黒猫のノアちゃん
初めて投稿です。
本格的な小説を書く前にお試しで書いてみました。
ノアちゃんはツヤツヤの毛並みでクリクリ金目のとても可愛い黒猫です。
でも本当は猫又なんです。その気になったら二本の尻尾と、とっても大きな妖怪の姿になれ、大きな獣だって狩れちゃったりします。でもちっともその気にはなりません。
だって優しい飼い主さんが毎日くれるカリカリや猫用おやつがとっても美味しくて獣肉なんて食べる気がしません。生臭くって鼻が曲がってしまいます。栄養バランス悪いですしね。
狩りも面倒臭いですし、据え膳バンザイです。
それに大きくなったら温かいお膝に乗ってお昼寝が出来なくなってしまいます。大好きな飼い主さんが潰れてしまいますからね。
グロい飼い主さんは御免です。
グロくなったら毎日のブラッシングもして貰えなくなっちゃいます。飼い主さんはゴットハンドの持ち主でノアちゃんの毛並みはいつも最高級の絹のようにツヤツヤです。
毛並みはノアちゃんの自慢なのにそんなの絶対我慢出来ません!
だから猫又ノアちゃんは今日も飼い猫ライフを満喫してるのです。
おしまい♪
お読み頂きありがとうございました。