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僕と美人の召使い・・・と異星人  作者: shimaumatousagi
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第31話  冷や汗

「・・・おはようございます。」

「凛、おはようございます。」


「あっ おはようユナ・・・」

「もう朝なの?」


「ええ、体力も回復しており昨日睡眠に入ってから10時間を超えたので起こさせてもらいました。」

「凛の最適睡眠時間は8時間ですので・・・」


凛は少し寝ぼけながらもベットから上半身を起こした。


(8時20分か・・・良く寝た感じだ。)


ユナが起きたと同時に太陽の光を取り込んでくれたので、部屋がキラキラした爽やかな感じになった。その瞬間に太陽光を脳で感知した凛は体内時計がリセットされ体中が目覚めた。

ユナを目で探すとエプロン姿で何だか忙しそうにしている。


(僕の着替えとか朝食とか用意してくれてるのかな・・・)

(幸せな瞬間ってやつだな・・・エヘヘ)


ちょっと幸せなそしてちょっとエッチな気分に浸っていた凛だったが、昨日の大変な出来事を鮮やかに思い出した。


(!!!)

(ヤバい!昨日メチャクチャやったんだった!)

(そうだ!テレビ!)


「ユナ。テレビのニュース見せて!」


「わかりました。そのままベットで寛いでお待ちください。」


目の前3m先くらいに大画面の画面が現れた。

同時に手元に現れた操作リモコンでチャンネル次々と変えてみたが、やはりどの局も昨日の出来事を特番で放送していた。


・日本とA国はこのまま戦争に突入するのか?

・X国の破壊部隊が多数日本に潜入中。

・この状況下でも、いまだ話し合いでの問題解決を訴える人達。

・日本国内で各国のスパイが活動を活発化。

・X国は本当に鎮圧できたのか?

・X国Y国からの反撃は?

・日本はどこまで対応できるのか?

・A国は最後まで日本を守ってくれるのだろうか?

・Y国が沖縄に向けて艦隊を出撃させたという情報は本当か?

・A国とE国の秘密兵器と秘密部隊がY国艦隊を撃破!?

・世界各国が今回の件で、自国利益の為に翻弄。

などなど・・・


評論家と呼ばれる人々が何でも知っているかのような口調で好き勝手なことを、あることないことしゃべっている。

凛はその人たちが滑稽に見えた。


(あぁ-あぁ-あぁ-)

(みんな滅茶苦茶言ってるな・・・)

(でも、俺とユナの事は知られていないみたいだ。)

(ユナがきっと完璧に情報データを消去してくれてるはずなので、取りあえず一安心かな・・)


そんなことを考えながらチャンネルを変えていると、ある局の番組で凛の手が止まった。


「謎の自衛隊機 Y国艦隊を撃破!!」


(えっ!)


西側諸国の軍隊に詳しいという評論家の人が極秘情報を入手したということで、熱弁を振るっていた。

凛は青木と名乗るこの評論家の話に釘づけになった。


「私が入手した情報によると、Y国は間違いなく沖縄に艦隊を派遣したようです。」

「慌てた自衛隊とA国軍がスクランブル発進しましたが、それよりも早く1機の戦闘機がY国艦隊の前に立塞がったらしいのです。」

「そして何と!Y国の大艦隊をたった1機で壊滅させたと言うんです。」


「えっー」

「本当ですか?」

「SF映画の内容としか思えませんけど・・・」

「いくら青木さんの話でもそれは信じられませんよ。」


「こうやって話している私だって信じられませんよ!」

「でもそれが真実だという事なんです。」


この評論家の人の話では、戦闘機を操っていたのは日本人で今は沖縄に潜伏している模様であり、日本とA国が現在必死で捜査しているとの事。


(すごいな・・・この人)

(どうしてここまでの情報を得たんだろうか・・・)


するとユナがさっきのエプロン姿のまま現れた。


「凛、朝食の用意が出来ましたよ。」

「この服に着替えて食堂に来てください。」

「早めにお願いしますね。」


とユナに超可愛くお願いされた。


「はーい!」


急いで食堂に行くと、ロルとリセも来ていて凛を待っててくれていた。


「おはようございます。」

「遅くなってすみません。」


「んっ?」

「大丈夫 大丈夫」

「僕とリセも今来たところだから。」


ホッとして席に着こうとした凛に続けてロルが話しかけた。


「リン。」

「昨日は大変だったな。」


「ええ」

「大変でしたが、皆さんのおかげで無事に日本を守る事が出来ました。」

「本当にありがとうございました。」


凛は深々と頭を下げた。

するとロルが凛に対して、まだ早いだろという感じで聞いてきた。


「大変なのは今からじゃないのか?」

「この状況にお前はどう対応するんだ?」

「この戦いはこれからが始まりだろ?」

「教えてくれよ。」


「えっ!!」


一瞬返答に困り固まってしまった。

同時になんだか、妙な脂っぽい汗が出てきたのを凛は感じた。



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