自己紹介
僕の目の前に
女の子が立っていた
あ、そういえば自己紹介がまだだったね
僕の名前は神様!
ナレーションをしている人だよ!
ちなみに主人公くんは深沢和人くんだよ
僕の名前、わすれないでよね?神様だよ?
和人「だ、だれですか?」
母「あらぁ〜、おかえりなさいかずと」
女の子「はじめまして」
沙夜香「深沢沙夜香です。」
和人「は、はじめ…まして……」
「って、どうゆうこと?」
母「あぁ!ごめんね、これから仕事だから」
「説明は当人同士でおねがい!」
和人・沙夜香「えっ!」
母「じゃ、いってくるねー!」
ガチャン
ドアの音とともに沈黙がおとずれる
突然、女の子と二人きりにされたのだ
当人同士でどうにかなる話ではないだろう
と、思うが
こうしてても何も始まらない
なにか話さねば
ことばをさがしていると…
沙夜香「あのぅ」
和人「ん?」
最初にことばを見つけたのは沙夜香の方だった
沙夜香「わたし、あなたの妹になったの」
和人「へ?」
妹?え?この子が?え?マジ?
確かに深沢って僕と同じ苗字だけど
沙夜香「わたしはお父さんの子だから」
「義理の妹…かな?」
確かに母は一年前離婚して
再婚したが
相手に子供がいるとは
知らされていなかった
沙夜香「えっと、これから、よろしくね?」
僕はこんなにもかわいい新しい妹と暮らすとなる
と、今後どうなることやら
僕はこう答えるしかなかった
「こ、こちらこそ」
さてここからが問題、
僕達はこれから何をするのか
関係性は知れたがお互いのことは何も知らない
自己紹介などするべきなのか
いや、いまさら中学生がすることじゃ
沙夜香「えっと、自己紹介からするね」
うん、僕たちには必要だ!
沙夜香「えっと、名前はさっきも言ったけど」
「深沢沙夜香です。13歳で、多分、がずとくんと一緒の学年かな? 好きな食べ物は練乳で嫌いな食べ物はピーマンです。」
13歳、か
学年は同じになるな
ん?れんにゅうって、たべもn
沙夜香「はい次、かずとくんのばん!」
和人「え?あ、深沢和人です、えーと、14歳で好きなことはゲームです」
僕はあまり自分のことが好きではない
なのであまり自分を主張しない。
沙夜香「えー!それだけ?」
和人「それだけだよ?」
沙夜香「もっと他にないのー!?」
こいつはおしゃべり好きかよ
和人「僕はあまり人と話したくないんだ」
沙夜香「そんなんじゃ友達できないよ!」
和人「特定の人と以外話さないだけで」
「友達はちゃんといますー」
沙夜香「えー、見た感じいなさそーだなー」
和人「見た目だけじゃわかんないだろ!」
沙夜香「女の勘は鋭いんだからね!」
何やかんやでお互いが分かったところで
仕事が終わった母が家に帰ってきた
母「ただいまー」
「二人ともなかよくしてた?」
言い合いをしていただけで喧嘩はしていない
そういえば言い合いとかも久しぶりだったな
何年ぶりだろ?
母「あと二人分の部屋は用意出来なかったから」
「さやかちゃんはかずとの部屋を共有スペースとして」
「引っ越すまでの1週間一緒に過ごしてくれる?」
引っ越すの?
いや、それが問題ではない
和人「いやいや、マズいでしょ」
母「どこが?」
この人はわざとなのか、だが母もたまに抜けてる
ところがある
仕方がない
部屋がないのもそうだし
1週間…
我慢するか
これから何かが起こりそうな嫌な予感がする。
あとがき?
僕はまだ初心者です!なんにもわからん!
あとがきとは?
しかも2作目で気づくという。
分からないことが山々ですが
勉強しつつ頑張って投稿いたします!
妹=最強