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誰も知らない、物語がある

作者: 逢乃 雫
掲載日:2022/06/11

誰も知らない


物語がある



一人枕を濡らした夜


机の下で握りしめた拳


悔しくて蹴飛ばした空き缶


胸の高鳴りを必死に抑えた校舎裏


渡せなかった手紙


深夜にコンビニで買った珈琲


気づけば泣いていたあの日の夜空



誰も知らない


知られるはずもない


そんな物語が


そこにある



誰も知らない


詩がある



詩にできなかった言葉がある


言葉にできなかった想いがある



何度も書き直したメッセージ


ずっと言えないままの言葉


あの日、心を動かされた何か


忘れられない記憶



そんな想いを


たくさん抱えながら


目の前にある一日を


一生懸命生きている



人生には


まだ書かれていないこと


書けなかったことの方が


ずっと多い



本当の物語は


書かれなかったところに


書けなかったところに


あるのかも知れない



それでも


言葉にしたいという想い


それでも


生まれてくる言葉


生まれてくる詩



詩を書くのが


好きだから



理由はそれだけでも


いい気がする



どんなに忙しくても


何をやっていても


誰にもきっと


伝えたい何かがある




誰かが生み出した


詩がある



言葉にならないものを


言葉にしようと


懸命に


生み出した


詩がある



その詩から聞こえる物語に


耳を澄まして



そこにある言葉たちと


その行間にある何かに


思いを馳せて



そして


そんな詩と


今日も出逢えることに、


心から


感謝しながら。


























お読みいただき、ありがとうございました。

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