木の枝の伝説(3)
レオン:・・・。
リンネ:お兄ちゃん~、どうしたの~。
レオン:・・・いや、前回の最後についに題名が正しく示されたはずだったんだが・・・。
リンネ:うん~、それで~?
レオン:まだ題名が修正されてないとは、相生のやつ・・・。
リンネ:ん~? もういいんじゃない~? もう第3話だよ~? 今さらだよ~?
レオン:そ、そんな・・・リンネ・・・。
リンネ:それでは第3話も一緒に読んでいこう~。
『レオン・ド・バラッドの伝説』はVRゲームの古典的大ヒットRPGで、ゲームを出発点として小説化、漫画化、オリジナルアニメ化からの民放深夜枠でのテレビアニメ化、そしてアニメ映画化から数年後には実写版映画化まで……残念ながらハリウッドまでは届かなかったものの、『れおん・ど・ばらっどのでんちぇちゅ』とひらがなで題した二頭身キャラの4コマ漫画から、果てはサブキャラでのスピンオフの短編オリジナルアニメシリーズのDVDBOX発売なども含め、メディアミックスもここまでやるのかもはやメディアマックスだろという当時の世間を席巻したコンテンツだ。
なんかのウィルスが世間を席巻したら石鹸とかマスクが大量に必要になって売り切れちゃうように、『レオン・ド・バラッドの伝説』はまるでウィルスのように一気に広がり、ゲームも小説もマンガも売り切れ続出で入手困難な状態だった。もうほんとに転売なんかすんなよ、ぶっコロすぞって感じで。おれの脳内議会の賛成多数で転売禁止の法律が可決しちゃうくらいだったな。
もちろん千葉あたりのとある大規模施設においては女性キャラたちのもにょもにょなんかは少年も含めた男たちにとって右利きによる右手の、左利きによる左手の、激しい夜の運動のために当然必要なものであることとして、男性キャラの前後を自由自在に入れ替えつつ行われる激しい掛け算はフラッシュ暗算並みに光速で大量生産されていたし、フィギュアはもちろんコスプレなんか何人もが同じキャラでかぶりまくってても撮影のフラッシュが爆竹みたいにぱしゃぱしゃ鳴り光ってたとか、三日間でのとあるブースの売り上げがウン百万を超えたとか超えなかったとか、おれにはよく分かんないこれまた別の異世界の出来事があるらしい。同じ国内であるにもかかわらず、だ。
ゲームの発売はおれが小学校の高学年で思春期一歩手前くらいのタイミング。年齢制限ギリギリセーフ? それともアウト? それとも、わ・た・し? みたいな部分はあったが、駄々をこねて購入。当然ながらめっちゃハマったな。ハマりまくりの浜五郎だ。なんだそりゃ。
親にどんだけ叱られてもやりまくったな。睡眠時間? 何ソレ? 何のために? って感じだな。同級生の多くが同じようにずっぽりハマって、もちろん学校でさまざまな生徒指導上の問題になるレベル。ここは語らぬが花というものだろう。不登校や引きこもりはかわいいもんで、状況によっては非行というよりもう犯罪の域だったしな。IDとパスの強奪とか、ないわー。
なんであんなにハマったんだろうって分析してみると、難しすぎず簡単すぎない難易度設定とシンプルな王道ストーリーが良かったんじゃないかと思うな。廃人とまではいかないめっちゃゲームが好きの人たちから、わたし初めてなんだけどうまくできるかな大丈夫かな痛いかなみたいなVRゲームバージンの女の子たちまで幅広い層を直撃したんだろうな、と。
だって、えっ、こいつももうヤってんの? マジで? みたいなメガネ属性三つ編み委員長から隠しアイテムの見つけ方について日直で放課後教室に二人きりだった瞬間に聞かれたんだぞ? あ、おれたぶんこいつと将来結婚するんだろうなって本気で思ったんだな、そん時中二のおれはそれくらい当たり前に、純粋に、奇跡の存在を信じてたな。もちろんその委員長と結婚なんかできなかったけどな! 結婚どころから恋愛すらも!
奇跡なんてないって知ったのはずいぶん後のことだけど、でも勘違いして当然だろ? そいつさ、委員長なのにめっちゃ強くて苦しめられるけどどうしても憎めない敵キャラが大好きで、不幸な出来事から人類を憎みまくって暴れる最強の敵キャラに共感してることを涙目になって語ってたしな、え、おまえさ、何周目なのって聞いたら六周目って答えたんだぞ?
なんでガッコの成績トップテンに入ってるような真面目メガネ委員長女子がおれより一回多くクリアしてんだよ? どこにそんなプレイ時間があんだよ? プレイ時間がもらえるならおれだってどっかで祈りを捧げたいよ! プレイだけに! そんでそのまま下校時刻ギリギリまでゲームについてしゃべり倒したんだぞ? ふたりっっっきりでっっ! 二人きり! そんなん絶対ホレてまうやろっ!
……すまん、ちょっと熱くなり過ぎた。こんな長文説明誰も読まないよな。おれだったら会話文だけで流し読みしちゃうな。
ちなみにその委員長、サッカー部のヘディングが得意なディフェンス男子に告られてあっさり陥落したんだよな。トップ下でもボランチでもGKでもなくてDFってなんだよ? 守りに入りすぎだろ、どんだけ安全な道を進む気だよ? 恋愛ってそうじゃないよな? な?
指定アイテム入手でアイパスゲットして参加できるネット上のクエストで委員長見かけた時おれサッカーじゃない方のPKしそうになったからな、マジで。いやマジで。しかもさ、そのDF野郎は『レオン・ド・バラッドの伝説』関係オールパーフェクトスルーしてた当時は極小規模野党の党首みたいな存在だったんだからバリせつねぇ~……。
返せよおれの恋心。盗んだんなら責任とれ。ちくせう……。
……なんかすみません、みなさん。また熱くなってしまったようです。地球温暖化みたいなもんなんでどうか許してくださいな。もうあの子のこと思い出したらおれは自分を止められないっすよ。おれに「ディー」の名をもち続ける宿命を与えたのはあの委員長なんじゃないかって本気で思ってるからな!
みんなにだってどこかにいるんだろ、そういう子!!
特になんにもないのに何気ない時に優しくして勘違いさせて、しばらく経ったらどっかから噂だけで別の男と付き合い始めたらしいぜってなって、え、何? おれの一人相撲だったの? なんで? 意味わっかんねぇよな? 相撲は日本の国技のはずなのにおれの心にレイピアぐさぐさ刺さって血まみれなんだけど? フェンシングじゃねーよ、フルーレとかエペとかサーブルとか知らねーよっ!
でもその子との放課後の教室での思い出は一生消えねーんだよ! 思い出したら恥ずかしくって悔しくって、それでもおれの中のどっかが確かにポカポカすんだよっ! それが悪いかっ! 悪いってゆーのかっ!
……ふぅ。深呼吸。
大変申し訳ありませんでした。両腕を体側にぴたっと合わせたまま90度に腰から上半身を曲げて大きな声でそう言わせていただきたい。ぱしゃぱしゃフラッシュ音をさせてもらいたい。ここまで語ったいろいろに対して関係各所にそんくらいの勢いで謝罪会見ですよ。主にスポーツ関係……。
一人称の小説なんて個人の醜い内面がだだもれになる独り言の積み重ねみたいなもんだもんな。心の汚さがにじみ出ちまうよな。
気をつけます、はい。
話を戻そう……いや、戻させてくださいお願いします。
おれはかつてゲームの『レオン・ド・バラッドの伝説』にのめり込んだ。今、もし、この世界が『レオン・ド・バラッドの伝説』の世界だとしたら、奇しくものめり込んだという表現はあまりにも適切過ぎて涙が出そうだなんて言えてしまうくらいに。
ゲームでは主人公レオンとなってプレイすることもできるが、キャラメイクで自分の分身を作りだしてプレイすることも可能だ。
レオンでプレイしたら勇者になることが確定のイージーモードだと言えばわかりやすいかもしれない。それだけじゃわかんないけどな。
一方、キャラメイクで始めると、勇者になれるとは限らない。
スタートは別で、魔王を倒して世界を救い、平和を取り戻すというゴールはどっちも同じだ。
スタートは別といっても、始まるタイミングと場所はレオンだろうがオリジナルキャラだろうが同じ。どっちでもはじまりの村だな。
ただし、ゴールした後、つまりクリア後の扱いは少し違う。
キャラメイクしたオリジナルキャラでクリアすると、そのキャラが次のプレイ時にNPCとしてプレーヤーと同じパーティーに入れることが可能になる。もちろん自分が育てたキャラだからといってNPCとしてパーティーに加えなくてもいい。そういう仕様があるから、あの真面目メガネ委員長さまが六周目をやってたってのは……いろいろと思うところがあったりする。
話を戻して続ける。
ゲームは主人公がどちらであっても14歳で、はじまりの村からスタートする。それからしばらくはじまりの村でスキル熟練度やレベルを上げて(これ自体がチュートリアル的なんだけど、二回目以降のプレイでも必須。というか、この期間が実は決め手だったりする)、魔族の襲撃ではじまりの村が攻め滅ぼされた時に主人公は命からがら脱出して次のステージへと進む。
次のステージはソルレラ神聖国の聖都。
はじまりの村を脱出した主人公は、幾多の困難を乗り越え、15歳になって神殿で洗礼を受ける。
この洗礼が重要なチェックポイント。
レオンでプレイすればこの洗礼で100パー勇者のジョブを授けられる。
オリジナルキャラの場合は、確率……と、はじまりの村での行動が関係してくるんだけど、ややこしいからちょっと省略。例えば、オリジナルキャラで勇者のジョブを授けられるには、いくつか系統の物理攻撃スキルといくつかの系統の魔法スキルを身につけていて、初めて確率が0.00001パー、1000万人に1人? になる。必要なスキルの熟練度をどこまで高めておけるかで、その確率は最大50パーまで上げられる。
低確率でも、どうしても勇者になりたい場合はセーブアンドロードで何回もはじまりの村を滅亡させるというトラウマものの自動ストーリーをVRゲームというハイレベルなクオリティで繰り返す拷問をこなす必要があったりする。
そんで、洗礼でジョブが決まると、ソルレラ神聖国の聖都にある学園に入学させられる。
学園は15歳の年の白の半月の1日から始まり、白の半月、満月、黄の新月、半月、満月、赤の新月、半月、満月、翌年の青の新月、半月まで学んで、青の半月の30日に卒業する。10か月学ぶのだ。
ゲームでは学園部分はイージーモードで、毎月初めにふたつの講義を選択したら、それに関するステータス値が上昇する。もちろん同じ講義を同じ月には受けられないし、二カ月続けて同じ講義を受けるのも認められない。極振りができないようにという制限かもしれないな。それを10か月で、合計20回分のステータスアップを受けて卒業。卒業したら高めたステータスで魔王を倒しに旅立つのだ。
魔王を倒しに旅立った後は、まあ、フツーのロープレと特に大きな違いはないと思うな。レベルアップしてクエストをクリアして、最終的に魔王を倒せばいいだけだからな。ちなみにはじまりの村が属するトリコロニアナ王国は、主人公の学園入学の少し前に魔族によって滅ぼされている。魔王と魔王軍、魔族を倒すってのはトリコロニアナ王国を解放するってことでもあるな。
基本的にはオフラインで、ソロプレイ用RPGなんだけど、LAN接続で最大6人までの協力プレイが可能な特別ミッションとか、ソロプレイで入手した特別なアイテムでIDとパスをゲットして参加できる最大で1000人参加の「死霊都市の解放」みたいなMMOっぽい部分が三か月に一度開かれてたりとか。あ、これおれが委員長を見かけて思わずPKしそうになったやつだったな、そういえば。
ま、学園を卒業するまでの育成モードと卒業後のロープレモードがある、そんなゲームなんだと思ってもらいたいんだけどな……。
村長さんにあの山の名前を教えてもらってからずっと、『レオン・ド・バラッドの伝説』のことについてできる限り思い出そうと努力した。その内容の大半がさっきまでの説明だな。おれの心の奥の深い深いところの腐海の膿のような古傷も含めてな!
そんで今はその日の夜。
月明りで家ん中はそこそこ見えなくはないけどな。
2段ベッドの2階で姉ちゃん爆睡。
あんな乱暴者のくせに、ぐぅぅがあああああっっっ、というようなでっかいイビキではなく、めっちゃかわいい、すー、すー、すー、という寝息。なんだろう? ギャップか? ギャップなのか? 姉ちゃんギャップ系キャラなのか? その寝息はシャーリーにふさわしいんじゃね?
ま、姉ちゃんの寝息の話はいいや。
まーにぃーそめられたちぃにぃー。
まーにぃあわずぅながれるぅちぃー。
以前、あの山を見てなんとなくおれの口から出たフレーズ。
これも思い出した。もうばっちり。
『魔に染められた地に、間に合わず流れる血』
これ、民放深夜枠でのテレビアニメ化された『レオン・ド・バラッドの伝説』のオープニングテーマの一部だ。
この歌詞のところの背景に、『ド・バラッドの聖なる山』があったはず。白と青で彩られてた山が黒に近い濃紫に塗り替えられてからさらに赤い何かが流れるように描かれるんだよ。思い出したら脳裏に鮮明な映像が浮かんだぞ? こりゃもう刷り込みだな。
民放深夜枠でのテレビアニメはおれがまさに中学2年生の時のこと。欠かさず見てた。まばたきも気合いで減らした。トイレはCM中でも全力で我慢したな。録画して各話3回は見た。そう思ったらなんで名前聞くまで思い出せなかったのかが不思議なくらいだ。まあ、前世の中二なんてずいぶんと前のことだしな。うん、ずいぶん前だ、ずいぶん。未だにおれの中身が中二なんてこと、ないからな?
しかも、『ド・バラッドの聖なる山』はトリコロニアナ王国滅亡後に魔王城が建てられる、最後の決戦の場じゃねーかよ? あんなチョモランマみてーなとこにわざわざ城なんて建てんの? 魔王って実は馬鹿なんじゃねーの?
まあ、そういうのはとりあえずいいか……。
……いや、よくないだろ? 滅んじゃうんだぞ、おれの国? この村から『ド・バラッドの聖なる山』が見えるんだから、同じく『ド・バラッドの聖なる山』が見えるはじまりの村もこの辺境伯領にある可能性が高い。へたすりゃ、ここがはじまりの村だという可能性すらあり得る。つまりここはトリコロニアナ王国の一部で、その国は魔王によって滅ぼされる……予定。
がーん! 大ピンチだろ! マジかよ!
ここがはじまりの村って可能性は……今んとこ、かなり低い……はず。
推論の根拠は道具屋。はじまりの村にあるはずの道具屋がこの村にはないからな。もちろん、どこかにいるはずの勇者レオンが14歳になるまでにこの村に道具屋ができる可能性も0じゃない。
まさか、おれが正しく税を計算した結果として村の収入が増えて道具屋が建つ、なんてこと……ないよ、ねぇ? ……あ、これ、フラグ? いや、心ん中! 心ん中で思っただけだからな! 口に出してないからセーフっ!!
……そもそもここは本当に『レオン・ド・バラッドの伝説』の世界なのか? とっても似てるけど似てるだけの別世界だってこともあるはずだよな。
もし、『レオン・ド・バラッドの伝説』の世界だったとしたら、どこまでが『レオン・ド・バラッドの伝説』の世界なんだ? ゲームとかと同じ時間の流れなのか、その過去かまたはその未来か。
その点に関してだけどな、村の子どもの名前なんだけど、姉ちゃんのイエナって名前と、村長のやつんとこのシャーリー、あとズッカとティロ。四人とも、『レオン・ド・バラッドの伝説』じゃ、耳にした覚えがない名前だよな? おれがプレイしてた範囲としてはだけどな。
問題はおれの名前のアイン、なんだけど……思い出せないのか、覚えてないのか、関係ないのかよくわかんないけど、なーんか引っ掛かる名前なんだよな。
まあ、夜中にこっそり起き出したのは頭ん中だけで考察するんじゃなくて……。
おれは、部屋の隅に立てかけられている、母ちゃんの、はたき代わりの木の枝を見た。
長さはおよそ1m。握りとなっているところには滑り止めで布が巻かれていて、先端に近づくほどに葉っぱがついてる。この葉っぱがはたき代わりにちょうどいいみたいな?
アイテムのうち、道具か武器・防具かの判定では、木の棒が武器補正値10の剣術系スキル用武器だったはず。はじまりの村の道具屋でも木の棒は武器として売られてた。
月明りだけの暗がりの中、おれは母ちゃんの木の枝にそっと近づく。足音を立てないように。この部屋には姉ちゃんだけ。父ちゃんと母ちゃんは隣の部屋だ。足音を消せば消すほど、姉ちゃんの、すー、すー、という寝息が大きく聞こえるような気がする。
木の枝は先端から握りまででだいたいおれの爪先から下唇くらいまで届く。今のおれにはちょいと長い気もするが、扱えないというほどでもない。
木の枝が道具判定なのか武器判定なのかは分からないが、とにかく使ってみる。ひゅんと振るうとぶひゅっと風を切る音が鳴ってあせる。葉っぱのせいだな! びっくりするじゃねーかっ!
道具か武器か。初級スキルを使ってみれば分かる。それは同時に、この世界でゲームのスキルが使えるかどうかの確認にもなる。
物理攻撃スキルの熟練度は素振りでも通常の100分の1という効果があることはあるんだけれど、それはあくまでも木の枝が道具判定ではなく武器判定だったとしてのこと。
はっきりと物理攻撃スキルの起動を確認するには、敵に向かってスキルの予備動作をしなければならないんだけど……とはいえ、ここには、姉ちゃんしかいないんだよな……。
……。
…………。
………………。
……………………。
…………………………ま、いっか。毎朝のゲンコツの恨みってことで。
おれは二段ベッドの二階ですやすやと眠る姉ちゃんに向けて、静かに木の枝を構えたのだった。
リンネ:・・・。
レオン:どうかしたのか、リンネ?
リンネ:あ~、あのね~、今回は~、説明が多くてね~。
レオン:読みづらかった、ということか?
リンネ:どちらかと言えば~、そうだね~。
レオン:ボクもそう感じていた。リンネだけじゃないさ。
リンネ:そっか~。安心した~。
レオン:ところで、ボクにもよく分からない部分があったんだ。
リンネ:そうなんだ~。
レオン:うん。なあリンネ、「ディー」ってなんだ?
リンネ:・・・。
レオン:第一話からも確か出てきたと思うんだが・・・。
リンネ:・・・リンネにはよくわかんないね~。
レオン:そうか、残念だ。
リンネ:とりあえず~、お兄ちゃんはもう一度~、第一話から読み直してみてね~。
レオン:第一話?
リンネ:第一話だよ~。漢字二文字に要注意だよ~。それ以外の意味での「ディー」は~、全然別の意味で説明が危険なんだよ~。
レオン:・・・リンネは「ディー」が何か、知ってるのか?
リンネ:・・・お兄ちゃん~、リンネは知らないよ~。
レオン:(顔こわっ! 顔こっわっ!)・・・そ、そうか。
リンネ:それよりも~、ついに題名~、出てきたね~。
レオン:そうだな、今回はたくさん出たと思う。
リンネ:そっちじゃないよ~、最後の方だよ~。サブタイだよ~。
レオン:???
リンネ:お兄ちゃんは~、もっかい~、読み直し~。
レオン:なん、だと?
リンネ:次回もお楽しみに~。
レオン:ではみなさん、↓↓↓↓の評価ポイントを「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にしていただけたら! ぜひとも、ぽちっとクリックを! ブクマも、感想も、レビューも、待ってますから! よろしくお願いします!




