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月曜の朝

読んでくれてありがとうございます!(*^^*)


新キャラ登場ですね

 


 大きく伸びをしまだ眠い目をこする。窓の外はすっかり明るい。

今日は月曜日。土曜日にエディと遺跡巡りをしたこと以外は特筆することは無い週末だった。

窓に水滴が付いているから昨夜は雨だったんだろう。昨日からもう六月だ。


この学園は寮生も少なくは無いが、ほとんどが貴族であるため王都のタウンハウスから通っている人が大半だ。そのため管理が大変じゃないのか規則は割と緩いものになっている。門限も0時までで融通がききやすい。


私は歯を磨き、朝食を食べるために1階にある寮の食堂に降りていった。


「アルベルティナさんおはようございます」

「おはようミイレちゃん」

食堂の料理長であるアルベルティナさんに挨拶をする。食堂にはまだ学園生は誰もいなかった。

(一番乗りか)

ちょっとだけ特別感を感じる。

「今日は何にする?」

「オムレツとサラダでお願いします」

食堂では副菜を数種類の中から好きなだけ選ぶことが出来る。今日は主食がサンドイッチでスープはコーンスープだ。


「いただきます」

席につき早速食べ始めることにする。ちょうどサンドイッチを食べ終えた頃、両開きになっている食堂の扉に近づく気配を感じた。

ガタっと、けして丁寧とは言えないけれど、そこまで粗雑でもない感じで扉が開かれる。

入ってきたのは赤茶の髪に緑の瞳をした女の子だった。部屋が近いらしくたまに寮の廊下ですれ違うことがある子だ。意志の強そうな瞳が印象的で、ポニーテールがよく似合う。


目が一瞬合った気がしたけど…気のせいだったかな。

あまり気にすることもなく私はスープに手を伸ばす。

「ねえ、隣座っていい?」

「…どうぞ」

女の子がトレーを持ってこちらに来たと思ったら声をかけてきた。パチパチと目を瞬かせながら答える。

「せっかく早起きできたのに一人でご飯を食べるのは寂しいって思ったの。…あっ、私はナヴィア・フォン・ハヴィル。よろしくね!」

「うん。私はミイレ・ディアリヒト。こちらこそよろしくね」

「知ってるわ!あなたってとっても有名人でしょ、前からずっと話してみたいって思ってたの」

女の子−ナヴィアは思った通り元気な子だ。ころころと屈託ない笑みを浮かべながら楽しそうに話している。

「私の部屋ね31番なの」

「…えっ?31番…私の部屋の前だ」

「そうなの!なのに一度も部屋を出るタイミングが合わなくって。いつ話しかけようかずっと迷っていたのよ」

驚いた。たしかに廊下で見かけてもどの部屋に入ったかは見たことがない気がする。

「ナヴィアさんは何クラスですか?」

「私?私はAクラス。クラスもご近所さんね」

「ふふっ、そうですね」

「それと私のことは呼び捨てで構わないわ」

「なら私もミイレって呼んでください」

Aクラスであれば、そのうち合同授業が組まれることもあるから顔を合わせる機会が増えるだろう。

「ねえ、今度ミイレの部屋にお邪魔してもいいかしら」

「もちろん。ナヴィアの部屋も見せてくださいね」

「ええ」

その後もナヴィアと喋りながら朝食をとった。

食堂が賑やかになってきた頃、ナヴィアが用事を思い出したようで急いで残りを食べ終え席をたった。

「それじゃあまた、夕方にでも会えたら良いわね」

「うん。また夕方にでも」

ナヴィアはニッコリと特大の笑みを浮かべ食堂を後にした。

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