……俺の膂力によってあっさりと皮膚が千切れ、臓物と体液をまき散らしながら聖樹の幹へと飛び散ることとなっていた。


 ──相変わらず、臭ぇっ!。


 その体液が相変わらず……腐敗した肉に、ナメクジの汁を煮詰めた香りをブレンドしたような臭いを放っていて、俺は思わず悲鳴を上げる。

 一瞬で塩か砂へと化すならば兎も角……即死に至らないこういう殺し方をすると、酷い目に遭ってしまうのだろう。

 そう判断した俺は、残された一匹を……俺の首に喰らいついたままの一匹に、ゆっくりと左手を伸ばす。


「やはり、勝てませんでしたか。

 流石は我らが、創造主ですね。

 ですが、我々創られた存在にも、生きようとする意思が……」


「……黙れ」


 蟲は何かを告げようとしていたものの……今はそれどころじゃない。

 俺はあっさりと会話を打ち切ると、左手に力を込め……その蟲の頭を握り潰し、一瞬の内に塩へと変化させる。


 ──くそったれ……

 ──何で、コイツが、こんなことに……


 ふと俺は、体内を食い荒らされたミゲル=ミリアムの遺体に視線を落とし、内心でそう吐き捨てるものの……

 死んだヤツを悼んだところで、何の意味もないことくらい……破壊と殺戮の神の化身として生きて来た経験から熟知している。

 一瞬で思考を切り替えた俺は、ミゲル=ミリアムだったモノから視線を外し……俺たちが来た方角へと走り始める。

 そこは……屍で出来た道と表現してもおかしくない様相を見せていた。

 首を食い千切られた、腹腔に大穴を開けた、右胸を大きく抉られた、頭蓋に大穴の空いた、下半身の見えない……幾つもの『泥人』の死体が転がっている。

 その死体に群がっているのは、紛れもなくさっき『泥人』へと襲い掛かった蟲で……

 俺に気付いたのだろう。

 死体を貪っていた食事を止めたかと思うと、その顎をゆっくりと俺に向け……


「ちぃっ!

 鬱陶しいっ!」


 蟲共は俺目がけて一斉に襲い掛かってくるものの……所詮は蟲である。

 俺は喰らいついて来た一〇匹余りの蟲を身体で受け止めると、両手を使って取りあえず二匹の蟲を塩へと変える。

 もしかすると、『聖樹』から俺を叩き落とそうと圧し掛かって来たのかもしれないが……生憎と苛立っている今の俺に油断などありはしない。

 蟲の形をした塩の塊が一三個出来るのに、五秒とかからなかった。

 そうして足止めを喰らった俺は、すぐさま走り始め……一分もかからない内に『泥人』たちの集団へと追いつくことが出来た。


「ひぃ・ひぎゃああああああ・あっ?」


「死にたく・ないっ!

 死にたく・ないぃぃぃっ!」


「足ぃっ・足がっ・足がぁああああああっ?」


 狭い道の所為で、思うように逃げられなかったのだろう。

 蟲たちが『泥人』へと群がる有様を目の当たりにした俺は、足元の不安定さから来る恐怖を押し殺しながら、走る。

 走り……蟲へと拳を叩きつける。


「くそったれの、蟲風情がっ!

 これで、十九、二〇匹っ!」


 そう吐き捨てながら、次から次へと蟲を屠って行く。

 握る、引き千切る、砕く、潰す、貫く、弾き飛ばす。

 何をやっても権能さえ込めれば、蟲は塩へと変わるのだ。

 普通に敵と潰すより多少は面倒だが……まぁ、手加減をして相手を生かして捕まえるよりは楽である。


「二十一っ! 二十二っ!

 二十三匹目っ!」


「ぅ・ぎぃひ・ゃっ?」


「ぁ、な・何故……」


 ついでに力余って『槍』の一族も数人潰してしまったようだが……必要経費というか、犠牲を最小にするために仕方なかったと言うか。


 ──ま、良いか。


 所詮は弾除けの連中だ。

 俺を放って逃げ出した以上、その役割も果たせないみたいだし、放っておいてもどうせ蟲に喰われて死ぬ筈だったヤツらなのだ。

 ……仕方ないだろう。

 一瞬だけ自分が造り出してしまった『泥人』の死体に目を向けた俺だったが……すぐにそう割り切ることにする。

 大体……悔んだところで死んだヤツは生き返らないんだし。


「二十九っ!

 これで、三十っ!」


 一匹、また一匹と塩へと変え……ようやく三〇を数えたところで、周囲には蟲の姿はなくなっていた。

 ……こちらの通路、には。

 だけど。


「う・ぅわぁあああああ・あああああああっ?」


「たす・助け・助けてくれ・ぇえええええっ?」


 少し遠い場所からはそんな……恐らくは『盾』の一族のだろう、そんな悲鳴が聞こえてくる。

 ……そう。

 考えないようにはしていたのだ。

 俺の身体は一つきりで……そして、『聖樹の都』へ至る通路は二つある、ということを。


「く、くそっ!」


 俺は舌打ちするが……もうどうしようもない。

 とっさに最寄りの通路を走ったら、この『槍』の一族が通って来た通路へと入ってしまっただけで、そこに他意などないのだが……


「た・助かり、ました。

 我らを導く・紅い槍の・神よ」


「貴方様が・いなければ・我々は……」


「……いや、まだだっ!」


 助かったことに安堵したのだろう、『槍』の一族は蹲り、俺を拝み始めていた。

 その様子を見た俺は軽く舌打ちをすると……周囲を見渡す。

 正直な話……『盾』の一族を襲っている蟲をこのまま放っておくことなど、出来やしない。

 何しろ、あのまま放っておけば、蟲共は『盾』の一族全員を喰らい尽くし、そのまま下へ……負傷者と女子供老人ばかりが集う、非戦闘員の軍団に襲い掛かってしまうのだ。

 弾除けでしかない『盾』の連中がどうなろうと知ったことではないが……負傷者の集団の中には、俺の女神が……べリス=ベルグスが病に倒れ、眠ったままになっている。

 ……彼女を救わないなんて選択肢、俺には、ない。

 だからこそ……見つけてしまう。

 この枝を少しばかり歩いたところには、蔓が括り付けられていて……その先に、臓物を空気に晒しながら、『聖樹の民』の下半身がぶら下がっているのを。

 ソレは……俺が盾を放り投げ、真っ二つに引き裂いたヤツの下半身だった。

 つまり、ここの直下には、『聖樹の都』へ登るのに俺が通って来た……『盾』の一族と共に攻め込んだあの道が存在している。

 枝や節などを含めると、『聖樹の都』ってのはかなり面倒に入り組んでいて、位置関係が把握し辛いものの……死体だけは嘘を吐かない、だろう。

 ……多分。


 ──ああ、畜生。

 ──高い過ぎるだろうが、畜生。

 ──怖いんだよ、畜生。


 とは言え、下の枝までは、矢が一方的に届くほどの……五メートルくらいの距離がある。

 俺の身体は破壊と殺戮の神ンディアナガルの権能で守られているとは言え、この『聖樹』の影響かでは無敵ではいられない。

 以前に『聖樹の都』から追い出された時、真下まで落ちても死にはしなかったから……死ぬことはないのだろう、けれど。


 ──ああ、畜生。

 ──痛いんだろうな、畜生。


 あの砂の世界で地面に叩きつけられた時と言い、この『聖樹の都』から追い出された時と言い……いい加減、高いところは嫌なのだ。

 足が震え、下を見るだけで……吐き気がする。


「あ・あの?

 如何・なされましたか、神様?」


 下を睨みつけたまま動かない俺を不審に思ったのだろう。

 蹲ったままの『槍』の連中がそう問いかけて来るが……俺は静かに手を振り、下へと戻れと手先だけで合図する。

 ……今は、この連中に構っている暇などないのだから。


「た・タウル様っ!

 ここは・早く・お逃げをっ!」


「し・しかしっ!」


「うわ・ぁああっ!

 来た・ぞぉおおおおっ!」


 そうしている間にも、直下を走って行く『盾』の一族の声が聞こえてきた。

 その声が、俺が飛び出すタイミングが来たことを教えてくれる。

 未だに高いところは怖いし、飛び降りるなんて冗談じゃないと思う。

 真下にいる『盾』の連中なんざ助けてやる義理なんざないし、自分が今考えていることなんて正気の沙汰じゃないと思う。


 ──ああ、畜生。


 だけど、あの蟲が向かう先には、彼女が……べリス=ベルグスがいるんだ。

 あの娘の命が懸かっているというのに、こんなところで恐怖に震えるようなヤツが……正義を為せる、訳がないっ!


「やりたくないんだよ、こんなことっ!

 畜生がぁあああああああああっ!」


 俺はそう叫ぶと……目を閉じ、聖樹の幹を蹴る。

 一瞬後に訪れる、身体が浮かぶ感覚に、臓腑がめくり上がってくるような恐怖が湧き上がるものの……それも一瞬だった。


「ぐ、がっ?」


 直後に訪れる、足の下の何かを踏み潰す感触と……足全体に訪れる痺れるような痛み。

 同時に、吐き気のするような悪臭が足元から湧き上がってくる。


「あ・ああああっ?」


「ま・まさかっ!

 助けに・来て、下さったの・ですかっ!」


 背後から聞こえてくる『盾』の一族らしき声に目をくれることもなく、俺は両脚に権能を込め、足元の蟲を塩へと変える。

 それを見た蟲たちは……餌を喰らう前に、脅威を排除しようとしたのだろう。

 俺目がけて一斉に襲い掛かってくる。

 ……もしかしたら、ミゲル=ミリアムに巣食っていた蟲たちと同じように、俺に対して敵意を持っているのかもしれないが……

 どうせ塩の塊へと変わる以上、同じことである。


「っ、臭ぇんだよ、てめぇらっ!」


 喰らいついて来た蟲共を、身体で受け止めた後は、先ほどと同じ作業の繰り返しになる。

 俺はただ淡々と、左手で殴り砕き、右脚で踏みつぶし、右手で握り潰し……一匹一匹と順番に屠っていく。


「す・すげぇ。

 同じ・人とは・思えない・な」


「……『槍』の・連中が・言っていた通りの、神の・化身、なのか」


 背後ではそんな賞賛の声が聞こえてきたものの……蟲の群れを全て潰した俺は、ただ空を仰いで嘆息するばかりだった。


 ──どうする?

 ──どうすれば、良い?


 取りあえず見える範囲の蟲は潰した。

 さっきの一戦で『聖樹の民』の主力も壊滅状態に陥れた以上、もう一度攻めれば勝てるだろう。

 ……とは言え。


 ──この、有様、では……


 周囲を見渡すと……ボロボロになった『泥人』達が目に入る。

 九死に一生を得たばかりで……ここからまた命を賭けろと命じても、言うことを聞くとは思えない。

 体力ももう残ってないだろうし、怪我人が大半で戦力にもなるとも思えず……しかも、逃げるのに夢中で武器すら持ってないヤツが多い。

 すぐさまの戦闘など、絶対に無理だろう。


 ──なら、俺一人でも……

 ──無理、か。


 そう考えた俺だったが、すぐさま首を横に振って、その考えを振り払う。

 俺一人でこれから戦いを挑んだところで、また前と同じように罠にハメられて下へ叩き落とされるのがオチ、だろう。

 まだあの上には、あの小賢しい餓鬼が……デルズ=デリアムが残っているのだから。


 ──だけど。


 だけど、このまま帰っても俺たちには……いや、コイツら『泥人』たちには食料がない。

 俺が守るべき少女の体力も、いつまでもつかすら分からない。

 つまり……どうしても『聖樹』攻略は今日中に終わらせなければ……

 俺がそう考え、強硬策を訴えようと目を開いた、その時だった。


「伝令・ですっ!

 アル=ガルディア・様っ!」


 突如、仮面を被った『泥人』が上から……死体がぶら下がったままの蔦をするすると降りてきて、ふわりと俺の後ろへと飛び降りてくる。

 俺があれだけ苦悩し、勇気を振り絞って決心してようやく実行した行為を、眼前で事もなげにやってのけたその『仮面』の男に、俺は多少の苛立ちを覚えるものの……

 そんな些細な感情は、ソイツの告げた次の言葉で吹っ飛んでしまう。


「後詰の……非戦闘員へ、『双斧』の連中が・奇襲をかけて・来ましたっ!

 族長代理が・一人で飛び出し、護衛に・向かいましたが、たった・一人では……

 我々『仮面』の・戦士たちも、今・後退を始めた・ところですっ!」


「な、何だとぉっ?」


 その言葉に慌てた俺は直下を見渡すものの……薄霧に覆われていて、下の様子は見えやしない。

 だけど……何となく分かる。

 何故だかは分からないが……直感的に、眼下で「次々に命が失われて行っている」ということだけは。

 俺は先ほどのように直下に飛び降りようと足を踏み出し……


「う、くっ?」


 ……躊躇う。

 躊躇って、しまう。

 さっきとは違い、今度の高さは四〇~五〇メートル近くであり……「人間だったら普通に死ねる」高さなのだ。

 勇気を振り絞って飛べたさっきの高さとは、文字通り桁が違う。

 以前叩き落とされた激痛が脳裏を掠め、恐怖が足を縛り付け……前へ踏み出せる気がしない。


「……アル=ガルディア・様?」


「畜生がぁああああああああああああああああっ!」


 俺はそう吠えると……踵を返し、今日『聖樹』へと攻め込んで来た道を逆に走り始めた。

 飛び降りる勇気を振り絞れなかった俺には……それしか、出来ない。

 だからこそ、ただ走る。

 幹を蹴り、不安定な足元を考えないように、必死に走る。

 何度か転びそうになったものの……強引に足の筋肉を使うことで、ギリギリのバランスを取り、走り続ける。


「はぁっ、はぁっ、はぁっ!

 ……ぐ、くぅっ!」


 そうして十数分走り続けた俺の前に広がっていたのは……血の海、屍の山だった。

 『仮面』の戦士たちと戦い、討たれたのだろう敵の『泥人』たちと。

 『双斧』の連中と戦い倒れたのだろう、『仮面』の戦士たち。

 そして、仮面を被った少女、仮面を被った老人、仮面を被った……そんな屍の山を歩き、周囲を見渡しながらも探す。

 恐らく……あの仮面を被った巨漢が、少女の傍にいるだろうことを信じて。


 ──っ!


 そして、見てしまう。

 足元に一〇以上の『双斧』の奴ららしき屍を横たわらせ、『聖樹』の根元に寄り掛かる巨漢の姿を……


「よぉ、遅かった・な。

 何とか・コイツ・だけは、守り・通したぞ……」


 その足元には、静かに眠る仮面を被った少女の姿があった。

 だけど……今の俺は、守るべき少女の無事を確かめるべく、視線を向けることすら出来なかった。

 何故ならば、眼前に立つ巨漢の身体には……五つもの石斧が肉を貫いて突き刺さっていたのだから。


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