表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/27

黒のエリアにて…おっきなゴーレムが現れた!!

読んでくださってありがとうございます(*´ω`*)

私達一行はまた黒のエリアの捜索を再開した。


「次の魔物を倒したら黄エリアに移りますか?」

「そうしようか」

私の投げかけにエディが答える。

それを受けレイラが提案した。

「それでは、次の魔物はみんなで倒しましょう」

「共闘もありですね」

「そうだね」


ここでのポイントは大きいので三等分したほうが勝負も面白くなるだろう。


「少し話は変わるけど、今日の夕方三人で誕生日祝いも含めて打ち上げをしよう。二人とも予定は空いてる?」

「私は大丈夫です」

「私も…あ!放課後に少し予定が入ってます」

放課後はお兄ちゃんとの約束がある。


「なら16:00に校門に集合なら大丈夫?」

「はい」

きっとそれなら大丈夫だろう。



しばらく森を切り裂き、川を飛び越え数分経った頃。

「ゴーレムですね」

学園のゴーレムたちが仲良く5体ほどこちらに向かっていた。

まあ。私達を目標にしているわけではないだろう。

「何か様子がおかしくないか?」

「え…?」

エディが訝しげにゴーレムの方を見ていた。

じっとゴーレムの方を眺めてみる。

ん?なんか異常に速い?


「速いですね」

「追われているみたいです」

私とほぼ同じくらいのタイミングでレイラがそういった。

確かによく見れば、ゴーレムの後ろの方で土煙が上がっているように見える。

「待ち伏せてみる?」

「ええ」「はい」

もちろんイエスだ。


ほどなく学園のゴーレムたちが脇を走り抜けっていった。というよりも浮いている。

少し遅れて姿を現したのはこれまた大きなゴーレムだった。


「ゴーレムがゴーレムに追われてた…」

大きさ的に言えば3メートルほど。学園のものよりかなり大きい。

何より特徴的なのは額に印された古代の魔法陣だろう。つまるところ失われた魔法(ロストマジック)の一つとされる…

(アンシエント・ゴーレムか)


「アンシエント・ゴーレムだね」

隣でエディが呟く。流石王族。見識が深いようだ。

「この手の魔物は核を壊すのがセオリーだけど…ミイレはどう思う?」

「それが最善手ですね。アンシエント・ゴーレムは内部の核を壊さない限り動き続きますから。

ですが、その前に額と、関節部にある魔石を破壊しないと核は壊せないですね」

「詳しいね」

「首席ですから」

きっとエディも知っているうえで質問してきたんだろう。


「では、私が適任ですね」

「はい。レイラは魔石を壊すことに集中してください。私達が囮になって気を引いとくので」

「分かりました」


三人で頷き合い、まず私とエディが先攻した。

すかさずゴーレムの目が赤く光り反応する。


試しに剣で切ってみるが全くと言っていいほど傷つかない。

早々に諦めて攻撃を避けることに徹する。たいていこういう系の魔物は動きが遅そうなものを、このアンシエント・ゴーレムはなかなか俊敏な動きを見せる。

しかもその打撃により地面はかなりえぐれている。当たったら骨折程度ではすまなさそう。


神経を集中させて最低限の動きで避ける。エディも軽々と攻撃を避けていた。まるでダンスを踊っているみたい。

こういう一仕草でも様になるから王子なのだろうか。


カキンッと澄んだ音が響いたと思ったらレイラがゴーレムの右手?の関節部分の魔石を割っていた。すかさず右足の方も壊す。

バランスを壊し倒れたアンシエント・ゴーレムだったが、そんなこと気にしないとばかりに左手を振るった。

風を切る鈍い音とともに鼻の先ギリギリに大腕が通っていった。

 

まあ、先程から機械的な動きばかりなので避けるのはそう難しくはなかった。


また1つレイラが魔石を割る。

続けて二回連続して澄んだ音が響く。聴いていて清々しい。


最後の一つ。額の魔石をレイラのレイピアが貫く。

一際眩しい光が溢れる。アンシエント・ゴーレムの目は光を失っていた。その代わりに動の核の部分が淡く光っている。


「ハッ」

気合を入れてレイラが核にも一差しする。

今までと違う何か共鳴したかのような、耳鳴りのような音がして完全にアンシエント・ゴーレムはただの石塊となった。

といってもかなりのレアな素材が使われているはず。


水晶をかざすと300Pと表示された。

「ちょうど一人100ポイントずつですね」

「そうですね」

「それじゃあ、少し休憩してから黄エリアに行こうか」

「「はい」」


余談だけど、あの後アンシエント・ゴーレムを回収しに来た学園のゴーレムたちは、最初は恐る恐るといった感じだったけど…途中でもう大丈夫だと悟ったのかかなり乱雑な扱いをしながら運んでいった。

キャッチボールにしながらとか、時々パンチを食らわすとか…きっと、かなりの鬱憤が溜まってたんだろうなあ。


そのうちの一体が黒のエリアのスタンプを渡してくれた。スタンプはカードに押したら元の場所に戻すように言われている。

きっとここでは学園ゴーレムを納得させればスタンプがもらえるんだろう。

とっても感謝しているように感じたのは…気のせいかな。

ちなみに今のところ

エディ 160P

ミイレ 180P

レイラ 250P

となっています。スタンプ分はカウントされていません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ