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第十九話 エルディンの王

「キュウか!?」


 恥ずかしくなるほどの勢いで、開かれていく部屋のドアへ飛びつくと、ギルドマスターが驚いた顔をして立っていた。


「あー、ノックを忘れていた。急いでいてな、すまん」

「いえ。何か?」

「入ってもいいか?」

「どうぞ」


 ギルドマスターを中に入れてしまってから、部屋の中にあったはずの荷物をすべてインベントリへ収納してしまったことを思い出した。まるで夜逃げする直前を見られたような気まずい気持ちになる。ギルドマスターは部屋の中を一瞥すると、すぐに本題へ入った。


「現状を、どこまで把握してる?」

「ほとんど何も知りません。エルディンとの武力衝突のために騎士団が派遣されたことと、それなのに王都が攻撃されていることくらいしか」


 フォルティシモが考えるに、アクロシア王国にとって最悪なのは派遣した騎士団が既に全滅しており、エルディンはその勢いで王都に攻撃して来た状況だ。しかし、現実は想像の上をいく。


「【隷従】についての知識はあるか?」

「人並には知っています」

「この国の中枢部分のほとんどが何者かに【隷従】を掛けられた。貴族も、騎士団も、冒険者も、ギルドもだ。もちろん全員じゃない。全員じゃあないが、ほとんど、と言って良い」


 無茶苦茶だった。国を丸ごと奴隷にしたようなものだ。しかし【隷従】スキルの効果範囲は【デフォルト設定】では接触しなければならないので、何万人にも成功するまで【隷従】を掛けたとすれば途方も無い時間が掛かっただろう。


 またフォルティシモの常識では従者の最大数はいくら課金しても制限がある。それは従魔システムでも変わらない。フォルティシモは最大枠まで課金しているが、アクロシア王国の中枢全員となれば千倍しても足りないのは確実だ。


「全員なんて、できるのですか?」

「俺の知る限りじゃ無理だ。考えられるのは、奴隷自身が新しい奴隷を作り、その奴隷が更に新しい奴隷を作る、ような方法だと思うが。何年も前から仕込んでいたんだろう」

「ねずみ算式ですね」


 ゲームと違って従者も一人の人間だ。だから、従者が従者を手に入れることもできる。異世界だからこそできる仕様の抜け道だ。


「ねずみ? よく分からんが、普段は【隷従】を受けたことを隠して生活させ、このタイミングで一斉に動き出した。周囲の【隷従】を受けていない者を無力化している」


 本人は何もせずとも、最初の一人が次々と奴隷を増やし、その奴隷が奴隷を増やす。そうすることで、待つだけでアクロシア王国を攻略することができると踏んだのだろう。【隷従】の成功率の問題があるため、誰でもできるわけではない。


「ああ、俺は大丈夫だ。知っての通り、【隷従】を成功させるには最低限レベルが倍は必要になる。俺のレベルは八〇〇だ」


 ゲームでは【隷従】によってモンスターをテイムする場合、プレイヤーのベースレベルとスキルレベルの平均がモンスターのレベル以下だと成功率がゼロだった。成功率アップ系のスキルやアイテムを使っても、それだけは覆らない仕様になる。

 騎士団の平均レベルが三〇〇のこの国で、レベル八〇〇のギルドマスターを【隷従】させられる者は居ないと言いたいのだろうが、フォルティシモはこの国の最強レベルがいくつなのかも知らない。


 それはそれとして、フォルティシモは心で絶叫した。【隷従】の仕様がやばすぎる、と。


「フォルティシモ、お前の所へ来たのは、お前に依頼を」

「お断りします」

「まだ内容も言っていないが?」

「俺はモンスターを倒す依頼は受けますが、人を殺す依頼は受けません」


 もちろん嘘で本音はこれ以上ここの問題に関わりたくないからだ。


「誰かを守るという依頼でも、か?」

「この状況ですと、結果的に人を殺すことになります」


 これは嘘だ。フォルティシモは人殺し自体には、それほど忌避感を抱いていていない。子供の頃の出来事のせいで、死刑制度には賛成派なのだ。


 しかし今はフォルティシモの感性などどうでも良い。これは四の五言っていられる状況ではない。ギルドマスターを早々に追い返して、従魔を使ってキュウを探し出そうと考える。キュウを見つけたら事態が落ち着くまで別の国へ行くのだ。目立ってしまうのが難点など言っていられない。とにかく何よりも優先するべきなのはキュウだ。


「王の護衛とか頼まれるのかも知れませんが、これはいくら頼まれてもお断りします」

「………そうか、残念だ」


 ギルドマスターはフォルティシモがアクロシアから出て行こうとしていることくらい、この部屋と今の遣り取りで察しているだろう。

 まともな感性を持っているのであれば、フォルティシモと同じ宿に泊まっている冒険者たちが荷物を整理して逃げ出している現状で、フォルティシモの部屋も同じように片付いていたらどう思うかなんて問うまでもない。


 しかし、それにしてはギルドマスターの態度が変だ。周囲に目を配り、フォルティシモの顔を見たかと思うと、また周囲に目を配った。落ち着きが感じられない。言いたいことがあるのに、それを言えないような態度。アクロシアから去るつもりかを聞くことは、この事態であれば不思議な質問ではないはずだ。そうであれば、ギルドマスターがフォルティシモに問いかけたいのは別のことだと考えられる。


「最後なんだ、お前の本当のレベルを教えてくれないか?」

「何故ですか?」

「何故って、好奇心だ」

「こんな時にですか?」

「そりゃそうだが、一言だろ?」


 変だ。具体的に指摘できるわけではないが、ギルドマスターの態度に違和感を感じる。


 【隷従】で奴隷をねずみ算式に増やせる。もしも自分が【隷従】のねずみ算式作戦を実行しようとした場合、多くの者のレベルを把握できる立場が必要になる。ギルドマスターの立場はそれに打って付けで、最初の奴隷として選ぶ候補になるのはギルドマスターだ。


 そうすると、ギルドマスターは既に誰かから【隷従】を受けている可能性が高い。当たって欲しくない推測だが、ギルドマスターが敵だった場合は、誰とも知らないアクロシアを転覆させようとしているプレイヤーに、フォルティシモが同じプレイヤーであることがバレている可能性がある。今後の行動を決めるためにも、重要な情報だ。調べる方法はこれだろう。


隷従(カウティベリオ)使役(シルビエンテ)


 フォルティシモはこれもカンストさせたスキルである【隷従】を放つ。情報ウィンドウのログにはこう出ている。



 > 他人の従者です



「今のは?」

「【隷従】をあなたに撃っただけですよ」


 どうやら面倒なことになったと溜息を吐く。


「俺があの方の奴隷だと言うことに気付いたのか? 意外と、抜け目がなかったのかな? それとも、さすがに言い訳臭かったか」

「あなた方とは見えてるものと知識が違うだけです」


 情報ウィンドウとゲームの知識、どちらもこの世界の住人が持たないもの。


「依頼を伝えたい」

「だから断ると、って、ギルドの依頼ではないってことですか」

「このまま宿で大人しくしていて欲しい」

「断ります」


 キュウを迎えに行って、そのままアクロシアを出るのだ。


「それでは仕方ないな。エクスプロージョン!」


 ギルドマスターが発動したのは【爆魔術】の【デフォルト設定】にある音声ショートカットだ。フォルティシモの眼前で爆発が発生し、それは部屋の中にある家具を破壊する。


 自分たちの荷物はインベントリに収納していたが、この世界に来てからずっと生活していた部屋が荒らされるのは良い気分ではなかった。


「無傷とは、驚きだな」


 ギルドマスターのエクスプロージョンは、フォルティシモのHPに一のダメージも入れることができない。どんなに低くてもダメージ一が入るゲームもあるが、ファーアースオンラインは攻撃力と防御力に大きな差があれば、ダメージがゼロになるシステムだ。


「一応、聞きますが、あなたの意識はあるんですか?」

「どこまでが俺の意識なんだろうな。自分では、なんとかあの方の命令から脱するように動いているつもりなんだ。しかし、それがあの方のご命令でないとは判断できない。本当にすまない。殺してくれても構わない」

「命令で感情制御すら出来る、記憶も制御出来るという話だったから、何を言っても無駄か」


 フォルティシモと出会った時点で正常だったのか、それも判断ができない。もう敬語を使う必要もない。相手はただの操り人形だ。


「どんな命令を受けた? それくらいなら答えられるんだろ?」

「俺の知る限りにおいて、最強の冒険者を無力化することだ。多くは奴隷化して、出来なかった他のAランク冒険者は、遠出の必要のある依頼を出した。あとは、お前だ。ベンヌを倒せるような冒険者はどう考えてもお前だけだからな」


 ギルドマスターは虚空から青竜刀のような武器を出現させた。インベントリから武器を取り出したように見えて少しばかり驚く。インベントリは無いと聞いていたので、キュウが知らなかっただけだろう。もしくは情報ウィンドウの一部のデータをカードにするスペルスクロールが有ったことを考えれば、それに類するものか。


 フォルティシモが考えている間に、ギルドマスターが斬り掛かってくる。


「立木打ち!」


 青竜刀が斜めから振り下ろされる。遅い。

 フォルティシモはそれをかわし、ギルドマスターの顔に拳を叩き込んだ。

 後方へ吹き飛び、ドアを破壊して倒れるギルドマスター。ぴくぴくと動いているので生きているものの、立ち上がれないらしく、頭だけを起こしてフォルティシモを見た。


「俺の魔技が掠りもしない? お前、どれだけ、強いんだ?」


 ギルドマスターの問い掛け。フォルティシモの答えは決まっている。


「最強」


「ははっ!」


 ギルドマスターは嬉しそうに笑って気絶した。


「ほんと、なんなんだよ、この国。なんでこれまで大丈夫だったんだよ」



 ギルドマスターを縄で縛り付けて、フォルティシモは宿の外へ出る。騒ぎは収まっているようで、まだ各所で煙が立ち上っているものの、周囲は静かだった。


 気絶したギルドマスターの顔は穏やかだった。その穏やかな顔を見て、彼の気持ちを理解したつもりだ。彼はきっとフォルティシモに、未知の力を使う冒険者に希望を抱き、助けを求めていた。逆らうことのできない命令に背かない範囲で現状を伝え、口にはしなかったが依頼した。


「そう思うのは、俺の希望的観測か」


 とにかく何よりも先にキュウを探す。その後どうするかは、心配させた罰としてキュウの尻尾を触りながら考えるとしよう。フォルティシモのこの世界との付き合い方を決める、大切な決断になるから。

 宿の外で十分な広さがあることを確認する。そしてフォルティシモは従魔を呼び出した。


「出ろ、天烏」


 そう言ったフォルティシモの目の前に現れたのは、巨大な白い烏だ。血のように赤い瞳でフォルティシモを見つめており、その翼を広げた大きさは二十メートルを超える。呼び出されたことが嬉しいのか、一声鳴くと周囲の窓からカタカタと音がした。運営からのメールで新しい世界と言われて、直前に付け替えて唯一連れてくることのできた探索用の従魔。戦闘用ではないので攻撃能力は非常に低いが、最高速度はマッハ五を軽く超えるファーアースオンラインにおける最速の移動手段。


 フォルティシモは天烏へ乗り込んだ。



 ◇



 カイルはレベルこそキュウよりも低いが、リーダーとして仲間たちと共にダンジョンを進んでいるため、レベルに現れない力を持っている。そのお陰でキュウたちは、カイルに先導してもらって誰にも見つからずにギルドへ辿り着くことができた。ここがダンジョンであれば、モンスターに遭遇しないように気を配りながら目的の場所まで辿り着いたことになる。カイルのお陰でキュウが付いて来た意味は無くなってしまったが、戦闘にならなくて安心した。


「驚きました。優秀な冒険者なのですね」

「そうでもないさ」


 ギルドの中へ入ってもラナリアの表情は固いままだ。それもそのはずで、いつ行っても人が居て騒々しかったギルドは打って変わって静まり返っていた。


「ギルドが王宮と同じように【隷従】で支配された可能性は?」

「ガルバロスのレベルは八〇〇を超えています」

「八〇〇っ。さすがの数字だし、それなら安心だな」


 カイルとラナリアの会話を聞きながら、自分はレベル三〇〇〇を目指すように言われていることに改めて戸惑う。騎士たちが三〇〇で、キュウの故郷に居たレベル七〇〇も凄いが、ギルドマスターの八〇〇はもっとだ。凄いのに、もう凄いと感じない。だってキュウの主人はもっと凄いのだから。


「あの、八〇〇を超えていると、なんで安心なんですか?」

「【隷従】は自分のレベルよりも低い相手じゃないと成功しないんだ」


 カイルが油断せずに周囲へ気を配りながら答えてくれる。キュウが知る限り、ギルドマスターのレベル八〇〇よりも高いと思われるのはキュウの主人だけなので、安心したという理由が分かる。


「こりゃ留守か。俺たちはギルドへ送り届けたんだし、ギルドマスターを探すのまで手伝えなんて言わないよな?」


 ギルド全体で留守なんて有り得ないと、本人でも分かっている口調。


「そこまで言うつもりはありませんでしたが。留守ではないようです」


 階段をゆっくり降りてくる音がする。徐々にその姿が見えてくる。

 降りて来たのは、エルフの青年だった。金髪碧眼の一般的なエルフで、ラナリアと比べても見劣りしないほど美しく整った顔立ち、顔には嘲笑うかのような気持ちの悪い笑みの表情を貼り付けている。スラリと細身で背が高いが、身につけた煌びやかな衣装のせいで身体は大きく見える。階段を降りる動作から粗暴な印象を受けた。


「まったく、使えない従者のせいで余計な手間が掛かったぜ」

「あなたは? ギルドの職員ではないようですが?」

「お前のご主人様になる男だ。母娘ともに可愛がってやる」


 エルフの青年は無造作にラナリアへ近づき、顎を取って顔を観察する。キュウはラナリアの身体が一瞬震えたことに気付いたが、不安を抱いて見ていることしかできなかった。


「顔は合格だ。あとは具合がいいかだな」

「ここまで不快な方は、生まれて初めてです」


 ラナリアがエルフの青年へ向かって手を掲げる。


「ライトニング!」


 稲光と轟音が同時に走った。超至近距離からの【雷魔術】は、ただでさえ回避困難な高速の魔術を、回避不可能な魔術に変える。まともに受けたエルフの青年だったが、何事もなかったかのようにそこに立っていて、服に焦げ目さえ付いていない。


「ターゲット・テイミング」


 青年が声に出すと、青年から光が発される。光を受けたラナリアは、魔術を使った姿勢のまま表情が抜け落ちた。【隷従】だ。直ぐ傍に居たカイルは驚きに目を見開いていた。


「しゃべることは許可してやる。反応がないのはつまらん」

「いったい、どうやって」


 ラナリアの声色は震えていた。自分の身体が自分の意思で動かせない恐怖、自分の思考も感情も誰かに握られてしまう恐怖は、キュウにはよく分かる。


「良い表情だ。レベル三二〇、ここの連中の中じゃ高レベルだな。そして装備が【ムーンストーンの指輪】、多くの状態異常に耐性を得られるR級のアイテム」


 青年は、まるでキュウの主人と同じように虚空を見ながらしゃべっている。その行動にキュウは血の気が引いていくのが分かる。あの主人と同格。


「【ムーンストーンの指輪】を装備していたから、自分は【隷従】を受けないと思っていたのか?」


 ラナリアはしゃべる許可を与えられたが、口を閉ざしていた。


「俺の問いかけたら、一切隠す事無く答えろ、命令だ」

「一般的に【隷従】は、レベルの倍あってもほとんど成功しません。私のレベルと指輪の効果があれば、【隷従】を受けることはないと考えていました」

「お前の主人が奴隷の間違いを正してやる。【ムーンストーンの指輪】は状態異常に耐性があるだけで【隷従】に効果はない。そして」

「貴様が、俺の仲間たちに!」


 青年の話が途中にも関わらず、カイルが剣を構え大声で叫んだ。


「騎士には見えないが、奴隷じゃないな? 誰だ?」

「俺はカイル! デニスとエイダを解放しろ!」

「アナライズ」


 また【隷従】を使われたのかと思ったが、カイルが動けなくなったり表情が消えたりしなかったので【隷従】ではなかった。


「レベル四一、勘違いしたゴミか」


 青年はカイルに興味を失って視線を外したが、カイルは青年へ剣で斬り掛かった。しかしカイルがいかに優秀な冒険者とは言え、レベルではキュウやラナリアに大きく及ばない。その剣はあまりに遅く弱い。青年が虫でも払うように手を振ると、カイルはそれに触れただけでギルドの壁まで吹き飛ばされた。


「がっ………」


 カイルは吐血して動かなくなった。

 キュウは青年から視線を向けられ、足が竦んで動けない。


「お前は合格だ。今日は忙しいが、ラナリアの後に使ってやる」

「その方は関係ないでしょう!」

「なんだ? 身分違いの友人か? なら一緒でいいだろう」


 青年は再び虚空へ手を掲げた。


「ラナリアだけのつもりだったから、枠がいっぱいだな。誰かを処分するか。いや、使ってみてからだな」


 直後に青年から「アナライズ」という、おそらくは相手のレベルを判定する魔術が飛んでくる。キュウのレベルは四七〇。カイルよりもラナリアよりも高い。


「四七〇、騎士団の精鋭並か。他にも使い道があるな」

「四七〇? キュウさん、あなたは。いえ、お前は四七〇のキュウさんにも、【隷従】を掛けられるというのですか!?」


 もしもラナリアが、身体の自由も許可されていれば、恐れから後ずさりでもしたかもしれない。それほど彼女の顔色が青ざめていくのが分かる。ギルドマスターガルバロスのレベル八〇〇が安心と話していたが、そうでないとすれば、このギルドの現状の説明がつく。そのくらいはキュウにも想像がついた。ギルドマスターガルバロスは、既にこの青年の奴隷となっている可能性が高い。


「間違いの指摘の途中だったか。ラナリア、【隷従】はレベル差が開けば開くほど成功率が上がり、十倍になると成功率が百パーセントになる」


 青年は虚空から手を放し、ラナリアとキュウに向かい合って言った。


「俺のレベルはカンストを超えた、四二〇〇だ」


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