【武器解説04】投擲武器プラムバタ
『プラムバタ』
マルティオバルブリとも呼ばれる30センチ程の手投げ矢。
現在のダーツをイメージすると、その性格や運用方法が想像しやすいかもしれません。
古代ローマ軍の主武装である投げ槍ピルムを投げ終わった後の副装備として、盾の内側に数本がセットされていました。
射程距離は30メートル程度で当然鎧を貫通する威力はありませんでしたが、中距離から横並びで一斉に放たれた場合の迫力はなかなかのもの。
4世紀、古代ローマの軍事史家ウェゲティウスの著作『軍事論』でもプラムバタについての言及がされています。
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参考文献
posfie 古代ローマ軍団の投矢の項
https://posfie.com/@centurio_P/p/1l9Nyu4
(2024/08/26閲覧)
【武器解説】では、図鑑の挿絵横に添えられている短文をイメージして記述しています。
詳細な情報につきましては、記載の参考文献等を調べていただければと思います。
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