【武器解説21】 ロンパイアとファルクス [挿絵]
古代ローマ帝国を圧倒したトラキア人の誇る二つの剣。それがロンパイアとファルクスです。
紀元前8世紀、トロイア戦争を描いた古代ギリシャ最古の英雄叙事詩『イリアス』にはトラキア人の強さについての記述が残っています。
【ロンパイア】
全長2メートル程ある“薙刀”のような形状の片刃剣。
柄と刀身がほぼ同じ長さのポールアームで両手で振り回して使いました。
【ファルクス】
トラキア人の中でも一際、勇猛で知られていたトラキア系ダキア人が使用していた太刀。
全長120センチ。前向きに反りがあり、柄は両手で持てるようになっている。
刀身と柄が一体成型になっている為“繋ぎ”がなく、重量が4キロもあり、重い分非常に強力だった。
第一次ダキア戦争時、ローマ兵は“小手”“脛当て”を装備しておらず、ダキア兵のファルクスによって多くの兵が手足を切り飛ばされ惨敗。
剣闘士のみが使用していた小手、脛当て(グレアウェ)が兵装に取り入れられる程の猛威を振るいました。
ロンパイア(アルティウム)※1
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参考文献
刀剣ワールド/古代ローマに対峙した剣
https://www.touken-world.jp/tips/7778/
(2025/05/21閲覧)
武器マニア! ピーターの武器辞典 ~人類の始まりから幻想まで~第58回 ファルクス 絶大な威力とすごい重さ
https://ncode.syosetu.com/n3599go/66/
(2025/05/21閲覧)




