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わいニートが愉快に無双する話聞く?  作者: ハンニバル
ひとつ目のダンジョン
1/1

わいがファーストキラーやって?

わいは年齢こそ高校生やが夜を住処とする生粋のNEETや。今は新海誠祭りインザMidnightの真っ最中やで。


そんなわいの所に至福のひとときを忘れさせるような出来事があったで。なんと蚊がBoon (ネイティブ)と鳴き声をあげながら少し開いた窓の隙間から侵入してきたんや。


ハーバード大学に入学予定のわいはもちろん他のどんなやつよりも博識やから蚊がBoon (ネイティブ)って鳴くのは求愛行動やっていうこともそんな求愛行動をするのは雄の蚊だけやってことも知っとる。


やから普通に考えるならこの五月蝿いけど無害な蚊を叩く必要なんて何一つないんや。もちろんわいはめちゃくちゃ優しいからいつものわいやったらこの蚊がどんだけうるさくても仏の心で許したるで。


やけどわいは許せんかった。確かに音もなく刺されるのもムカつくが今は新海誠祭りインザMidnightの真っ最中。iPadの音がちゃんと聞こえんやろがい!


ちな上記の思考にわいがさいたリソースは僅か0.2秒ほど。わいは目にも止まらん速さでその蚊を叩いた。


パンっと音がたってわいは蚊が手のひらで潰れてることを確認する。 するとわいはその蚊が思ったよりデカいことに気づいた。


なんや気味悪いなあ。


するととんでもないことが起こったで。そしてこれがわいの伝説が始まるきっかけでもあったんや。


なんや頭の中に美人なお姉さんの無機質な声が響いた。


――経験値を獲得しました――

――ファーストキルを達成しました――

――称号ファーストキラーを確認しました――

――スキル早熟の発現を確認しました――

――スキル幸運EXの発現を確認しました――


ははーん。なるほどなあ。わいはもう完璧に理解したで。


いや正確に言うと完璧には理解してへんけど。とりあえずわいがなんや凄いことに選ばれたってことは分かった。


とりあえずわいはこういうときなんて言うべきか知っとる。わいは近所迷惑にならんように小さい声でこう呟いた。


「ステータスオープン」


すると目の前にステータスっぽいのが表示された。


--------

佐藤 博康

Rank 1


固有スキル


早熟

幸運EX


詳細

--------


要するにこれはわいの今の状態を表しとるって言うことやな。名前とランキング、スキルが表示されるんか。ところで詳細ってどういうことや?


ははーん。わかったで。要するに作者の都合って言うやつやな。作者がほんまは能力値まで書きたかったけどなんやめんどくさいから省略したとかそんなんやろ。


それか別にその気になれば他のなろう作品からコピーしたのを拝借してきて数値とかちょちょっと書き換えたのを貼ってもいいけどほんまは設定自体がまだ考えられてへんとかそんなんやろなあ。


あれ?作者ってなんや?わいは何についてははーん。わかったで。とか言ってたんや?まあそんな細かいことはええわ。


わいは詳細にのボタンを押してみた。押せるんかいって思ったがそんな野暮なツッコミはなしや。作者も頑張ったんやろ。


あれ?作者ってなんや?わいは何についてははーん。わかったで。とか言ってたんや?まあそんな細かいことはええわ。


--------

佐藤 博康

Rank 1


レベル1

HP :5/5

MP :1/1

筋力 :3

耐久 :2

敏捷 :1

器用 :1

魔力 :0

対魔力:0

SP :10


固有スキル 早熟 幸運EX

スキル なし

--------


なるほど、これが一般的な文化系高校生の平均的な能力やと思ってええんかな。ちなみにわいは天才やからこのステータス欄からもいろいろなことがわかったで。

1つ。この世界ではモンスターを倒すなりして鍛えたらそれこそ人が目で追えない速さの達人くらいには成長出来そうだということ。

これの理由としては初期ステータスが1桁であることや。もしも鍛えてもあんま変わらんならもっと大きい数字使って細かく段階付けるやろ。

2つ。

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