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第一話
処女作で御座います。
どうかお手柔らかに
オークと言う生き物には本来なら自我というものはない。外見は醜悪極まりなく見た目は豚に酷似している。
奴らにとって同種である仲間のオークは敵でも無いし味方でも無い。まぁそれは腹が減って無い場合に限ってなのだが。ところがある日過去に例を見ない異質なオークが現れた。そのオークには他のオークとは明らかに違う点があった。この個体に限りヒューマンと呼ばれる種族とそう大差ない知恵があった。理性があった。自我があった。
のちにこのオークは幾千もの配下を従える(王)になるのだがまだ誰もーーー知る由もない。
これは偶然か神の悪戯か自我が宿った他とは少し特別な、ーーー(オークの物語)ーーー
ありがとうございました