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初恋の僕  作者: 八神真祇


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6/6

【終幕】ダイアリーに記された

拝啓、14の僕へ。


僕はあの後、しばらく何もできなかった。変わる事に少し怖さを感じていた。それでも僕は少しずつ、徐々に変わっていくことができた。




例えば友達の事。あの花火を一緒に見たクラスメートとは、やはり反りがあわず、後にあまり話すことがなくなった。それでも彼らはいい奴で、たまに僕の事を気にかけてくれたよ。そして、友達が出来たんだ。ずっとカセットテープで曲を聞いていたせいか、少し昔の曲にハマってしまって、CDショップにたまに通ってたんだ。そうしたら、クラスメートにたまたまばったり会ってね。直人ってやつなんだけど、あいつとは本音で話せる気がするよ。




そして家族の事。父さんと養子縁組をして正式に父さんの子供になった。今まで殆ど喋ったことがなかったから、まだギクシャクしてるけど…。それでも前よりは気が楽になった気がするよ。




母さんはやっぱりたまにしか帰ってこない。その上帰ってくるのは僕の寝ている時。それでも、もし次に帰った時は、話せればいいな。




後はやっぱり凪の事。僕はまだ凪の事は忘れられない。僕にとってはずっと大事な人に変わりないだろう。それでも、その大事な人以上に大切にしたい人を見つけたいと思う。




それから、家出する僕へ。勇気を持って踏み出して。本当の僕に会いに。行ってらっしゃい。




15の僕より。

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