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第七話 黄金の出会い(強制) 後編

 かなり大きな声で叫んでいたのに誰も入ってこなかったのは、奴隷を買った人間が最初にお楽しみをする可能性があるためだ。狐人族の少女がその気だったら、フォルティシモも思わず襲いかかったかも知れないが、さすがにそんな気分にはなれなかった。


「泣き止んだか?」

「ひくっ………ひうっ」


 これは、泣いて弱っている女の子に優しくしてつけ込むチャンスだ。この世界ではただ奴隷に落ちただけに留まらない。【隷従】は人間としての尊厳を完璧に奪うものらしい。こんな成人もしていない少女が耐えられる世界ではない。そんな世界に現れた超高レベルの優しい美形の男。ロマンスの予感がする。


 しばらく考えて。つけ込み方が分からない自分に絶望した。世の中に溢れる物語の主人公たちは、よくもロマンスに発展するセリフを思いつくものだ。


「………はぁ、こりゃ失敗したか」


 ゲームの従者は見た目だけで決めれば良くても、現実では本人の性格もあるため性格によって使えない従者が生まれてしまう。そのために【隷従】や記憶処理をしているのかも知れない。

 少女の見た目が非常に好みだったので、深く考えずに動いてしまった。


 かと言って、臨機応変に対応できるほどフォルティシモは器用ではない。その呟きが聞こえたのか、狐人族の少女が耳と肩をびくっと振るわせると、わなわなと立ち上がった。


「も゛う゛、じわげ、ありま゛、ぜん………」


 少女は涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を上げながら、必死に言葉を紡いでいた。正直見ていられない。フォルティシモはテレビで戦争特番があっても欠片も同情せずチャンネルを変える性格ではあるが、目の前で好みの外見をした女の子が泣き腫らしていたら、気持ちとして何とかしてやりたいと思う。下心満載で。


 インベントリからハンカチを取り出す。この一週間で作った日用品の一つだ。四つ折りにした状態で少女の前に差し出すが、少女は受け取ろうとしない。


「使って顔を拭け」

「はひ」

「名前は?」

「ま、だ、頂いて、おりま、せん、ぐずっ」

「お………」


 親から貰った名前、と聞きかけてやめる。この子のトラウマを抉る言葉になるかも知れない。

 情報ウィンドウから従者の一覧を表示した。リストに誰も載っていないことに一瞬だけ焦ったが、すぐに新しいタブが追加されていることに気が付いた。リストの一番上に目の前の狐人族の少女だと分かる、愛玩奴隷一四四四という冗談のような名前が表示されていた。


「俺は名前を考えるのは苦手だ。だから元々の名前を聞きたい」

「私、は、ご主人様の奴隷です」


 少女はそれが答えだとばかり、それ以上の言葉は口にしなかった。

 ここで命令してでも少女の本当の名前を聞き出すのと、自分で名付けることの、どちらが少女からの受けがいいのだろうか。奴隷として購入しようとしている時点の評価は気にせず、フォルティシモは悩む。悩んだ末に無難な結論を出す。


「ひとまず、お前のことはキュウと呼ぶから、呼ばれたら自分のことだと思え」


 フォルティシモの無難で、最低辺の結論を出した。彼女はフォルティシモにとって九番目の従者だからである。ファーアースオンラインのフレンドが居れば「酷すぎ」「それって人の名前か?」「人間は数字じゃない!」と言われたことだろう。

 フォルティシモの言い分としては、従者の名前は後で変更できるので、本名を聞いたら戻せば良いと思っているし、九番目ではなく九尾の狐のキュウであると主張したい。


「しょう、ち、しました」


 フォルティシモはインベントリからまた別のアイテムを取り出す。今装備している防具は試しに複数個作ってあり、種族制限もないアイテムなのでキュウも装備できる。


「さすがに今の格好で外は出れないな。装備しておけ」

「はい」


 サイズはフォルティシモに合っていたはずだが、魔法的な要素のためかキュウでも装備できるサイズに変化していた。

 キュウはフォルティシモと同じ装備になった。初心者装備でありがちなのでペアルックとまでは思わないが、同じレベル帯の仲間のようでキュウの気持ちは全く違うと知りながらも満足感を覚える。


「行くぞ、付いてこい」

「はい」



 大通りを少し歩く度に、キュウが付いて来ているか振り返る。キュウは泣いてはいないものの、涙の後の残る顔でフォルティシモを見つめ返してくる。キュウにフォルティシモを見て欲しい目は、こういう目ではない。もっとこう尊敬や憧憬が入り交じっていて、できれば思慕の情が入っているといい。


「そうだ。キュウ、食事は?」

「………そ、その、できれば、三日に一食は頂きたい、です」


 質問の意図と答えがまるで違う。フォルティシモが聞きたかったのは、夕食は済んでいるのかどうかであって、決して今後の食生活について訪ねたわけではない。


「食事は俺と一緒にとれ。俺は一日三食だ。足りなければ遠慮無く言っていい」


 できることならば、食事を与えてくれる主という評価は御免被りたい。餌付けの主というのも求めるものと違う。


 フォルティシモはこの辺りでは少し高い食事処へ入った。

 この国はリアルで住んでいた国よりも流通や調味料、調理技術が発達しておらず、さらに食糧事情は悪くはないが良いと言えるほどではない。そのためか専門の料理人が調理をした食事が出る店というだけでそこそこ高い。まして、それこそファミレス程度の料理と外観の店だと高級店扱いだ。


 だがキュウを買うのに金銭を要求されなかったので、フォルティシモの懐には大分余裕がある。


「あの」

「座れ」

「はい。………あの」

「なんだ?」

「すごく、高そうな、お店です」

「それほどじゃないから気にするな」

「はい。………」


 さっきから会話がおかしい。


「待て」

「はい」

「キュウ、まさかお前、俺の言葉、全部命令になってるのか?」

「違うのですか?」


 フォルティシモが冗談で「もっと褒めろ」とか言うと、キュウは命の限り褒め讃えるのだろう。【隷従】の仕様は分からないが、それでは日常会話すらできない。


「………これから、もし命令をする場合は「キュウ命令だ」と言ってから内容を言う。それ以外の俺の言葉は、命令ではないからキュウが好きに解釈していいし、命令以外は好きにしていいからな」


 命令できる要素を残したのは、やはりキュウは自分の物だという所有欲があるからだ。キュウ自身からの称賛は欲しいが、キュウを自由にできる権利も欲しい。


「とにかく、好きなものを注文しろ。何も注文しなかったら、この店で一番高いのを食べさせるぞ」


 フォルティシモが自分でもよく分からないことを言うと、キュウは遠慮がちにハンバーグのような料理を注文した。その様子を見届けてから、フォルティシモもステーキを注文する。


「宿に戻ったら色々と話そう。今は食べることだけを考えてればいい。デザートも頼むぞ。アイスでいいか?」

「は、はい、なんでも」


 食事中もキュウはフォルティシモを窺っていたようだが、声を掛けるようなことはしなかった。何を言えば良いのか考えて、何を言えば良いか分からなかったからだ。



 宿は新たに一部屋取ることはしなかった。キュウのためにもう一部屋取る選択肢もあったが、これから野宿などをしていく場合に近くだと眠れないと困るので、慣れるためにも最初から同じ部屋に寝泊まりすることにした。

 フォルティシモの泊まっている部屋は、一言で表すと散らかっていた。この一週間で作ってみた装備品やアイテム、素材類が散乱しており、ベッド以外に座れる場所がない。


「あの」

「これはインベントリに入れないアイテムがどうなるかのテストだ」


 たぶん。おそらく。片付けが面倒だったのではない。


「いんべんとりのテスト?」


 帰って寝るだけの場所だったのでベッドだけで充分だったが、キュウが来るとなると話が違う。


「………邪魔だから捨てるか」

「これ全部、ですか?」

「なんだ? 価値のあるものがあるか?」

「い、いえ、一つ一つはそれほどでも………ないと思います。でも、数が多いのでお金に」


 キュウの言う通り、集めればそこそこにまとまった金額になる。しかし、この異世界はゲームと違って雑多な物を売るのが面倒なのだ。ゲームであれば、どこでも良いので店に入って売却コマンドを使って、要らないアイテムを一括で売れば良かった。

 けれども、この世界ではアイテムによって買い取ってくれる店と買い取ってくれない店があるし、値段もまちまちである。その手間でモンスターを狩り行ったほうが余程金になるだろう。


「まあいい。後で考えるか」


 【アイテム精製】で何の変哲も無い袋を精製。散らばっているアイテムをすべて中へ入れて行く。インベントリへ収納しないのは、どうせ捨てるゴミアイテム群なので、わざわざ収納しなくても良いと思ったためだ。


「さて、座れ」

「はい」


 座布団はないので、床に胡座をかく。キュウは対面に正座した。キュウは緊張した面持ちで耳をピンッと立てていた。


「お前の事情を聞こうか」


 事情を聞いて、それに理解を示し、そして可能ならばそれを解決すると信頼関係はぐっと高まる。キュウは理解者でもあるフォルティシモを頼るようになるだろう。その気持ちはきっと、主従の信頼関係を越えたものになるに違いない。


「どうして奴隷になった?」

「う………」


 失敗を瞬時に理解して方向転換する。


「まあ、俺にはお前の事情は関係ないからな。俺の目的のために役に立って貰う」

「………はい」


 キュウを買った時にキュウを【近衛】と呼ばれる従者に指定したことで、キュウのステータスの半分がフォルティシモに加算されたことは確認している。フォルティシモ自身の強さがレベルカンストのままであるのならば、キュウを強化することは必要なことだ。


 情報ウィンドウを操作しながら、キュウの何を強化するか考える。フォルティシモが強化した多くの従者たちが居ない今、急務なのは生産系や収集系のスキルである。しかし、最初の従者というのは特別だ。そういった記念を大切にしているフォルティシモは、初めて手に入れたものをとても重要視している。連れ回すのなら戦闘系スキル一択。


 そこでキュウがじぃとフォルティシモを見ていることに気付く。


「なんだ?」

「その、私で、お役に立てる、でしょうか?」

「役に立つもなにも」


 フォルティシモは勘違いに気が付く。ゲームでは従者を育てるのはプレイヤーだ。どんな風に育てて何に役立たせるかは、プレイヤー自身の問題だった。しかし、この異世界ではそうではない。キュウも自分で考え行動し、自分を育てられるし、その責任は自分で負うだろう。


「俺の目的を話しておく」

「はい」

「俺は最強を目指してる」

「は、い?」


 キュウがぽかんと口を開けて驚いていた。ずっと沈んだ表情をしていたので、別の感情が顔に出たのは初めてかも知れない。可愛い。


「最強を第一目標に、ハーレムと地位と、名声も得ていくつもりだが、それはおいおいだな」

「その、ハーレムの一人になれ、ということ、でしょうか?」


 そうだ、という言葉が喉まで出かかって言葉に詰まる。


「………いや………キュウには俺が最強になるための従者になってもらう。俺にはカンストさせた従者が居たんだが、今は居ない。他の要素も入れると、ステータスが本来の三割にダウンしてるようなものだ」

「すてーたす?」

「そう言えば、ステータスが分からないのか」

「も、申し訳ありません!」

「あ、いや、怒ったわけじゃない。例えばキュウのステータスはこうなるんだが」


 BLv:1

 CLv:0

 HP :6

 MP :8

 STR:1

 DEX:3

 VIT:2

 INT:10

 AGI:5

 MAG:3


 フォルティシモは自分の情報ウィンドウにキュウのステータスを表示させて指さした。キュウは情報ウィンドウには気が付かず、フォルティシモが指さした方向を見て、何も見つからずに困った様子で指を見て、また指さした方向を見た。


「情報ウィンドウ、見えないのか?」


 情報ウィンドウは他プレイヤーには見えない設定にもでき、もちろん今はその設定を解除しているので、キュウにも見えるはずだった。

 フォルティシモの言葉を聞いて焦ったのか、キュウは耳をぴくぴくと動かしながら、何度も指と指さした方向へ視線を行き来させていた。


「見え、ません………。何か、あるのでしょうか」

「見えない、のか」


 キュウには目の前の情報ウィンドウが見えていない。そこでようやく、異世界に来てから一度もフォルティシモ以外の情報ウィンドウを見ていないことに気が付く。


「………キュウ、アイテムのインベントリはあるか?」

「先ほどもおっしゃっていた、インベントリとは、なんでしょうか?」

「俺がアイテムを取り出した時、なんだと思ったんだ?」

「そういう、スキルなのかと………」

「待て待て、整理しよう。レベルやスキルは分かるが、その他のステータスや情報ウィンドウのことは知らない、ここまではいいな?」

「はい、ご認識の通りです」

「レベルやスキルについて知っているのはなんでだ?」

「調べる魔法道具や魔術があります。あの、その………」


 なんで、そんなこと知らないんですか? 言葉に違いはあれど、キュウはそう問いかけたかったのだろう。もしくは、常識を知らない主人に買われたことに気付いて、不安になったのかも知れない。


「先に言っておくべきだったな」


 ゲームの世界からやって来たことは話さないにしても、この世界の常識がないことは予め伝えておくべきだろう。そうすればフォルティシモがこの世界的には奇行に走りだしても、キュウも対応しやすいはずだ。


「キュウ、俺はとても遠い国からやって来たばかりだ」

「遠い、国………」

「そこではステータスや情報ウィンドウは、当たり前にあるものだったし、その他にもこの国では常識でも俺には分からないことが多い。だから俺が非常識なことをやりだしたら、そのフォローをして欲しい」

「あ、あの! 私も、詳しいわけでは」

「早とちりするな。それはついでだ。さっきも言ったが、俺がキュウに望む優先事項は、俺の従者になることだ。ただ可能な範囲で、この国の常識を補佐してくれ」

「はい」

「話は戻るが、従者になった者のステータスの半分が俺のステータスに加算される。ステータスというのは、その人の強さを数値で表わしたものだ。レベルが上がるとステータスが上がる。だから俺が最強で在り続けるためには、強い従者が必要だ」

「私は、レベル一でしかありません」

「俺の常識では、最初は誰でもレベルは一だ」


 高レベルの従者を手に入れる方法もあったが、フォルティシモは自分好みの従者に育てるために、一部の例外を除けば初期レベルは一と決めている。


「も、もしかして、私はレベル一〇〇とか、目指さないといけないのでしょうか?」

「一〇〇とか舐めんなよ」

「申し訳ありません!」


 低すぎて思わず低い声が出てしまった。ファーアースオンラインのグランドクエストのクリアだって覚醒済レベル一〇〇〇程度のパーティでようやくクリアできる難易度を想定している。一〇〇ではほとんど何もできない。しかし、この世界の平均レベルはいくつくらいなのだろうか。レベル九九でも驚かれたことを考えると、かなり低い気はする。


「キュウの知ってる最高レベルはいくつだ?」

「信じて頂けないかも知れませんが、私の住んでいた里にレベル七〇〇の方が居ました」


 低い。低すぎて、キュウは世間知らずかも知れないと思った。ちなみに世間知らずと言うのもプラスポイントにしても良い。世間知らずな可愛い女の子に頼られるシチュエーションも悪くはないからだ。


「ほ、本当なんです。物凄く強くて、一人で王国騎士を何人も」

「は?」

「も、申し訳」

「違う。いちいち謝らなくていい。これが俺のしゃべり方だ。それで、レベル七〇〇で王国騎士を倒せるのか?」

「それは、はい」

「実は王国騎士がどんな役職かも知らないんだが、畑でも耕してるのか?」

「え? 畑を?」

「王国騎士はどんな奴らなんだ?」

「あ、ふぉ、フォローですね。王国騎士はアクロシア王国に仕える軍隊です。子供の頃からずっと訓練を続けていて、レベルは三〇〇を超える人も珍しくないと言われています。アクロシア王国にはそんな騎士たちが大勢いて、この大陸で最強の国だそうです」

「あの王宮の前でふんぞり返ってる連中はレベル三〇〇なのか」


 本当だろうか。少なくともキュウが嘘を吐くとは思っていないが、王国が自分たちの戦力を偽っている可能性はある。今、フォルティシモが本当のレベルを隠して九九だと偽装しているのと同じようにだ。

 それにしても平均レベル三〇〇の軍隊で大陸最強を誇るということは、フォルティシモにとってこの大陸の冒険は安全ということになる。悪くない情報だ。


「まあいい。キュウは望むクラスはあるか?」

「ご主人様の望むクラスが、私が望むクラスです」


 良かった。もしフォルティシモが望むクラスでなければ、説得する必要があった。戦闘用にするのであれば、従者は主人と同じクラスが望ましい。

 多くのVRMMOゲームの特徴として、プレイヤーは平均よりも特化ビルドが強い。ファーアースオンラインはやり込みゲーを謳っているだけあって、その傾向は顕著だ。フォルティシモの特徴をさらに伸ばすために、キュウには【魔王】になって貰わなければならない。


「よし、初期は【ソードマン】になってもらう」

「はい」

「レベル三〇〇で【グラディエーター】、三〇〇〇で【ソードマスター】になれ」

「はい………………え?」

「最終的には俺と同じクラスを取得させる」


 近接火力クラスにおいて、いわゆる一次職が【ソードマン】、二次職が【グラディエーター】、三次職が【ソードマスター】になったら更にレベルを上げる、そこまで行けば【魔王】の取得条件を満たせるだろう。


「………さ、さんしぇん?」

「明日は朝メシ食ったらすぐにレベル上げに行くぞ」


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 本来の従者を連れてこられていた場合、性格とかそれぞれの従者の価値観とかでたのだろうか? [一言] 強くなる手法はともかく、この世界での常識については主人公の方が世間知らずでゲーム脳のよ…
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