表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられ令嬢は、静かに幸せを取り返す  作者: ぷく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/15

裏切られた令嬢

王都ルミナス。

その貴族街の外れに、小さな屋敷があった。


そこに住んでいたのは――

エリス・フォン・ルヴェール。


彼女は伯爵家の長女でありながら、社交界では「地味で役立たず」と陰で呼ばれていた。


理由は簡単だった。


・魔力が弱い

・派手な才能がない

・口数が少ない

・自己主張しない


そして何より――

婚約者に捨てられた女だった。



「エリス、君との婚約は破棄する」


そう言ったのは、王城の庭園だった。


周囲には貴族たちが集まり、噂話を楽しむように遠巻きに見ている。


「……どうしてですか?」


絞り出した声に、青年は冷たく笑った。


「君には価値がない。

 僕にはもっとふさわしい相手ができた」


彼の腕には、金髪の美しい令嬢が寄り添っていた。


「エリス様、ごめんなさい。でも…愛は止められませんの」


そう言いながら、勝ち誇ったような微笑み。


その日から、エリスは社交界の笑いものになった。


「婚約破棄された無能令嬢」

「捨てられた女」


そんな噂が、王都中に広まった。



屋敷に戻ったエリスは、ひとりで荷物をまとめていた。


「……ここにも、居場所はないわね」


父は無関心。

継母は冷淡。

使用人たちも距離を取る。


誰も、エリスの味方ではなかった。


だから彼女は決めた。


「……辺境へ行こう」


王都から遠く離れた、魔物も多いと噂される土地。

そこにある、母の遺した小さな領地へ。


それが、彼女の新しい人生の始まりだった。


◆ エリス・フォン・ルヴェール

•主人公

•伯爵家の長女

•婚約破棄され、辺境領へ送られた

•魔力は弱いが「持続型・繊細な魔法」が得意


◆ レオン・アルバート

•元婚約者

•王都の有力貴族の息子

•エリスを「役立たず」と捨てた


◆ セシリア・ローゼン

•レオンの新しい恋人

•金髪で社交的な令嬢

•エリスを見下している


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ