今年の投稿作品を振り返る
皆様はじめまして、ののめのと申します。
昨年から短編をメインに細々と投稿活動をしている一介の底辺投稿者です。
お恥ずかしながら、私は怠惰で飽き性という創作者としては致命的なのではないかという性質を持っているためによほどの熱量がないとひとつの作品を書き上げるのにも難儀するたちなのですが、2025年は執筆応援フェアの影響もありそこそこの頻度で作品を投稿できました。
というわけで、現時点で投稿済みの2025年製の拙作について、ぽつぽつとコメントをつけながら振り返ってみようかなと思います。
怠惰な投稿者故そんなに数は多くないので、どうかお暇な方はお付き合いしてやってくださいな。
◆おしゃべり貴公子はあの子に好かれたい
オデ オモシレーオトコ スキ。
主人公のエーリクはおもしれー男としてはややパンチが弱く、恋愛描写もあっさりめになっちゃったな、という反省点はあるものの、黙ってりゃ美形なのに喋ると陽気なアホだったりクールに見えてトンチキだったりする男が大好きなのでエーリクのことはけっこう気に入っています。こういうキャラが好き!!という気持ちだけで書き切った一本です。
なお、エーリクの同室でマブダチであるド無口騎士アダンを主役にした同じく恋愛モノの続編を書こうとしていたのですが、勢いで書き始めて即展開に詰まり没となりました。南無。
◆恋愛SLGの世界に転生したが、このゲームには致命的な欠点がある
男の娘だらけの恋愛SLG世界へ転生、というネタが降ってきたから書いた話。それだけです。
男の娘のみが攻略対象のエロゲは実在するので、一捻りして乙女ゲーにしてみました。ググってみると同人やフリゲではあるみたいですね、男の娘の乙女ゲー。
男の娘乙女ゲーなら色んなバリエーションの男の娘を出すべきだ!と思い「自認男の男の娘」だけでも三パターンを用意したわけですが、ボキャ貧故それ以上お出しできませんでした。別に性自認が女じゃなくても男の娘やってたっていいじゃないか、ジェンダーフリーが叫ばれる世の中だもの。
◆それは本当に、よくある話で
思いついたので書いた、わりと胸糞な話。
テンプレのヒドインに侍る男って本気で惚れてることがほとんどだけど、男ってみんながみんなそこまでバカなわけじゃないよなあ、貴族なら特に、と思ったのと、利用してるつもりが逆にされてるパターンもあり得るよね、という考えからできた気がします。
でもこんなドロドロした話ばかりじゃ胸焼けするから、フィクションくらいはわかりやすくすっきりした話を求めたくもなりますよね。さくっと読めて読後感のいい話を求めてなろうに来てる人も多いだろうし。
◆いかがわしいと言っても、そっちの意味ではないんです!
こちらも思いつきネタの作品。執筆応援フェア参加のために大急ぎで書き上げました。
私自身腐女子なので、メイリーの思想はまあまあ私の趣味趣向が反映されてたりします。あと「私の麗しの小夜啼鳥」実際に読んでみたいんで誰か書いてくれませんか?私の文章は無味乾燥でつまらないんで誰か情緒的で美しい文章を書かれる方にお願いしたい。何卒。
あとこの話、続編が書きかけの状態で糠床に漬けられています。展開はオチまできちっと考えているのですが、文章がなかなか降ってこないのでたまにかき混ぜながら寝かしている感じ。全然伸びてない作品なんですが耽美アドバイザーになったルドガーを擦って遊びたいのでいつか書き上げたいです。
◆死なずの女王、あるいは白雪姫の物語
「○○すぎる童話」みたいなパロディネタをやろう!と思って書いたものです。白雪姫ってグリム版だとめっちゃしぶといよね。
継母からのトラップをパワーで回避し、焼けた靴で平然と踊る白雪姫が書きたかったが故に書いた作品でもあります。最初白雪姫は男勝りな口調だったんですが、普通に育ちの良いお嬢さんの口調だけど中身はやんちゃでパワー系の方がいいなってことで現在の白雪姫になりました。
◆女見少年
本来投稿しようとしていた作品が思った以上に長くなりすぎてだめだ9月中に間に合わねえ!となったので、少し前に思いついたけどしょーもなさすぎるので書かずにいたネタを急遽書き起こしたものです。つまり再利用のやっつけ。
ハッピーエンドで誰も傷つかない狼少年と、性癖博覧会がテーマです。オチは最初「少年は各人の趣向に合うDL○iteの作品を教えてあげましたとさ」という感じにしようと考えていたものの、それだと傷つく人出るんちゃうかな…となりラピュタは本当にあったんだ!オチになりました。夢は信じていれば叶うんじゃよ。
◆天使と終末
これも思いつきネタ。
最初は「悪魔と終末を過ごすおばあちゃん」のネタを書こうかなと思っていたのですが、それと連作になるようなネタも考えた結果こちらが日の目を見ることとなりました。
もう人類が契約とかそれどころじゃない状態なので職務放棄して普通におばあちゃんとまったりお茶してる悪魔の話も書きたいなあと思うのですが、思うだけで書けていません。思うだけならタダ。
はい、以上です。
「いや少ねえな」と思った方もいるでしょう。はい、少ないです。何分怠惰で飽き性で思いついた時にしか筆が進まないので、コンスタントに投稿するということができないのです。
執筆応援フェアの参加作品をチェックしていただければわかりますが、どれも月末ギリギリで滑り込みで投稿していますからね。それだけ怠惰なんです。
昔は推しカプのSSを毎日一本書く、なんてチャレンジもやっていましたが、ネタ切れを起こして一ヶ月くらいで終わりました。死ネタとドロドロ愛憎とすれ違いばかり書いてたらそうもなるよ。
九月頃から書き始めて投稿が間に合わなかった話も、長すぎるから短編から中編に切り替えて連載作品として一括投稿しよう!と舵を切ったあたりで止まっています。いや展開は考えてるんですけど、きりがいいとこで止めちゃったんですよね。あと最近別の話も書き始めちゃった。多情が過ぎる。
そんなこんなで、次の投稿どころか今書いてる作品の完成の見通しも立っていない有様のダメダメ投稿者ですが、もし新着で私の名前を見かけたら「あっこいつ完成させられたんだな」と思っていただければ幸いです。
ではでは、ご清聴ありがとうございました。




